KANTAROOO Blog

某てれび局のCGデザイナーを引退した かんたろの日々
心にわきおこる興味をお届けします。

近況告知


ひとひろSHOP
   『 ひとひろSHOP 』

かんたろオリジナル作品を並べるお店です。
時々開けております。
オリジナル作品や道具の販売をしています。

   お店は >>> こちら

nasu_figバッグ

2015-06-11 | Favorite 
岡野ナス子ちゃんとの出会いはツイッターでした。
二年前にご縁があって、三鷹で展示を一緒にしたことがあります。

彼女はとてもユニークな方法で化学染料を使い、布を染める作家さんです。
彼女の作る模様は、布本来がもつ滲みを利用した水墨画のような、自然界のフラクタル演算のような
計算と偶然がミックスしたとても面白い滲みを布に閉じ込めるのです。
そしてその模様の良い部分を使ってバッグに仕立てます。

二年前の展示のときに
『いつでもいいからおいらにもつくって!』と頼みました。
彼女はそれから忙しくしてて 一時期バッグをつくることができなくなってしまったようでした。
最近になってようやく 染めたい。という気持ちがもどっておいらのバッグを作ってくれたそうです。
だから二年越し 約束のバッグなのです。^^

おいらが頼んだのは
『黒と茶色で斑牛のようなメッセンジャーバッグ』です。
大きさも仕様も全部 ナス子ちゃんにまかせてナス子ちゃんの納得のいくものを作ってもらいました。
信頼できる美的センスの持ち主なのです。
で、できたのがバッグです。



夜家に帰ってきてから撮ったので ライトの加減で黄色っぽいですがベースは真っ白です。



表から裏にかけて一枚の布なので連続の模様になっています。
とてもきれいな滲みなんです。
おいらがこのバッグを使ってるのを見かけたら、滲みの具合とかじっくり見てみてくださいね^^


どうもありがとう ナス子ちゃん!
おいらうれしいよ!
擦り切れるまで使っちゃうよ!(笑)

今日はこんな自慢話でした。^^


集まったのです。

2015-04-14 | Favorite 
集まったのです。
とうとう集まったのです。
え?なにが?って …


ウォーホル缶です。
ほんとは30種類あるんですが、かんたろは欲しかったデザインだけでもう十分です。
この6種がどうしても欲しかったのです。

購入した缶はすべて欲しかった柄でなく、ダブりもでて、
どうしよう。。。
このままだと一つも欲しいのに辿り着けないで販売が終わるぞ。。。ヤバい。。。(-.-;)
とおもってました。

そこで思いついたのが「ネットで等価交換」です。
30種類集めたい人の中にはおいらが欲しいのをダブって持ってる人がいて、おいらのもってる缶を欲しい人もいるだろう。
そんな事を緩く緩く考えて、ツイッターで声をかけました。
その結果、全国のウォーホル好きさん
5人の方においらが欲しい缶と交換してもらえることになりました。

ウォーホルデザインということもあり、この缶をコレクションしたい大体の購入者は、デザイナーかオシャレな方だったようでした。
どの方とも交換はスムーズでしたが、
ひとつびっくりしたのは どの方も同じように丁寧で完璧な(デザイナー気質をかんじられる)パッキングで送られてきました。
それがもう素晴らしかった。
こういう出会いもありますね。

交換してくださった方!
どうもありがとうございました!\(^o^)/

銘木を愛でる人

2015-02-11 | Favorite 
オークションを見ていると ときどき不思議なほど感心する文章に出会うことがあります。

そんな人のひとり。
木の板ばかりをオークションに出す人が扱う板は、大きな板でもなく、分厚い板でもありません。
なにかに便利につかえる板ではありません。
なにもつかえない板なのです。
たぶん、模様を楽しむための板です。

その方の木の板に対する考えを少しご紹介します。

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カエデは非常に生命力が強い木です。
他の木なら致命的になってしまう損傷を受けても、驚異的な生命力で再生します。

カエデのこの生命力は、材となっても残存し、身に起こった異変を何とか修復しようと、
大きなねじれ、反り、割れを引き起こします。

カエデのこの強靭な力を鎮めるには、暴れるだけ暴れさせる他ありません。

製材して数年後、材を挽き直し、さらに安置すること数年。

カエデは類いまれな銘木として蘇るのです。


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この文章を読んで、木の板をみて、
この板がこの状態になった現在までの経過に思いを馳せて、たまらなく愛おしく感じてしまったのはおいらだけでしょうか。(笑)
素朴な文章ですが 木に関わって、木が好きでないと書けないような 人柄が溢れています。

いろいろな事をたくさん、しかも器用にできる人よりも、
深く一つのことに愛情を注げるほうが ものの本質を見抜けるのではないかと
この文章を読んで感じた かんたろです。

あ、もちろんオークションにだされている木に入札するつもりはありません。
ただ見るだけの木と、その木を愛情をもって表現できる人の文章を、
そっと、そっと、鑑賞するのが楽しいので。(^^)

鉱石とクラスター

2014-12-10 | Favorite 
前から興味はありましたが 一度も行ったことがなかったミネラルショウ。

『モンスターアンモナイト集合体が来る!』というので 今回お初で見に行きました。
(*モンスターアンモナイトの画像は当日12/5のBLOGに載っています。)
バイヤーさんや宝飾に詳しい方々が行くイベントなんだろうと勝手に思い込んでいましたが、そうではないようで。
会場にはたくさんの人が来ておりました。
なかでもさまざまな鉱石や結晶、化石などを扱うブースが興味深くて長居をしました。
切手同様、鉱石や化石、結晶なんかの知識が全くないので価値などは分かりませんが、
フィーリングで購入したもののご紹介になります。(笑)
ではご覧ください。^^b


木の化石 産地不明
専門的なことは全くわかりませんが 表面は宝石のようにつるつるです。
木が化石化するとメノウの板のようになるようです。


サンゴの化石メノウ インドネシア産
こちらもサンゴが化石化してメノウになったもので
お花のようにところどころサンゴが見えます。
とても綺麗なので小さな割れ板をたくさん買いました。


アメジスト ブラジル産
ブラジル産の紫は淡い藤色でした。


アメジスト ウルグアイ産
ウルグアイ産は濃い紫で、深い奥行でした。
逆光にしないと色が深くてよくわからないほどです。


アメジスト ウルグアイ産
ザクロの果肉のように中央から紫色が発生したものもみかけました。
他にもメキシコ産のアメジストあるようで、産地によって石の個性は異なるということが良くわかりました。


水晶 インド産
濁っている水晶や欠けのある水晶はランクが低いらしく
グラム売りをしていても安い部類のようでした。
沢山ある結晶の中でもコロンコロンしない自立するものが欲しかったのでした。


水晶 インド産
透明度が高い結晶でした。
どうやらこの水晶が大きく成長した一本ものは『ポイント』と呼ばれるようです。


ルチルクォーツ インド産
金の針のようなものが沢山入っています。
手に持つとひんやりしていてとても好きでした。

今回蛍石(=フローライト)が欲しくて探しましたが、一口に蛍石といっても
原産国でさまざまなカタチをしています。


フローライト原石 アルゼンチン産
グラム売りをしていました。
大きさも色もさまざまです。


フローライト アルゼンチン産
薄くスライスされて磨かれているものもありましたが
粉砂糖を振ったようなこの色合いに魅かれました。
とても美しいですが 光に透かして(逆光で)撮らないと、石の色が分かりずらいですね。


フローライト 中国
リサイクルソーダガラスのようです。


蛍石 メキシコ産
中国産の蛍石も沢山でていました。


色も大きさもさまざま
今回は紫、緑、グレイ系で 青、ピンク、黄色系の蛍石は見つかりませんでした。


8面体の蛍石。
磨いてあるものもありますが磨いてないものだと表面の成長の仕方が観察できます。

最後に

グリーンアポフィライト インド産
どうやらおいらは四角の結晶体が好きらしいです。


グリーンアポフィライト インド産
裏側は成長過程が良く見えます。

このグリーンアポフィライトはインドのおじさんのお店で値段が書いて無くて
値段交渉をしたのですが最初に言われた金額は『4600円』で、はじまって
帰ろうとすると『まてまて、お前のベストプライスを電卓に打て!』と言ってくる。
おいらも最初吹っかけて『600円』と電卓を打つと
『ノーノーノー とても価値があるものだ!見ればわかるだろう?お前欲しいんだろう?』
というやり取りが延々と続きます。(笑)
外国ではおなじみの買い物やり取りです。(汗)

見てのとおり、質も色もシロート目にもなかなかよろしくて
大きさも結構ある結晶だったのですが インドのおじさんと40分ぐらいやりとりして、
この石にしてはかなりの格安(会場でもネットでもこの石の価格はグラム1000円ほどで出てます。)
のお値打ち価格で買いました。

パイライトやビスマス結晶も欲しかったのですが
良いものがなかったのでまた次回さがしてきまーす。^^
初めてのミネラルショウはとても楽しかったです。

次回はあなたも、ミネラルショウに遊びにいってみてください!
きっと素敵な出会いがあります。


ガラスの小皿

2014-04-20 | Favorite 
大和大骨董市の戦利品は1つだけ。


昭和の初めに作られたと思われるガラス食器のレトロなガラス小皿です。

取っ手やでっぱりがないのでスタックすると継ぎ目のないガラスの塔のようになる。
そこに魅かれました。
ぱっとみ どうっていうこともないシンプルなガラスの小さな器なんですが
何にでも使えるという特技を持ってる。

もし古物商の免許もってて、お店やってるなら仕入れたいものが沢山あったですよ。
300店のイベントで規模も大きいから 品物も人も落ち着いてて魅力的な品物が沢山ありました。

チェコのガラスボタン

2014-04-07 | Favorite 
東欧の本をみていて たまたま読んだ記事に惹かれて、調べたチェコのガラスボタン。

その昔、北ボヘミア地方にはたくさんのガラスボタン工房があったそうです。
いまでも生産している工房は僅かで、工房ごとに所有しているガラスボタンのデザイン鋳型が違います。

たくさんのガラスボタン鋳型の見本からガラスの色や大きさを指定してオーダーでボタンを作ることが今もできるそうですが、注文は1000個単位。
個人が単体でボタンを買うことはできません。
それがなんだか惜しい。
おいらにお金があったらバンバンオーダーして日本に輸入したいし、ガラスボタン工房を裕福にもしたい。

そんなおいらができないことを企業が着目して、スポットで買い付けてきてくれるっていう企画に乗っかってみました。
毎月何が届くかわからないので ちょっともやもやな気がかりもあるのだけど、思いきって一年間注文してみました。


そして届いたガラスボタン。
頼んでよかった。
このシンプルさが素敵です。
お気に入り。

どうぶつクレヨン その2

2014-02-25 | Favorite 
お友達へのプレゼントを午前に梱包して郵便局へ、そのあと図書館→スーパー→お家に帰るルートに あの『どうぶつクレヨン』のガチャガチャがありました。

お財布にあった小銭数枚でガチャガチャガチャっとな。(笑)


赤いライオン と 黄色い白熊
よっしゃ!出ました!

あと欲しいのは亀とお猿。
色はピンクかオレンジか紫か。。。
着実に集まってきてます。
そして引きの強さ 炸裂。(笑)

どうぶつクレヨン

2014-02-21 | Favorite 
前日買い物にいったときに「どうぶつクレヨン」というガチャガチャをちらっと見かけてしまいました。

「どうぶつクレヨン」はクーピーペンシルのような固いクレヨンをリアルなどうぶつに型どったオブジェです。
どうぶつは全部で8種類。1種類につき8色のカラーがありますから 全部コンプリートすると64個になります。
このクレヨン、もちろん実際に紙に書くことが出来ます。
これは危ない。。。(^^;)
小銭があったら実に危険なガチャガチャでした。

しかし ついに今日、ガチャガチャが沢山置いてあるお店の近くに行ってしまい、おサイフにも小銭が数枚あって、何となく欲しいのが出る予感がしました。

よし、やるか。。。
200円入れて。
ガチャガチャガチャガチャ。


コンコロ~ でてきたのは 青いカバさんでした!
よっしゃ!
一番欲しかったのがでた!(笑)
そんなわけでほかにも画像の欲しかった 白いペンギンと緑の象がでました。

このガチャガチャは危険です。
次は赤・ピンク・オレンジで シロクマ、ライオン、お猿、亀が欲しいです。
(やっぱり危険ですな。笑)

1月の世田谷ボロ市

2014-01-17 | Favorite 
12月に引き続きボロ市へ行ってきました。

昔 世田谷に住んでいたこともあり、世田谷線の
上町あたりは大好きな街。
ちょっと美味しいもの食べたいな。
ちょっと落ち着いてお茶のみたいな。
が すぐ叶う街。

ボロ市は平日なのにたくさんの人で賑わっていました。
一番最初に代官餅(からみ餅は売り切れ、小豆ときな粉のみ販売で20分待ちくらいでした。)を買って、前回大きな家具を買った 骨董商のおじさんのところへ
「これよりちょっと小さいのを展示販売用に使ってる、棚の長さを切って使ってる。」と言っていたので、どんな感じでアレンジして展示販売につかってるのか、日中に見ておきたかったのです。

ボロ市では小さな糸巻き、多肉植物、オキザリス(かわいいパーシーカラー)などなど、欲しいものをたくさんの見つけましたが ぐっと我慢。
でもがまんできなかったのがこちら。


手編みの靴下 700円
何処の誰が作ってるの?とお店のおじさんに聞いたら「日本のおかあさんが作ってる。でもそこまでしかわからない。仕入れてるだけだから」
といってました。


うーん。
いろんな方のつくった靴下を見てきましたが、これほどシンプルで好みの編みと色あわせの靴下は見たことがありませんでしたからもう本気です。
切手商さんや骨董商さんは品物を見てる人に買ってくれる気があるかどうかを見ています。
だから欲しいものがあるときは買う気を見せる。
そうするとなにも言わなくてもお安くしてくれます。
買おうかどうしようか迷う人に、悩んでいる問題が値段だったら ちょっと値引きしてあげるよ。とおもっているのです。(*^^*)


履いて脱ぐとこんなかんじですよ。
可愛いですよね?
ピンクとか赤とか、紫、薄紫など 単色で同じデザインのものもありましたが、このミックス色と編みがあいまって、どこか異国のテイストです。
実はもっともっと欲しかった。(笑)


この記事を見た方で、この靴下について詳細をご存じの方は是非教えてください。
今度またこれを何処かでみたら、お友だちの
分まで買い占めます!

古き良き古道具

2013-12-27 | Favorite 

12月の世田谷ボロ市で、この古道具を見つけました。
さてこれ。
なんでしょ~??(笑)
知っている方はいますか?

この古道具を背負って(そんなに重くないのです。)お家に帰ろうと電車に乗ったら、電車に乗っていた人の視線は釘付けに。
「なにこれ?家具??」
といわんばかり。

綺麗に拭き掃除して、取れた部品をボンドで付けて、組み立てました。


これが組み立てた画像。
わかりました??
実は…棚だったのです。(^^)

本来の使い方は旅館などのお膳配膳用の棚で、足のついたお膳にたくさんお皿をならべたまま お膳を効率よく積んでおくための棚です。
お膳をお座敷に配りおわったら畳んでしまっておくのです。
ほんとに良くできてて感心しました。

かんたろのイベントで使う機動力の高い棚が欲しかったので これはドンピシャの品です。
棚板を整備して、この棚が大活躍しそうなイベントで使おうと思っていますよ!(*^^*)