アルミの車【仕事日記】

１０月の某社の展示会で見たアルミの車がどうしても気になっていた。自分で一つ取り寄せて買ってみたりして。確かに今の売場で展開するのは少々無理があるのでしょう。ただ、大人の男の人が足を止めてくれるような面白さのある雑貨売場を作って行きたいと思ってるんです。付け焼刃的にやっても数字として直接影響があるとも思ってません。ただ来期の布石としてもこんな面白い商材を取り入れてみたかった。取引条件上ちょっと面倒くさいのもあるんだが、チャレンジしてみることにしました。

３丁目の夕日がなぜヒットしたのか。ナンジャタウンの餃子スタジアムなんてのもその類。深川の江戸資料館も。４０歳以上の人は、極端なこと言えばアナログからデジタルに移行する過渡期に生きてきたわけです。急激なハイテク・デジタル・ユビキタス化に表面上はしっかりついていっても、深層心理の中では昭和３０年代や４０年代のめいっぱいアナログチックな物にノスタルジック感を感じていると思うのです。

そんな僕より年上の男の人に対して、アルミや鉄のレトロなおもちゃにはきっと反応してくれると思ってこんな商材をやってみることにしました。１個も売れないのか、はたまた結構なヒットになるのか・・・どうなったかはまたこの場で報告いたします。