カンマネの安心したいブログ

砂場総本家~三ノ輪

砂場「砂場総本家」。砂場は蕎麦屋の老舗のひとつで更科・藪とあわせて3系列が有名。全国で数多くの「砂場」がありますがここが江戸時代から続く総本家だそうです。多くのグルメ本にも出てくるので一度は訪れてみたいと思っていたのですが先日やっと実現できました。

日比谷線の三ノ輪やJR南千住からも近いのですが、ここへのアプローチは都電の三ノ輪橋からをお勧めいたします。大塚あたりから都電に乗って事前に気持ちをマターリ感にしておくのがポイント。三ノ輪橋を降りるとそこにはジョイフル三ノ輪なる昭和の香りぷんぷんのアーケード商店街。八百屋や肉屋やお惣菜やさんを左右に見ながらしばらく進むと右側にいきなり1954年築の荒川区の文化財指定になっているレトロチックな建物が現れる。がらがらと引き戸を引いて中に入ると完全に気持ちが昭和にタイムスリップ。

板わさとお酒をオーダー。お通しとして出てきた野菜の煮付けと板わさでちびりちびりと飲りながら、店内を見渡してみる。周辺には歴史ある風情が感じられる写真や置物が並べられている。時間が止まった感じというのはまさにこんな時のことを言うのでしょう。

長居するのも野暮なのでもりそばを注文。二八だ十割だとか言われても良く分らないのですがそれほどコシがあるわけでもないごくごく普通の蕎麦。比較的量もありお酒の上がりにはちょうど良い満腹感。特筆すべきは蕎麦湯。濃厚でどろっとした感じ。こんな蕎麦湯はいまだかつて見たことありません。たれを薄めて飲んだ後は蕎麦湯だけをすすってみるとさらに深みのあるそばの味わい。

ここの存在価値は蕎麦の味云々より「時間が止まったような妙に心が落ち着く居心地感」なんじゃないのかと思います。冬の昼下がりにコート着たまんまお酒飲んじゃうマターリ感が私にとってはまさにど真ん中のストライク。きっと近いうちにまた行っちゃうと思います。今度はてんぷらそばだな。

南千住砂場
最寄駅:三ノ輪橋 / 荒川区役所前 / 荒川二丁目 / 三ノ輪
料理:そば
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):2,000円以下(お酒付きで)
用途:昼食・夕食



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