かのんは「人と話しているときの沈黙が怖い」というお悩みを相談されたことがある。かのんも以前はそういう悩みを持っていた。
人と話しているとき沈黙になると、『あれ?なんか変なこと、悪いこと言ったかな?』と不安になっていた。
この悩みは皆さんも経験があるのではないだろうか?
かのんは中学時代、吹奏楽部だった。そこで顧問が『休符も音符』と言っているのを聞き、衝撃を受けた。
「休符は、音は鳴ってないけれど、『休み・沈黙』という音が鳴っている。だから、休符も音符なんだよ」…というような説明を聞いたことを覚えている。
これは冒頭のお悩みの回答にならないだろうか?
人と会話していて沈黙になったとしよう。沈黙が怖いかもしれない。しかし、それは、沈黙を沈黙として捉え、話を切ってしまったと捉えているからだ。
けれど、沈黙は「音符」=「会話」と考えてみてみよう。沈黙は会話の続きだと捉えてみよう。
…こじつけのような回答だが、同じような悩みを持つ方々、少しでも心が楽になったら幸いだ。