中学受験

東京 中学受験がピークに
2月1日 17時9分
中学受験をする小学生が全国で最も多い東京で、ことしの入学試験がピークを迎えました。

東京と神奈川では私立中学校の入学試験が１日から一斉に始まり、このうち東京・荒川区にある男子校の開成中学校では、３００人の定員の４倍に当たる１２０６人が受験しました。
受験生は午前７時すぎから続々と集まり、激励に訪れた進学塾の講師と握手をしたあと試験会場に向かい、付き添ってきた保護者の中には子どもの姿が見えなくなるまで手を振り続ける人もいました。
受験する小学６年の男子児童は「とても緊張しています。起業家になりたいという夢に向けて、ぜひ合格を勝ち取り、多くの人脈を築きたいです」と話していました。
大手進学塾によりますと、東京、神奈川、千葉、埼玉の１都３県でことし私立中学校を受験する小学６年生は、６人に１人に当たる４万８０００人前後と見られています。
首都圏の中学受験は、１日から始まった東京と神奈川の私立中学校の入学試験でピークを迎え、合格発表は早いところでは１日から順次行われていきます。