今の日本が暑いと言ってもせいぜい３２度前後。この画像のフィレンツェは３８度でしたが湿度の違いなのか日本とは暑さの感じ方が違う。確かに３８度あるとジャケットを着ているのは厳しいのですが、麻のシャツ（それもロングスリーブ）でミケランジェロ広場から歩いて降りて行っても汗の出かたが日本とは違うなんとなく心地よい暑さなのです。昨年の夏大阪に行った時、あまりにも暑くて熱中症になりかけて気分が悪くなったのですが、夏のフィレンツエは３８度あっても不快指数（discomfort index）が限りなく低いと言うわけです。画像はミケランジェロ広場からポッジ広場(Piazza Giuseppe Poggi)に降りてアルノ河沿いの通りから１本山側の細い通りの街並み。
教会が突然現れ（調べたのですがなんていう名前の教会だかわかりませんでした）しばし涼みながらエイメン。細い道を歩き続けるとトンネルのようなものがありその道は山側に続いている。さらに直進するとポンテヴェッキオの南側のたもとに出ます。ヴァザーリの回廊をウフィッツィ側から目で追ってみた。結局今回も回廊に入ることは出来なかったけれど（かなり限定的な予約が必要らしい）いつの日かはあの秘密めいた回廊を歩いてみたいものです。上画像右は、リストランテＢＩＢＯ。前回も前々回も訪問したのですが今回は時間がありませんでした。
ポンテヴェッキオ周辺は冬と違って観光客で混雑。バチ物売りのアフリカ人も相変わらず警察と追いかけっこをしていて面白い。ちなみに橋の真ん中あたりはお店がなくて記念撮影ポイントになっているのですが、そこの下流側に建っている胸像はフィレンツェ貴金属細工の父と言われる「ベンヴェヌート・チェッリーニ」。彼はシニョーリア広場にある「ペルセウス」像の作者だそうです。
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←だんだんフィレンツェ豆知識になってきたな
