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<フィギュア>羽生、圧倒的大差でGPファイナル2連覇
毎日新聞 12月14日 6時2分配信
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは13日、スペインのバルセロナで男子のフリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で今季世界最高点を出して首位に立っていたソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=ANA=がフリーでも今季世界最高の194.08を出し、合計288.16で優勝し、2連覇を果たした。
SP5位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)がフリー174.72、合計253.90が2位、SP4位のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)がフリー160.05、合計244.53で3位だった。
SP2位の町田樹(たつき)=関大=は、フリーで128.31と失敗演技に終わり、合計216.13で6位、無良崇人(むら・たかひと)=HIROTA=はフリー157.02、合計235.37で5位だった。
羽生 GPファイナル連覇、日本勢男子で初!完全復活
スポニチアネックス 12月14日 5時46分配信
GPファイナル男子フリーで演技する羽生、フリーも1位で連覇を果たした(AP)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは13日(日本時間14日)、スペインのバルセロナで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ゆづる、20=ANA)はフリーでもトップの194・08点をマーク、合計288・16点で日本勢男子初の連覇を果たした。
【写真】GPファイナル男子フリーで演技を終えた羽生は連覇を果たしNo・1ポーズ
五輪金メダリストの翌シーズンのGPファイナル制覇は史上初。GPファイナルには中国杯で衝突アクシデントがありながら2位、NHK杯4位で滑り込み出場を果たしたが、最後の大舞台で王者の本領を発揮した。
羽生はフリーで冒頭のサルコー、トーループの2度の4回転ジャンプを成功、この後も次々とジャンプを決め、つなぎ、スピンでも高得点をマークした。後半に1つだけ3回転ルッツをミスしたものの、ほぼ完ぺきな演技で今季最高得点を叩き出した。
SP2位の町田樹(24=関大)は転倒が響き6位、SP6位の無良崇人(23=HIROTA)は5位だった。
◇男子最終順位◇
(1)羽生結弦(ANA)
合計288・16(SP94・08、FS194・08)
(2)ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
合計253・90(SP79・18、FS174・72)
(3)セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
合計244・53(SP84・48、FS160・05)
(4)マキシム・コフトゥン(ロシア)
合計242・27(SP87・02、FS155・25)
(5)無良崇人(HIROTA)
合計235・37(SP78・35、FS157・02)
(6)町田樹(関大)
合計216・13(SP87・82、FS128・31)