カンマネの安心したいブログ

ネット依存症

『壊れる日本人-ケータイ・ネット依存症への告別』の著者である柳田邦男氏のインタビュー記事が今日の産経新聞朝刊の文化面に載っていました。著作についてここで詳細を説明するつもりはありませんが、タイトルから推察できるとおり、ケータイやネットそしてテレビなどの情報技術の発展がもたらす社会の弊害を述べているようです。

その新聞のコラムは、最後に「ちょっと非効率」な生活をたまにはしてみようよ・・ケータイやネットを手放してみる日があってもいいのでは・・・それを手放した時にきっと何かが得られるよ・・と、結ばれています。

昨晩とある友人から「PCがおかしい」とのメール。ウイルスなのか物理的な故障なのかと聞いても、お互いにメールだとどうにも埒があかない。サポートの使い方やリカバリの方法などをアドバイスしたのですが、どうにもうまくいかないらしい。メッセに切り替えて状況を聞いていたのですが「taihennda nihonngoga utenai」とか、状況が回復しないどころかますます悪くなってきている。

パソコンはもうだめそうなのでその方に携帯でメールしました。「何日かネットに繋がらなくてもいいじゃない。休肝日ならぬ休PC日を作ってみたら。携帯はあるんだし・・・」と。そうしたら間髪を入れず「ブログもメッセも出来ないなんて信じられなーーい。許せない~~きーー」ってな感じで完全にPC依存症状態のメールが。心配になったので「PCのないスローライフもいいかもよ。携帯もない時代を思い出してリラックスしましょう」とメールしたのですが返事はありませんでした。完全なネット欠乏症と言うか、ネットに繋がらないと不安で夜も眠れないと言う状況に陥っているようでした。

どうなったのかすごく心配していたのですが、さっきメールが来ました。その人は根を詰めて徹夜でPCを復旧させたのはいいんですが朝高熱が出て会社を欠勤してしまったそうです。どうしてもネットに繋がらないのが我慢が出来なかったらしい。

新聞の記事と身近な出来事が偶然に合致した出来事でした。僕はその方にメールをやめて直接電話をして言いました。「PC直って良かったね。でもきっとPCと携帯をお休みする日があっていいのかもしれないね・・お互いにね・・」と。僕が本当に言いたいことを理解してくれたかは解かりませんが・・・・・
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