命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

受苦の色・・新たなとうしみさん


新たな灯心(とうしみ)さん二つの成形が終わりました

灯心(とうしみ)さんを作っていると

つちびとにとっての色の意味合いを改めて考えます





20年以上前のつちびとは・・茶色以外の色も使っていました

その後・・ほぼ茶色のグラデーションのみでのつちびととなり


そして・・この何年かは・・どうしても色がいると思った時には

色を使うようになりました



最初の頃の色は・・なんとなくの色

そして・・潔く茶色だけを選択する期間があり


今は・・・メッセージみたいに色を使うようになりました



たまたまなのですが・・

今読んでいる『生きる哲学』の志村ふくみさんの章で


ゲーテの言葉が引用され

「色彩は光の行為であり、受苦である」というのが書かれてありました


そして・・さらに続く


「受苦」とは、光が色となることで、世にある苦しみを引き受けることを指す。

光は、色となって万物に寄り添う。




あとの部分はゲーテの言葉を理解し若松英輔さんが補足されたものなのだと思います


この言葉を読んで・・茶色だけのつちびとが

ある時から色を持ち出したことの理由が

腑に落ちました



私も・・覚悟を持って色を使いたいなあと思いました




2018年に作った『世界の描きかた』というつちびとは

ほんのわずかですが散らばったクレヨンに色を入れました





そして・・このつちびとの言葉は

 優しい色を 探した

なかなか 見つからなくて

 いっぱい…探した


というものでした



このころから「受苦」を無意識のうちに感じていたのだなあと気づきました



焼きあがっている5つの灯心(とうしみ)さんに

成形の終わった二つを仲間に入れました






この子たちの色も・・受苦の色です








 

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