命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

初日です

無事、搬入を終えました

展示作業の途中で足がつって靴を脱いで裸足で作業を続けたり

帰り道では・・腰が痛くてたまらなくなったり

だけど・・搬入と展示は無事に終えれたのです!

 

まだ・・ちゃんと一つ一つの確認はできていないし

微調整も必要な部分もあるでしょう

だけど・・

 

ああ・・このつちびと達はこのお寺に来るために今までお嫁に行かなかったのだなあと

思う場面がしきり

 

会場のある2階に上がる広い階段に置かれているお地蔵様の横には

いのちの粒を置きました

 

いのちの粒を作ったのは

コロナがやってきた初期の頃

数字でしか命が報告されないことに違和感を覚え

 

ちがうんだよ

命はどんな命もそれぞれ温もりがあり・・大切でいとおしいものなんだ

そんなことを感じてほしくて作ったつちびと

 

お地蔵さんの傍に散らばって

石ころの横に居て

應典院でそのことを伝えています

 

 

ふと・・アルに、ありがとうを言いたくなりました

4年前、個展の在廊後、家に帰ったらその朝には普通だったアルが亡くなっていました

そのことが苦しくて辛くて

 

しばらくつちびとを作ることができなくなりました

そして・・何か月か経って・・やっと手を動かすことができるようになった時

お寺でつちびと展をしたいと思い始めました

 

その気持ちが繋がったのが應典院でのつちびと展です

でも・・コロナで延期され・・

やっとこの秋、願いの場所につちびとを連れてくることができました

 

いろんなつちびと達を展示しながら

そのつちびと達を見ながら

 

自分の中にある祈りの想いに今更ながら気づきました

 

アルが逝ってしまったことは今も直視できないほど痛いことのままなのですが

置き土産で・・ここに連れてきてくれたんだと・・思いました

 

大切なものの死は・・哀しみも痛みも・・そして不安にもつながるものだけど

こんな大きなプレゼントを残してくれていたんだと思うと

泣けて泣けて・・

 

アルからのプレゼントを今もらっているんだなあ・・と

 

 

そして・・くしくも初日の今日は

4年前・・アルが私のいない間に旅立った日です

 

意識して開催日を決めたわけではなく

「11月17日(木)14:00~16:00からの『ペットロスとグリーフケア』の催しと重ねて

つちびと展ができたらいいですね」との

應典院さんからやり取りで偶然決まったつちびと展の開催日でした

 

なんなんだ・・このめぐりあわせ

この日程もアルが引き寄せた?

 

自己中のアル君、逝っちまってからもキミは自分を中心に置くんだね

 

大切な存在がいる方

大切な存在を かつて送った方

お寺でのつちびと達に会いに来てください

 

 

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可南つちびと展 in應典院

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