昨日、たまたま画家 山下清さんについての特集番組を見ていて
その中で、『長岡の花火』という貼り絵について解説されていたのですが
番組はそれだけにとどまらず
長岡の花火大会についても特集されていました
無知な私は、長岡の花火大会の開催の歴史をまったく知りませんでした
前回の戦争時の昭和20年8月1日に、長岡も大きな空襲があり被害を受け・・
昭和22年に鎮魂や復興の願いから始まった花火大会なのだそうです
そして、その願いは今も変わることなく、忘れることなく
三尺玉の花火を打ち上げる前には空襲警報と同じサイレンが鳴らすのだそうです
また・・花火大会の前日には、空襲の始まった日時に白菊という白い花火を3発打ち上げられるのだそうです
番組の中で・・ある花火師の方も山下清さんも
「爆弾がすべて花火に変わったらいいのに!」・・そのようなことを言っておられました
今の日本の流れの中で・・とてもいい番組を見れたと思いました
そして・・見た後
ふと・・非戦の花のつちびとを想いました
花のつもりで描いた体に刻まれた模様が・・
夜空の花火にも似ているなあと思いました
恒久平和を願いながら・・失われた命を悼みながら
空襲警報と同じサイレンを鳴らし毎年花火を打ち上げる
そこには祈りの心があります
日本の市井の人達は戦うための道具を決して欲してはいない
戦いのない世界だけを願っている
そんなことを・・まだ見ぬ長岡の地で鳴るサイレンの音や
白い花火に重ねて・・
思いました
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11月2日(木)~11日(土)11:00-19:00 月休廊
最終日は17:00まで
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