北新地の倉坊氏によると、新世界が観光地化したのはごく最近の事で、私達が子供の時代は親からあそこには近づいてはいけないと言われていた言わば大阪のデンジャラスゾーンだったとの事。遊郭などがあった大人の歓楽街だったようです。現在の通天閣を中心とした新世界は、その街並みが観光スポットとしてTVで紹介されたり、串カツを中心とした「食」での認知度が広まったり、東京での大阪博などの催し物にビリケンさんが貸し出されたり、道頓堀戎橋の風景と同様に大阪のランドマークの一つとして、確固たる地位を築いたと言っても過言ではないのかもしれません。ただ一歩裏に入るとパチンコ、ゲーセンは言わずもがな。怪しげなピンク映画館なども現れて、健全な観光スポットではないディープで魑魅魍魎な世界の積み重ねられた歴史も垣間見ることが出来るのです。
どて焼きから始まって串かつをひととおり20本くらい。行列のお店ではなかったけれど十分に美味しかった。薄いころもに包まれた串かつは、決して行列店に負けない味だと思います。前回だるまには行ったのですがあまりにも落ち着かなかったのを思い出しました。豚や牛に野菜系と進みビールとともにゆっくり落ち着いて食せます。さらに「ハモ」は、生まれて初めて食べました。
この感覚は、浅草六区場外裏の飲み屋で煮込みをつまみにホッピーの感覚に似ているのかもしれません。やはりコンクリートに囲まれたオシャレなバールより、こんな場所の方が私にとっては身体も心も落ち着ける場所なのです。次回は八重勝だな。
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