-------- AUTHOR: ItouK TITLE: 参考書籍 DATE: 12/24/2008 09:26:00 PRIMARY CATEGORY: 参考書籍、掲示板、網録 STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 ALLOW PINGS: 1 CONVERT BREAKS: 1 CF50_USERNAME:ivory.ap.teacup.com/khanczy/ ----- BODY:
『ヨーロッパ諸語の類型論』
下宮忠雄
学習院大学研究叢書33
2001
欧洲諸語の口蓋化、数詞、語彙の比較、『星の王子さま』の英独佛日による翻譯の比較があり、参考になる。
『ゲルマン語読本』『世界の言語と国のハンドブック』
下宮忠雄
大学書林
1995、2000
英語が西ゲルマン語の中の「方言」であること、さらに英語が世界に擴大して変化していることがわかる。中央アジアのシナ語の方言についても参考になる。国名と言語名については日英独佛語を併記。
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『新中日簡体字研究 XIN ZHONG RI JIANTIZI YANJIU』
〔新加坡〕謝世涯(Xiè Shìyá)
語文出版社
1989
シンガポールと中国大陸、日本の簡体字を比較しており、中国で「權」と「漢」の右を「又」にした結果、大陸で「灌」を略せない事情などが、この本でわかる。また、日本の「終戦」(1945年)後の略字には中国古典の根据があることもわかる。
『日譯中教室』陶振孝(Táo Zhènxiào)編著
外語教学与研究出版社
1998
固有名詞の翻譯について、日本語の假名表記の名前や、漢字があっても翻譯者がそれをわからない場合の名前をシナ語にどう譯すかの問題点を指摘している。
御木本幸吉の名前が
「庫基奇・米基莫托」(北京語で読むとKujiqi Mijimotuo)と書かれたことなど、興味深い話がある。
└→Wiki
『ダーリンの頭ン中』
小栗左多里(おぐりさおり)&トニー・ラズロ(Tony László)
MEDIA FACTORY
2005
小栗氏は夫・トニー氏から聴いた「Vは上の歯で下唇を噛まない」という話で大騒ぎしているが、もともと「噛む」ことは重要ではない。v で重要なのは上の歯と下唇による摩擦音であることと、唇音であることだから、w を摩擦化させて上の歯をやや後退させればいいわけで、上の歯と下唇を密着させて破裂させたら b の一種になってしまう。
また、日本語の「ん」が次の音によって変化することでも小栗氏は驚いているが、これも田中克彦氏が1993年に『言語学とは何か』(岩波新書)で書いており、英語の發音を学ぶための音声学の音ではきちんと表になっており、驚くことではない。
└→鼻音の逆行同化問題
トニー氏のほうは片假名で ti を「ティ」で表すなら si を「スィ」でなく、「セィ」で表すことを提案している。これは倫理上、もっともで、中国人はアルファベットの C を sei の第一声のように發音することがある。
Y!Blog
Yahoo!Blog のほうは、「記事の投稿に失敗しました」などと、馬鹿なことを言ってくるので、この TeaCup Blog に書籍紹介の続きを書いた。
ゲルマン語読本(1995)
世界の言語と国のハンドブック(2000)
下宮 忠雄 @amazonJPさんから
13:27 - 2015年5月32日
『ゲルマン語読本』
『世界の言語と国のハンドブック』
1:14 - 2019年4月16日
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前後一覧
2008年12月(平成20年師走<T-CupBlog)
📅令和4年9月(GooBlog)
参照
/ヨーロッパ諸語の比較 | 漢字論原点回帰4 (ameblo.jp)/
Y!Blog
ヨーロッパ諸語の比較
2008/12/24(水) 午前 9:01
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