今年1年の世相を反映した言葉を決める「2011 ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞語およびトップテンの候補語となる60語が10日、発表された。3月11日に発生した東日本大震災の関連ワードが約半数を占める中、7月に女子サッカーW杯を制した「なでしこジャパン」や、芦田愛菜(7)、鈴木福(7)の人気子役コンビによるヒット曲から生まれた「マルマル、モリモリ」など、国民に希望と明るさをもたらした言葉も目立った。
未曽有の大惨劇から復活への道のりを歩む中、国民に希望をもたらした「なでしこジャパン」が流行語大賞にノミネートされた。
勇気の金メダルを勝ち取ったスーパーヒロインたちは、超人気者に駆け上がった。8月には団体として初めて国民栄誉賞も受賞。授賞式で主将の沢穂希(33)が「この賞に恥じることなく日々精進したい。ロンドン五輪でも金メダルを取れるようにしたい」と話した通り、9月にはロンドン五輪の出場権も獲得するなど、期待に応え続けた。
愛菜ちゃん、福くんの活躍には大人たちの目尻も自然と下がった。「マル・マル・モリ・モリ」は、2人が出演したフジテレビ・関西系ドラマ「マルモのおきて」の主題歌。5月25日の発売から現在までロングヒットを続けており、累計で50万枚に迫る売り上げを記録している。
番組の最後で2人が披露した「マルモリダンス」も話題となり、「エンディングが最高視聴率」という回もあったほど。福くんは、流行語大賞の候補入りに「『マル・マル・モリ・モリ』を皆が歌ったり踊ったりして、元気になってくれてうれしかったです」と大喜びした。
一方で、「3・11」、「復興」など、震災関連のワードが大量選出された。とりわけ「シーベルト」、「メルトダウン」、「ホットスポット」といった、原発にかかわる用語が多く選ばれた。テレビ番組のロケ中に宮城・気仙沼で被災した、同県出身の漫才コンビ・サンドウィッチマンが、復興の合言葉としていた「東北魂」も候補に。被災地の支援に尽力する2人は「『東北魂』という言葉を目にしたり、聞いたりしたとき、震災があったことを少しでも思い出してくれたらと思います」とコメントを寄せた。
未曽有の大惨劇から復活への道のりを歩む中、国民に希望をもたらした「なでしこジャパン」が流行語大賞にノミネートされた。
勇気の金メダルを勝ち取ったスーパーヒロインたちは、超人気者に駆け上がった。8月には団体として初めて国民栄誉賞も受賞。授賞式で主将の沢穂希(33)が「この賞に恥じることなく日々精進したい。ロンドン五輪でも金メダルを取れるようにしたい」と話した通り、9月にはロンドン五輪の出場権も獲得するなど、期待に応え続けた。
愛菜ちゃん、福くんの活躍には大人たちの目尻も自然と下がった。「マル・マル・モリ・モリ」は、2人が出演したフジテレビ・関西系ドラマ「マルモのおきて」の主題歌。5月25日の発売から現在までロングヒットを続けており、累計で50万枚に迫る売り上げを記録している。
番組の最後で2人が披露した「マルモリダンス」も話題となり、「エンディングが最高視聴率」という回もあったほど。福くんは、流行語大賞の候補入りに「『マル・マル・モリ・モリ』を皆が歌ったり踊ったりして、元気になってくれてうれしかったです」と大喜びした。
一方で、「3・11」、「復興」など、震災関連のワードが大量選出された。とりわけ「シーベルト」、「メルトダウン」、「ホットスポット」といった、原発にかかわる用語が多く選ばれた。テレビ番組のロケ中に宮城・気仙沼で被災した、同県出身の漫才コンビ・サンドウィッチマンが、復興の合言葉としていた「東北魂」も候補に。被災地の支援に尽力する2人は「『東北魂』という言葉を目にしたり、聞いたりしたとき、震災があったことを少しでも思い出してくれたらと思います」とコメントを寄せた。