パク・ヨンハ1周忌追悼式に1500人のファンが集う KEJニュースより
[2011-06-30 16:01:00]
【29日・ソウル=土信田恵美 / 写真=宋旻宰】2010年6月30日、突然この世を去った俳優故パク・ヨンハ(享年32)、衝撃の死から1年が過ぎた。30日午前9時、京畿道・坡州市、薬天寺にて「パク・ヨンハ1周忌追悼式」が行われた。韓国は梅雨に入り、この日もあいにくの大雨であったが、会場には約1500人の日本ファンが駆けつけた。
9時10分、義兄であり、故パク・ヨンハの所属するヨナエンターテイメントの代表を務めるキム・ジェヒョンは「パク・ヨンハの1周忌の法要はやはり雨ですね」とし「雨の中遠くからたくさんの方がご列席くださりお礼申し上げます」と挨拶した。薬天寺の野外で行われた1周忌の法要は、焼香所とは別に大きな故パク・ヨンハの遺影と大型スクリーンが設置され、焼香、遺族・友人挨拶の順で進行された。参列した1500人のファンの中には故パク・ヨンハの写真を前に涙を拭う姿も少なくなかった。また、薬天寺で行われた「パク・ヨンハ1周忌」には義兄をはじめ、母親、友人・パク・グァンヒョンの姿があった。
義兄キム・ジェヒョンは「昨年の夏の大雨の降る日、美しい青年、唯一の弟パク・ヨンハを亡くしました。この1年どうやって過ごし、どうやって耐えてきたのか覚えていません。(中略)大きな存在だったヨンハを私たちは送ることができずにいましたが、もう見送らなくはならないと思っています」とし「いつも夢見る少年のように“みんなが幸せになってほしい”と語っていたあなたの夢はもう私たちに託してください」と語りかけた。
また、友人であり、俳優のパク・グァンヒョンは「お元気ですか?信じられないあなたの死から1年が過ぎました。私はあなたが日本にいないあいだに日本で活動をはじめました」と話しはじめた。パク・グァンヒョンは「でも日本に行く度にあなたとの思い出を思い出してしまいます。私はやっと1歩を歩み始めたのに・・・。“一緒に活動できたら・・・”と約束していたでしょ?その明るい笑顔にもう一度だけでいいから会いたいです」と友人パク・ヨンハへ語りかけた。
最後にパク・グァンヒョンは「今この写真の笑顔のように安らかに眠っていることを願います。2011.6.30.永遠の韓流スター、僕の友人パク・ヨンハの1周忌を偲んで」と締めくくった。また、この日午後には 京畿道(キョンギド)・盆唐(プンダン)のメモリアルパークで、“故パク・ヨンハ1周忌献花式”が行われた。
イノライフより
故パク・ヨンハさん、涙の1周忌追悼式…「愛してる、会いたい」
昨年自ら命を絶った故パク・ヨンハさんの1周忌追悼式が涙の中で進行された。
昨年パク・ヨンハさんが亡くなって出棺された日のように、30日の明け方から雨が降り注いだ。家族と同僚、ファンの涙と雨がごちゃ混ぜになった中で故パク・ヨンハさんの追悼式が始まった。
故パク・ヨンハさんの追悼式は30日午前9時10分頃、京畿道坡州市の薬泉寺で仏教式で行われた。悪い天気の中でも朝早くから約1500人のファンが薬泉寺を訪ねたし、追悼式は雨によって10分ほど遅れた後始まった。パク・ヨンハさんの母親をはじめとして家族と知り合いが礼をし、現場を訪ねたファンは厳粛な雰囲気の中で焼香をした。一部ファンたちは涙を流して嗚咽しながら深い悲しみと懐かしさを表わした。
故パク・ヨンハさんの親しい友人だった俳優パク・クァンヒョンは、悲しみに浸った追悼の辞に旅立った友人を恋しがった。パク・クァンヒョンは「よく過ごしてるかい。痛くはないかい。寒くはないの。この頃、君がいなくなって日本で活動してるよ。日本に行くと君のことをもっと思い出してしまう。一緒に歩いた通り。どこかで君の声が聞こえるようだ。君の明るい笑顔が忘れられない。本当に会いたい」と話した。追悼の辞の途中、声をつまらせたりしたパク・クァンヒョンは「喜びも一緒に分けて悲しみも一緒に分けて一緒にしたのは、僕の日常で最も大きな祝福だった。ありがとう。そして愛してる」と、追悼の辞を終えた。YONAエンターテインメントの代表でありパク・ヨンハさんの姉の夫のキム・ジェヒョン代表も追悼の辞を通じて「生前に愛しているという言葉を言ってあげられなかったことが心に深くしみています。愛してる、会いたい」と切ない心を表わした。
この日午前に行われた1周忌追悼式に続き、午後には故人の遺骨が安置されている京畿道城南市のメモリアルパーク内の奉安壇で追悼式と献花などが行われる予定だ。
故パク・ヨンハさんは1994年にMBCの『テーマ劇場』でデビュー後、帯ドラマ『ずっと会いたい』で演技大賞新人賞を受賞して名前を知らせた。KBSドラマ『冬のソナタ』に出演しながら韓流スターとして注目されたし、日本で歌手兼俳優として活発な活動を繰り広げて韓流ブームをリードしてきた。