涌フェチ 2024

涌の今年を振り返る 2021年 3月ー4月

2021年 涌のニュース
2月 Twitter始める
3月 史上初3球団(西武・ロッテ・楽天)で開幕投手
5月 通算2500投球回達成
6月 通算150勝
7月 第二子 女の子が誕生
10月 2年ぶり中継ぎ登板
★今季成績 21登板(先発:17 中継ぎ:4)6勝8敗 防御率5.04



■3月26日(金)7回無失点 1勝目
〇対日ハム:楽天生命パーク
8対2で楽天の勝利

『楽天・涌井、史上初3球団開幕投手勝利! 石井監督に公式戦初勝利贈った』
プロ野球史上歴代5位タイなる10度目で歴代3人目となる3球団目の開幕投手を務めた涌井が完璧な投球を見せた。初回わずか9球で抑えるなど140キロ前後のストレートと時折見せたカーブなど緩急を使った投球で日本ハム打線を手玉に取った。涌井は7回116球を投げ4安打5奪三振の無失点で後を託した。涌井の後を受けた2番手・宋が2失点したが、日本ハム打線の反撃を継投で乗り切った。
涌井はプロ野球史上初の3球団で開幕投手勝利を挙げた。
スポニチ

『【楽天】“マー君ショック”涌井が振り払う 7イニング無失点で開幕戦白星 石井新監督にプレゼント』
“マー君ショック"を振り払う快勝だ。楽天の先発・涌井秀章投手(34)が7イニング無失点、被安打4、5奪三振の好投。石井監督に指揮官初白星をプレゼントした。涌井は西武、ロッテ時代を合わせて自身10度目の開幕投手の大役にも「確かに緊張はすると思いますが、特別開幕戦だからといって、攻め方を変えるとかはない」と普段通りの投球をすることを誓っていた。
 この日は2回まで連続三者凡退。3回には2死一、二塁で松木剛の右前打で三塁走者が本塁へ突っ込んだが、右翼・田中和の本塁への好送球で失点は免れた。以降も変化球が低めに決まり、走者を背負っても淡々と次の打者に集中してピンチを広げなかった。
中日スポーツ

『史上初の3球団開幕投手勝利の楽天・涌井 辰己の先頭弾も予言していた 「本当に打っちゃった…」』
涌井は前回登板の19日ヤクルトとのオープン戦で3回2/3で8失点だったことに触れ「涌井は「前回登板でボコボコに打たれていたので、調整できてよかったです」とホッとした表情を見せた。また初回に1番の辰己が先頭初球打者を放ったことに「今日、辰己が先頭打者ホームラン打ったので。ロッカーたまたま(辰己と)隣で『初球あっちに打てばホームランになるよ』って言ったら本当に打っちゃったので。それでメンタルやられて慌ただしくなりました」と、まさかの予言的中に焦ったという。
涌井は石井監督に初勝利を贈れたことに「ずっと若い頃からお世話になってきてたので、凄い色々感謝もしてる」と喜んだが「初勝利のボールを牧田さんにもらうの忘れて、自分が渡したかったですけど」と苦笑い。それでも今季のシーズンへ「いいスタートが切れたので、去年のようにずっと連勝して、また辰己に打ってもらいたいと思います」と意気込みを語った、また辰己も「感謝の気持ちを忘れないように、これからも一つ一つ勝って、みなさんに勝利を届けれるように一生懸命やっていきたい」と語った。
スポニチ

『初陣勝利の楽天・石井監督 快投の涌井へ「現役時代いっぱいごちそうしたのでしっかりやってくれた」』
安どの表情を浮かべた石井監督は試合後、「僕も1勝目、新たにこのチームで一歩を踏み出したなと思います。(涌井は)メンタルもテクニカルもすべて良くて。前回オープン戦は不安だったけれど、こういうピッチングしてくれると信じていたし、ご飯も現役時代いっぱいごちそうしたのでしっかりやってくれたと思う」と、石井節で称えた。
スポニチ

『楽天涌井「良かった」史上初!3球団で開幕投手勝利』
▼涌井の開幕投手は西武時代に5度、ロッテ時代に4度あり、今回が10度目。開幕投手を10度以上は6人目で、3球団で務めたのは内藤(金鯱、朝日、広島)渡辺秀(巨人、日本ハム、大洋)に次いで3人目。涌井は西武時代に3勝、ロッテ時代に2勝しており、開幕投手の通算6勝は3位タイ。過去に2球団で開幕投手勝利は涌井を含め10人いたが、3球団で白星は初めてだ。
日刊スポーツ

『【楽天】涌井秀章、開幕戦6勝で村田兆治、北別府学と並ぶ3位タイ記録「すごい人たちの中に入れるのはうれしい」』
石井監督に初勝利をプレゼントした右腕は試合後、「ホッとしました。勝ちを期待されて送り出されている。7回を投げられたし、期待されている内容は最低ラインはこなせた」と笑みを浮かべた。
粘り抜いた末に得た今季初白星だった。「今日は球が操り切れてなかった」というように、3四球を与えるなど本調子ではなかった。116球中、直球は36球。初球は真っすぐで押したが、2回以降は変化球主体にシフトチェンジ。「唯一、いい変化をしていた」シンカーとスライダーを計50球と多投した。2―0の5回2死満塁の危機でも、松本に対し3球連続でシンカーで攻め、最後はスライダーでタイミングを外して中飛に仕留めた。
17年目の今季は横浜高の先輩、西武・松坂との投げ合いを夢見る。「松坂さんは全てにおいて自分よりも上」と尊敬の念を抱く憧れの存在に対して「俺が勝てるとしたら勝ち星くらい」と日米通算170勝の“平成の怪物”を“松坂2世”として追い続ける。「通過点」と位置づける節目の通算150勝にもあと5勝とした。
スポーツ報知

『【楽天】史上初3球団で開幕白星の涌井 モチベーションは石井新監督への恩返し「恩というのはなかなか返し切れないと思うので…」』
西武時代にともにプレーした石井監督に、就任後初の公式戦勝利とウイニングボールもプレゼントし、安堵(あんど)の表情。「同じチームでまたやることになったけれど、恩というのはなかなか返し切れないと思うので、期待に応え続けていきたい」と新たな決意を込めた。 
中日スポーツ

『楽天・涌井 史上初3球団開幕星!7回0封 元同僚・石井監督の初陣飾った!』
開幕戦6勝目は別所毅彦、村田兆治、北別府学と並んで歴代3位タイだ。
 「記録に名前が残るっていう、すごい人たちの中に入れるのはうれしいこと」と素直な心境を明かした。
西武時代の同僚でもある石井監督の初采配となった開幕戦で好投。指揮官としての初勝利もプレゼントした。「ホッとしています」。だが、前日にイメージしていたというウイニングボールを渡すという“大役”は牧田に譲った。「自分が渡したかったんですけど…。あとでもう1回行ってこようかな」とおどけた。
デイリースポーツ
3月26日 (金) 対日ハム戦 7回無失点 開幕戦勝利投手


■4月2日(金)7回2失点 2勝目
〇対オリックス:楽天生命パーク
4対2で楽天の勝利

『楽天・涌井 開幕2連勝!昨季唯一勝ち星なしオリックス“攻略”7回2失点9奪三振の力投』
昨季唯一勝ち星のなかった相手を“攻略”し、ロッテ時代の18年7月22日以来(19年5月1日以来です)となるオリックス戦勝利を手にした。

涌井は伸びのあるストレートを中心に3回までに7奪三振の快投。2回、先頭のモヤにこの日初安打を許すも杉本、T―岡田、伏見と三者連続三振。杉本は内角への142キロのストレートで空振り三振、T―岡田は真ん中低めのボール球となるシンカーで空振り三振、伏見に対しては外角低め144キロのストレートで見逃し三振に打ち取った。
2回以降なかなか追加点を取れなかった打線は6回、先頭の鈴木大が左中間への二塁打で出塁。1死三塁となって小郷が決死のスクイズを決め、待望の追加点を挙げた。
しかし7回のマウンドに上がった涌井は、先頭の吉田正に右線二塁打で出塁を許すと、続くモヤに適時中二塁打を浴び今季初失点。1死三塁となってから代打ジョーンズには右前適時打を浴び計2失点。ちょうど100球に到達した涌井はこの回でマウンドを降りた。
スポニチ

『楽天・石井監督 開幕2連勝の涌井を絶賛「開幕戦より精度高かった」 小郷のスクイズも評価「助かった」』
先発の涌井は3回まで7奪三振をマークするなど安定感抜群の投球を披露。石井監督は「本人はそんなに調子良くないって言ってたんですけど、横(ベンチ)から見てる感じではかなり開幕戦よりも精度が高くて、しっかりとしたクオリティーをもってピッチングをしてくれました」と“絶好調”ではないにもかかわらず試合を作ってくれた涌井を褒め称えた。
スポニチ

『【楽天】涌井秀章が7回2失点で開幕2連勝「チームが勝てたので良かった」』
お立ち台に上がったベテラン右腕は、鈴木大がともにヒーローとなっていたことから「前回の3連戦で大地が全然打ってくれなかったので、そろそろやってくれるだろうと思ってマウンドに上がりました」とニヤリ。そして「最後に2点取られて代わったというのがもやもやしますが、こうやってチームが勝てたので良かった」と喜びを口にした。
 これでチームは開幕から3カード連続初戦勝利。「こうやって頭をしっかり取れればチームもすぐ勝ち越しが見えてくるので、次回もしっかりと勝てるように頑張りたいです」と力強く話した。
スポーツ報知

『楽天涌井「四球がないといい試合に」無四球で2連勝』
楽天の涌井秀章投手がオリックス相手に2年ぶりの白星を挙げた。力強い直球とシンカーを軸に、7回5安打無四球2失点で開幕2連勝。
昨季は11勝を挙げ史上初の3球団での最多勝を獲得したが、オリックスには4戦0勝1敗。「去年1回も勝ってないことも含めて集中していた。四球がないといい試合になることが若手も見ていて分かったと思う」と胸を張った。
日刊スポーツ

『楽天涌井「集中」去年0勝のオリックスに先制パンチ』
先制パンチを浴びせた。楽天涌井秀章投手(34)が今季初対戦のオリックス打線を7回5安打2失点に抑え、開幕2連勝を挙げた。
力強い直球を軸に丁寧にコースをつき、無四死球9奪三振。昨季11勝で史上初の3球団での最多勝を獲得も、チームとしても2年連続で勝ち越しを逃すオリックスには4戦0勝1敗。難敵から19年5月1日以来8試合、2年ぶりの白星を挙げ、カード初戦をものにした。
日刊スポーツ

『【楽天】涌井秀章、7回9K2失点で開幕2連勝…「最後に点を取られてもやもや」も』
3月26日の日本ハムとの開幕戦では7回無失点で史上初の3球団開幕白星を挙げた。大役を終えた試合後、自身の携帯電話にはメールや通信アプリのメッセージが200件以上も届いた。元関脇・安美錦の安治川親方(42)から「おめでとうございます」と祝福の言葉も受け取った。場所中は星取り表を確認し、お気に入りの力士の勝敗を気にするほどの根っからの相撲ファンだけに、喜びもひとしおだった。夜遅くまで一人、一人、丁寧にお礼の返事を送った。
通算146勝目をつかみ、節目の150勝まであと「4」とした。今季はカード初戦を任され、相手エースとの対戦が見込まれる。「相手投手も良い投手がくる。自分も割とベテランになってきた。そこでもカード頭に投げられる」と重圧を逆に楽しむ余裕さえある。昨季の最多勝右腕がこの先も“横綱”らしく白星を積み重ねる。
スポーツ報知
4月2日 (金) 対オリックス戦 7回2失点 2勝目



■4月9日(金)8回1失点 涌に勝敗付かず
対ソフトバンク:楽天生命パーク
1対1の引き分け
『楽天涌井8回1失点「寒い中でも投げるだけ」3戦連続7回以上自責2点以下』
楽天涌井秀章投手が3戦連続でハイクオリティースタート(7回以上自責2点以下)を達成した。

気温が低く冷え込むナイターでも1四球と制球を乱さない。7安打も要所を締め、8回1失点と奮闘した。「寒い中でも投げるだけです。今日は信頼できるボールがストレートしかなかった。勝つ以外にないです」と淡々と次戦を見据えた。
日刊スポーツ

『楽天・涌井 ソフトB・石川と白熱の投手戦 1―1引き分けも意地見せた8回116球』
涌井は、ほぼ毎回走者を背負いながらも粘りの投球。初回から犠打で確実に得点圏へ走者を進めてくる相手に対し“ポーカーフェイス”を貫き、周東の中前適時打による1失点のみに抑えた。7回には2死三塁で牧原と白熱の勝負を展開。12球粘られたが最後は136キロのシンカーで投ゴロに打ち取った。
 100球を超えても8回のマウンドに上がった涌井は3番・柳田を遊ゴロ、4番・グラシアルを右飛、5番・栗原を二ゴロとクリーンアップに対し三者凡退。エースの役割を存分に果たしマウンドを降りた。一方、ソフトバンク先発の石川は7回7安打1失点でマウンドを降りた。
スポニチ

『【楽天】今季初の引き分け…石井監督「しっかりとディフェンスはできた」』
先発・涌井は相手先発・石川との、昨季の最多勝(ともに11勝)対決で要所を締めた。初回先頭・周東の中前打をきっかけに2死三塁のピンチを迎えたが、グラシアルを右飛に。3回は2死一、三塁で柳田を二直に封じた。1―1の7回は2死三塁で牧原大に粘られたが、12球目のシンカーで投ゴロに斬り、ピンチをしのいだ。開幕から3戦3勝とはならなかったが、8回7安打1失点の好投を見せた。
スポーツ報知

『【指揮官一問一答】楽天・石井監督、今季初の引き分けに「(ソフトバンクは)ディフェンス力がいいので、こっちも無駄な得点を与えなかった」』
 --涌井の投球について
 「しっかりコーナーを突いていたし、力のあるボールもありましたし、一番はゲームをメークしてくれた。チームが勝つ確率のある内容でピッチングしてくれました」
 --涌井は8回1失点。降板については本人と話をして決めた
 「七回が終わった時点で、ボール的にも力がありました。まだ余力というか、八回は行けるという顔をしていたので、勝負を託しました」
sanspo


『楽天石井監督「素晴らしいピッチング」引き分けも先発の涌井評価』
4回2死から鈴木大、小郷の連打で一、三塁とし、3試合ぶりのスタメン出場の渡辺佳が投手強襲の適時内野安打で先制。同点の8回に2四球で1死一、二塁と好機をつくったが、好調の茂木が遊ゴロ併殺に倒れた。
先発の涌井は寒さにも負けず、立ち上がりからテンポよく腕を振った。先制直後の5回に周東に同点適時打を打たれたが、8回まで1失点と試合を作った。
日刊スポーツ

『楽天・石井監督「チームが勝つ確率が上がる内容」先発・涌井の好投をたたえる』
楽天が今季初の引き分け。石井監督は強力ソフトバンク打線を相手に好投した先発・涌井を評価した。
 今季自己最長の8回を投げて7安打1失点と試合を作った右腕について「しっかりコーナーを突いていたし、力のあるボールもありました。一番はゲームをメークしてくれて、チームが勝つ確率がある内容でピッチングしてくれた」と褒めたたえた。
デイリースポーツ

『3連勝対決は引き分け 楽天・涌井は8回1失点 ソフトバンク・石川も7回1失点』
自身開幕3連勝を目指した先発・涌井は、粘りのピッチングを見せた。五回に周東に同点適時打を許したが、この場面以外は要所を締めた。七回2死三塁は牧原大に粘られながらも最後は投ゴロに仕留め、ピンチを脱した。今季自己最長の8回を投げて、7安打1失点だった。
デイリースポーツ

『涌井、8回1失点好投も…楽天今季初ドロー 気温5度での“最多勝対決”勝敗つかず』
気温5度の中で116球の熱投。「寒い中でも投げるだけです。100球からギアを上げた? ずっとニュートラルでした」と冷静に振り返った。
sanspo


『【楽天】涌井秀章「信頼できる球が直球だけ」真っ向勝負で8回1失点…初ドローで首位守った』
涌井VS石川の昨季最多勝対決。寒さが残る中でも要所を締めた。「信頼できる球が直球しかなかった」と最速145キロの直球を中心に押し込んだ。同点の7回2死三塁では牧原大に粘られながら、12球目のシンカーで投ゴロに封じた。開幕から3戦連続ハイクオリティースタート(7回以上自責2以内)で、指揮官は「言うことない。いい仕事をしてくれている」とねぎらった。
スポーツ報知

『楽天・涌井、志願続投8回1失点もドロー ソフトB・石川と昨季最多勝対決』
8回は自ら「感覚が良くなってきた」と志願して続投。開幕から3試合連続でハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)を達成した涌井は「勝つ以外にないです」。石井監督は「勝てなかったが、引き分けまで持ってくる素晴らしい投球。球数もイニングも、しっかり投げてくれた」と厚い信頼を口にした。
スポニチ

『ソフトバンクが再認識した楽天涌井の手ごわさ 周東猛打賞も中軸封じられドロー』
改めて難敵ぶりを示したのが、昨季の最多勝右腕で今季は開幕投手も務めた涌井だ。昨季涌井に7打数無安打だった1番周東は「カーブを引きつけいい打撃ができた」とする5回の同点中前打など、初回の第1打席から3打席連続安打で今季2度目の猛打賞。8番松田も2安打で2試合連続のマルチを記録した。涌井からの安打は7本。完璧に封じ込まれたわけではない。
 経験豊富なベテランらしい、巧みな投球術を見せつけられ柳田、グラシアル、栗原のクリーンアップは無音。勝ち越せなかった。工藤監督も「中軸のところでうまくかわされた。真っすぐも見せられて意識をさせられて、変化球で打ち取られるという形だった。ベテランらしい投球をされた」と要所をきっちり締めた相手を認めるしかなかった。
西日本スポーツ
4月9日 (金) 対SB戦 8回 1失点 涌に勝敗付かず


■4月16日(金)7回1失点 3勝目
〇対日ハム:東京ドーム
1対4で楽天の勝利

『楽天涌井「3964」日ぶり2ケタ奪三振勝利 マー君登板へ「いい流れ」』
「2748」を「3964」でもり立てた。楽天涌井秀章投手(34)が日本ハム打線を7回5安打1失点に抑え、今季最多121球で開幕から無傷の3連勝。

10三振を奪い、2桁奪三振での白星は10年6月9日阪神戦以来3964日ぶり。3分けを挟むチームの連敗を3で止めた。2748日ぶりの国内公式戦登板を翌日に控える田中将へ「なるべく勝ち星を引き離しておかないと後から追いかけられるので。そっちの心配はしていた」と笑いを誘いつつ「結果的にいい流れを渡せられた」と納得顔を見せた。

「62」に手応えを感じた。7回2死、3ボールから大田へ投じた121球目。外角直球で中飛に押し込んだ。球場表示では今季最速の149キロを計測。148キロも3度計測し「140前半でも空振りがとれている。久しぶりに満足、納得いく球が投げられた」。62球を配した直球に、理想に近い感覚を覚え、開幕から4試合連続でハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)を達成した。

「2」学年下の田中将に刺激を受ける。春季キャンプではノック中にミスをした右腕へ「へい田中!」と声を飛ばし、ムードを作った。西武時代にはエース同士でしのぎを削りあった。「すごく頭がいいので、ゲームプランを自分で組み立てていると思う。明日もいろんなプランを持っていると思うので、いち野球選手として、ちょっと勉強しつつ見たい」。通算150勝まで残り「3」としても、成長意欲は、とどまることを知らない。
日刊スポーツ

『【楽天】涌井、またしてもチーム救った! 7イニング1失点で無傷3連勝 11年ぶり2桁奪三振も』
 勝ちたくても勝てなかったチームを、粘りの投球で救った。楽天の先発・涌井秀章投手(34)が7イニング、121球を投げて1失点。チームに7試合ぶりの白星をもたらし、連敗を3で止めた。自身も10奪三振と11年ぶりとなる2桁奪三振をマークし、無傷の3連勝。3勝は西武・平井、高橋とハーラートップに並んだ。
 チームの重苦しいムードは身に染みていた。「昨日の試合でアサ(浅村)が悔しがる姿を見たので気持ちが入っていた。ピンチの場面でもそういう姿を見せられたかな」と涌井。1回は先制されたが1失点で踏ん張り、4回の1死一、三塁は今川、郡を連続空振り三振に打ち取った。
中日スポーツ

『楽天・涌井が無傷3連勝!「あいつが投げるんで勝ち星を引き離しておかないと」』
121球の熱投を終えた涌井は「久しぶりに納得のいく球が投げられて、去年の最初の頃の感じに戻りつつある。先制点は取られましたが、1点でしのいで投げ切ることができたんで満足はしています」と投球への充実感を語った。
 投球の基本であるストレートでグイグイ相手打線のバットを押し込んだ涌井は「140前半の球でも空振りが取れていたので、そこはよかった」とも付け加えた。
田中将が前人未踏のシーズン24連勝を成し遂げた2013年当時、西武に在籍していた涌井は先発として調子が上がらず、前年に続いてリリーフでの登板が多かった混乱期。楽天の大エースとなっていた田中将とは先発でまともに対戦できていない苦しい時期でもあった。その両者が、まさかこうして同じユニホームを着ていることはもちろん当時誰も想像すらできなかっただろう。
東京スポーツ

『楽天が7試合ぶり白星 黒川V打&涌井3勝目でマー君復帰登板へ前祝い』
先発の涌井は7回を投げて5安打1失点で、リーグトップタイの3勝目。2桁10三振を奪う121球の力投が、1分けを挟んで3連敗中だったチームに勝利をもたらした。
 17日には田中将が8年ぶりの日本復帰戦となる先発マウンドに上がる。その前に再び勢いを付ける白星となった。
スポニチ


『【指揮官一問一答】楽天・石井監督 チームの7試合ぶりの白星に「いい準備ができる薬かなと思います」』
 --涌井の投球について
「素晴らしかったですね。コントロールも丁寧に投げてくれたし、球の勢いもありました。真っすぐありきで、いろんなバリエーションをつけて打者を退治してくれたので、頼もしいピッチングでした」
sanspo
4月16日 (金) 対日ハム戦 7回1失点 3勝目


■4月23日(金)7回2/3 2失点 涌に勝敗付かず
対西武:楽天生命パーク
2対2の引き分け

『楽天―西武は引き分け 涌井VS高橋、無敗の開幕3連勝対決は勝ち負けつかず』
楽天―西武戦は涌井、高橋の無敗の開幕3連勝対決で注目されたが、2―2の引き分けとなった。
スポニチ

『楽天・涌井 抜群の安定感も4勝目ならず「特に何もないです」と淡々』
楽天の涌井秀章投手が開幕戦から5試合連続でHQS(7回以上投げて自責点2以下)を記録する驚異の安定感を見せるも、7回2/3を投げて8安打2失点でマウンドを降り、4勝目を逃した。
 三回と七回以外は走者を背負う投球も要所を締めた。1点リードの六回1死二塁からスパンジェンバーグに右中間への適時二塁打を浴びて、同点とされるも、その直後に小深田のソロで勝ち越した。
しかし、八回2死一、二塁で代打・中村剛に同点の左前適時打を浴びて、119球でマウンドを後にした。右腕は自身の投球を「特に何もないです。それだけです」と振り返った。
デイリースポーツ

『涌井秀章と高橋光成が好投! 両軍譲らぬ展開で楽天対埼玉西武は引き分けに【4/23 試合結果】』
楽天は、先発・涌井投手が7.2回119球8安打6奪三振4四死球2失点。緩急を使った投球で、試合を作った。打線は、ディクソン選手が来日初本塁打が生まれるも、ソロ本塁打の2点のみにとどまり追撃ならず。一方の埼玉西武は、高橋光成投手が7回132球5安打7奪三振2四球2失点の好調がうかがえる投球を見せた。打線は終盤に同点としたが、あと一本が出なかった。
スポーツナビ

『【楽天】涌井秀章、開幕5戦連続HQSも4勝目お預け 石井監督も続投に後悔なし』
石井監督は「(8回も)彼に任せていいぐらいの球の力と精度はあった。(8回のピンチは)代えるか、代えないかというのも(意見は様々)あるんですけど、結果論に勝るものはない。そこと僕たちは勝負するところ。涌井のところに関して言えば、彼が一番うちのチームの中で、しっかりとした球を投げているのでいかせた」と続投理由を説明。後悔はなかった。
スポーツ報知
4月23日 (金) 対西武戦 7回2/3 2失点 引き分け


■4月30日(金)5回1失点 4勝目
〇対ロッテ:楽天生命パーク
8対1で楽天の勝利

『楽天涌井が開幕4連勝、お立ち台で「心苦しいが楽天ポイントのために…」』
2回に押し出しを含む3四球で先制点を許すも、5回を105球3安打1失点。「負ける時のようなピッチングをしてしまった」と反省も、チームを2分けを挟み3連勝に導き「粘り強くゲームを壊さずに投げられた」と汗をぬぐった。

劣勢時こそ、攻めきる。2回。1死満塁から岡に4球連続ボールで押し出し。暗雲が漂う。ただ、そこは17年目のベテラン。「大胆にいかないと結局それがどんどん悪循環になる」と捕手太田へ内角直球で攻める意思を示した。次打者佐藤の初球は内角高め直球ボール。「かわしにいこうとしなくて良かった」と闘争心を奮い立たせ、2球目シンカーで遊直、続く荻野は直球で二飛に打ち取った。
日刊スポーツ

『楽天・涌井 4勝目に「ディクソンは寿司が大好きだそうなので今日のポイントで還元しようかな」』
ヒーローインタビューでは「正直5回で降りたので、この場に立つのは心苦しいですが、楽天ポイントのために・・・。はい」と語り、ファンの笑いを誘った。
その言葉通り、序盤は苦しい戦いを強いられた。二回1死からレアードに右前打を許すと、そこから井上、エチェバリア、岡に3者連続四球を与えて、押し出しで先制点を献上。暗雲立ちこめたが後続は断ち、最少失点でしのいだ。
 その後も走者を背負ったものの、5回を105球でまとめた右腕。「今月、金曜日無敗でいけたので、来月もしっかり勝てるように。そしてディクソンがもっともっと活躍できるように。彼は寿司が大好きだそうなので今日のポイントで還元しようかなと思います」と語って、ヒーローインタビューを締めた。
デイリースポーツ

『10安打8得点の猛攻を見せた楽天が快勝! 先発・涌井秀章は今季負けなしの4勝目【4/30試合結果】』
楽天の先発は今季3勝負けなしの涌井秀章投手。2回表に1死満塁のピンチを迎えて先制点を献上するも、後続を凡打に打ち取って最小失点に抑える。以降も不安定な投球で毎回ランナーを出しながらも、丁寧で粘り強い投球でスコアボードに0を並べ、5回を投げ終えたところで降板し、継投策に入る。
スポーツナビ


『【石井監督一問一答】楽天・石井監督、4月首位「後ろはあまり振り返りたくない。常に前のめりでやっているので」』
--涌井の投球は
「何とかヨタヨタしながら五回のテープは切ってくれた。最低限の仕事はしっかりしてくれるなと思いました」
--計105球で4四球
「体調が悪いわけではないので、安心している。きょうは、真っすぐの質はよかったけど、その他のボールで苦労していという印象です」
sanspo


おまけ
『楽天涌井は5試合ノーアーチ、両リーグ規定投球回以上で唯一/パ見どころ』
開幕から36回2/3を投げて本塁打を1本も許さず、両リーグの規定投球回以上では唯一の被本塁打0。
日刊スポーツ
4月30日 (金) 対ロッテ戦 5回 1失点 4勝目
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