Nairn Falls
8月半ば、この夏休み家族で唯一の遠出がウィスラーの先、Nairn Falls Campgroundでのキャンプでした。
友人から様子は聞いていたものの、ウィスラーより先に行くのは初めてで、おまけに川の近くということで、ちょっとドキドキでした。
キャンプ場は川から30メートルほど高いところにあって、テントの中で横になってから川の音がゴーゴーと鳴っていることに気がつきましたが、それまでは普通の森の中のようです。
カナダのキャンプ場はサイトが広くてゆったりしていて木々も多い・・・と思っていました。でもただ一つ残っていたサイトを予約したので、選択の余地はなく、一番小さなサイト。
そしてたまたまそのサイトの横には木々があまり生えていなくて、お隣さんがばっちりコンニチハ。いやいや高望みはすまい・・・と過ごしておりました。
1泊目、キャンプファイヤーの火の残りを見届けたダンナがテントに入ってきてまもなく、ザーッと雨雨。ピカッ、ゴロゴロ~、ピカッ、ゴロゴロ~が始まりました。ピカっとしてから10秒ほどで鳴り出すときもあって、結構ヒヤヒヤしながら心の中で、第4シンボルの言葉を唱えていました。
でも翌朝起きてみると、地面はまったくぬれていなくて、テントだから大げさに雨音が聞こえただけだったみたいです。
Fallsなので滝があるとはわかっていたんですが、なんの期待もせず、2日目に1.5キロの遊歩道を通って滝へと向かいました。
途中、すれ違ったおばあさんに"It's worh to go!"とにっこり声をかけられて、先へ先へ。
出ました。滝が。
見ました。滝を。
すごく元気で元気で、「僕は生きてる!生きてる!生きてる!」って
「うれしい!うれしい!うれしい!」って言っているみたいでした。
そうかそんなにうれしいんだー
うれしくってしょうがないんだー
と、なんかどうにも言われず
こっちまで胸の奥底までうれしさが響いて響いて
たまりませんでした。
ずーっとそのエネルギーを浴びていたかったー。ほんとに。
もし元気がなくなったらここに来よう!と思いました。(遠いけど!)
写真ではその元気さが伝わらないので、ぜひぜひ、直接その目でその体で感じてみることお勧めです。
そうか、滝も生きてるんだね~
元気な滝、見てみたいな・・・。
今年は水のくれるメッセージがたくさん伝わってくる夏でした。生や宇宙のあり方を教えてくれているようです。