ジャパンカップ
武豊騎手の1番人気ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が後方追走から勝負どころで勢い良く外々を回って直線に入ると末脚を発揮し半ばで早くも先頭に立ちそのまま押し切りV。天皇賞・秋からのGI連勝で、2000年テイエムオペラオー、04年ゼンノロブロイに続く史上3頭目の秋古馬3冠制覇に王手をかけた。武豊騎手は16年キタサンブラック以来8年ぶりのジャパンC勝利で、歴代単独トップの5勝目。タイムは2分25秒5(良)。クビ差の2着にはシンエンペラー(8番人気)とドゥレッツァ(7番人気)が同着となり、2番人気の2冠牝馬チェルヴィニアは4着、ディープインパクト産駒オーギュストロダン(4番人気)は8着に敗れた。
馬券は◎4ジャスティンパレスと書いたのを忘れ、全て3ドウデュースから。最後に10ドゥレッツアは相手に入れられたものの、シンエンペラーがヌケで完全スカ。シンエンペラーは皐月賞、ダービーでは本命視していたものの、凱旋門賞帰りという点がどうしても引っ掛かって(海外でリズムを崩して凡走のイメージ)目を引けなかった。本来の本命馬ジャスティンパレスは直線最後まで伸びては来ているものの、スローの瞬発力になってしまっては分が悪かったか。オグリホーリックスの話しの流れで枠連の3‐3も3,300円買いましたが、3枠の片方が5着では不発。
期待した中では▲12ソールオリエンスがシンガリ負け。ペースが遅すぎて珍しく前から2番手の展開。このペースで前の馬を飲み込めるほどの末脚があるのは結果的にはドウデュースだけだったのだから、前受けしなくて大外から追い込んできても歯が立たなかった事だろう。ただ最終的に前にいた2頭が残っている事から、もうちょっと抵抗して欲しかったとは思う。最下位とは言え最後は諦めて完全に流した感じだったから疲れも残らなかったと思う。条件さえ悪くなければGⅠ2勝目はまだまだ狙える器の馬。有馬記念はさすがに出ないか。出るなら狙いたい。
京阪杯
北村友一騎手との新コンビで挑んだ1番人気ビッグシーザー(牡4歳、栗東・西園正都厩舎)が道中は好位を追走すると、ゴール寸前で抜け出してVゴール。オープン5勝の実力馬が、待望の初重賞タイトルを獲得した。タイムは1分7秒7(良)。先手を奪ってしぶとく粘ったウインカーネリアン(3番人気)がクビ差の2着、さらに1馬身3/4差の3着には中団から馬群を縫って伸びたヴェントヴォーチェ(10番人気)が入った。
馬券は◎1ウインカーネリアンからの3連複流しがビンゴ。3着2ヴェントヴォーチェ(10番人気)にも4着4プルパレイ(11番人気)にも印は回っていたので、着順がブレても万全だった。それにしてもウインカーネリアンは直線完全に勝ちパターンだったのに、最後にサクッと差されてしまうのは鞍上のせいなのでしょうか。鞍上は・・・(察し)。重賞3勝目の最大のチャンスだったのに惜しかった。
今週はまともに当たったのは京阪杯だけ。土日トータルで大幅マイナスとなりました。来週はがんばります。