-------- AUTHOR: kyojitsurekishi TITLE: <940>ブカンとウーハン、地名の騒動1年半 DATE: 05/04/2021 01:36:00 PRIMARY CATEGORY: 二 固有名詞問題 STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 ALLOW PINGS: 1 CONVERT BREAKS: 1 CF50_USERNAME:ivory.ap.teacup.com/khanczy/ ----- BODY:
去年(令和2年、西暦2020年)の1月、多く(?)の日本人が「武漢」の#中国語の発音Wuhanを初めて知ったようで、パンデミック(感染拡大)の前にパニック(混乱、大慌て、大騒ぎ)に近い状態になっていたようだ。日本の英語教師が#英語の中の中国の地名をろくに教えていないのだろう。
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昨年の1月から問題になっていた日本語の「武漢」の読み方の問題。日本人でも武漢に滞在したらWuhanという中国語の発音くらい覚えそうなものだ。知らなければ、その人は武漢で何をしていたのか?また空港で訪日外国人に英語で対応する人なら、Wuhanくらい知っていそうなものだ 〔午前10:05 · 2021年6月14日〕
日本のメディアが武漢を「ブカン」と呼ぶことに対し疑問を持つ人(「ウーハン」派)が例に挙げる中国の地名は、ほぼ必ず「北京」「上海」「香港」だが、日本語で「重慶」は「じゅうけい」、「四川」は「しせん」。「ペキン」や「シャンハイ」「ホンコン」の方が例外的(続く) 〔午前10:39 · 2021年6月14日〕
(続き)今の日本で大連をダーリエン、重慶をチョンチンなどと呼んでいる人はまだ少ない。それから年のマテに補足すると「ペキン」「シャンハイ」「ホンコン」のうち、現地音に近いのは「ホンコン」だけで、「ペキン」と「シャンハイ」は現地音ではない。(続く)
〔午前10:53 · 2021年6月14日〕 (続き)
「北京」「上海」「香港」は英語で Beijing(旧称:Peking)、Shanghai、Hong Kong。 中国の標準語ではBĕijīng、Shànghăi、Xiānggăngになる。 「上海」は上海語では[zɑ̃hE]のような発音になるから、「シャンハイ」も「現地読み」ではない。 「香港」は広東語でHöng Gong[hœ́ːŋ.kɔ̌ːŋ]。
やはり武漢を「ウーハン」と呼ぼうと主張する人は中国の地名というと「北京」「上海」「香港」しか知らないのか?「吉林」は「きつりん」、「成都」は「せいと」という風に、日本語では中国の地名は日本語の音読みで読まれる方が普通。
固有名詞の問題で誤解が生じる例は「武漢」だけでなく「重慶」「長春」の場合でも起きる。それに「北京」は今の英語でBeijingだから「ペキン」で覚えている人は 北京五輪のロゴマーク(夏:#Beijing2008、冬:#Beijing2022)を見ても理解できないだろう。
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関連語句
〔武漢 bukan wuhan〕(twitter)
〔@aiai_kamen うーはん〕(twitter)
〔日本語 中国語 ブカン〕(twitter)
〔ぶかん うーはん〕(twitter)
〔@master_yuna 海外 wuhan〕(twitter)
参照
「武漢」の読み方関連tw(2020年1月22~23日) #wuhan 2020-01-26 02:49:40 T-CupBlog 2020/7/12 13:30
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