キム・ジェウォン、10年ぶり日本ファンミ「僕は幸せな人間です」
[2011-08-29 18:11:30]
【28日 東京よみうりホール=KEJ具恵珍/写真=張東】俳優キム・ジェウォン(30)が28日午後、東京・有楽町のよみうりホールにて日本ファンクラブ結成とデビュー10周年記念ファンミーティング「10th Anniversary Kim JaeWon ~KIZUNA~」を開催した。
1月のキム・ジェウォンの軍除隊を迎えて3月14日に誕生した日本公式ファンクラブは当初、5月4日にイベントを開く予定だった。しかし地震の影響で約3ヶ月遅れての開催となった。ファンミーティングに先立ち行われた記者会見でキム・ジェウォンは「俳優の道を歩んで10年が流れました。振り返ってみると輝かしい時期も壁にぶち当たった時期もありました。そんな時期をファンの皆さんと共有できた歳月がすでに10年です」と感慨にふけた様子で胸のうちを明かした。
続けて「初めて作品に出演したときはたった一行の台詞がとても難しくて、このまま俳優を続けられるかどうか悩みました。でもその後、運良くも色々な作品にキャスティングされ、同年代の友人から人生相談を受けているうちに、自分は本当に運が良い人間なんだなと感じました。僕にとって俳優は転職です。威張らず、常に感謝の気持ちを持って活動していきたいです」と言葉を足した。
2年間の軍生活は彼を一層成長させたという。彼は「軍にいる間300冊余りの本を読みました。そして”待つ”ということへの徳目を見出すことが出来ましたし、様々な思考を持つ人々と交流も出来たので俳優としていい経験になったと思います」と伝えた。
彼の復帰作『私の心が聞こえるの』はその経験がそのまま活かされた作品ともいえよう。彼は「今まで出演した作品中、もっともドラマチックな作品です。ドラマの題名が気に入って出演を決心しました」とし「このドラマは後天性聴覚障害者が周囲の明るい人々と出会い変化を遂げていくというストーリーです。最近の韓国ドラマではあまり見ないヒューマニティがぎっしり詰まった作品です」と紹介した。 先月、国内で放映終了したこの作品は8月5日から日本ケーブル衛星チャネルKNTVにて放送されている。
5月に交通事故を起こし、そのまま撮影を続行した結果、首の椎間板ヘルニアと診断されたキム・ジェウォン。彼は「通院しながらの治療とマッサージで今はだいぶ良くなりました」と明るく笑った。
最後に「最近、韓国文化が注目されていますが、僕は反対に幼いころから日本の漫画やドラマ、映画などに接しながら育ってきました。今もそうです。両国がコンテンツを共有していく関係が続けばいいなと思います。日本ファンの皆さんとはもう8年の付き合いですね。これからも友達のような家族のような関係を保っていきたいです」と伝えた。
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キム・ハヌルさんと共演した「ロマンス」にハマったことを思い出しました