命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

お詫びとお知らせ

2、3日前、應典院の齋藤さんからお電話をいただいた

その頃は体調がかなりまだひどい状態で・・ほとんど横になっている頃だった

搬入が近づいてきたから、その確認のお電話かと思ったが

その内容は・・もう少し切実なものだった

 

應典院の建物は、大阪都市景観建築賞の奨励賞にも選ばれたことのある

コンクリートと鉄とガラスで構築されたとてもカッコいい建物

旧来のお寺というイメージとはちょっと違って・・そのことも私を惹きつけた理由です

 

で、お電話によると・・そんな建物ゆえのアクシデントが起きたとのことです

かいつまんでお話しすると

 

屋上の部分から少しの雨漏りが発見され、その修理をしなければならなくなったこと

しかもその建物の特殊な構造のため、屋上に上がる階段とかはなく

修理をするためには、急遽ぐるっと足場を組まねばならないこと

その足場設置が、つちびと展の会期途中の21日から始まってしまうこと

 

こちらが申し訳なくなるほど齋藤さんは何度も謝ってくださり

足場の見える窓に暗幕をかけるとか

窓側でない壁側につちびとの置き場所を変更するとか

いくつかをご提案くださったのだけど・・

 

目覚めたばかりのボケた頭で・・だけどしっかりとお答えした

気づきの広場は光あふれる場所にしたいので暗幕はいらないということ

また、壁側にはパネルを貼るので、当初通り窓際につちびとを置くつもりだということ

 

心は揺るがなかったつもりだったけれど・・

体調の治りもいまいちだったこともあり

よりによって足場の設置かあ・・と後から少し心が動揺した

 

だけど・・少し時間を置いたら

なんだか・・つちびとにはお似合いだなあと思った

 

 

足場について調べてみた

足場とは建築工事において、高所作業時に作業員の足掛かりの為に仮に組み立てられた構造物のこと

だそうだ

 

ふと思う

心の深い部分への足掛かりとなることを願って、つちびとを作っているのではないか・・と

 

そして・・さらに思う

もともとお墓の見える場所で、つちびと展を開きたいと思った私なら

 

足場の見える場所で・・

そして・・その合間合間からお墓が見えるという想定外の場所で

つちびと展を開きたいと思ったらいいじゃないかと 

現代美術と考えたら足場とお墓・・なかなか面白い

 

ということで、私の気持ちは落ち着きました

というより・・

これまでにはなかったつちびと展にすることができるかもしれない

いや・・そうできるよう頑張ろう

 

そう切り替えることができました

 

だけど・・それは私個人の気持ちなので

ご覧いただく皆様にはお知らせしておいた方がいいかなと思いました

 

17日から20日までは足場のないお墓だけが見える窓を、バックにした気づきの広場でのつちびと展

21日から27日までは足場の合間からお墓の見える窓を、バックにしたつちびと展

となります

 

選んで・・ご来場いただけたら嬉しいです

 

今は・・つちびとは、それぞれどんな状況でも動じないであろう

と信じています

ピンチはチャンス・・そう言い聞かせています

 

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可南つちびと展 in應典院

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