もっと収入の上がる仕事をするにはーーと考えては、頭のなかが真っ白になってしまうことがしばしば。
その日も寝る間際にそんなことを考えて寝たのでした。
もうあの日から5年くらい経ったのだと思います。
朝方、目が覚める前に、とてつもなく大きな声が、頭の後ろの中央よりちょっと下辺りで聞こえました。
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ようやく雪や氷の影響から解放されてきたバンクーバーです。
ツルッツルの路面のために骨折者も続出しているとか。雪には多少慣れてましたけど、この氷にはお手上げでしたー。
雪で何度も思い出すのは10年くらい前に、レイキの生徒さんが捜索隊の方から聞いたというお話です。わたしの記憶違いがあるかもしれませんがー。
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18歳と21歳の青年が二人 . . . 本文を読む
前回の続きです。
戦時中のカナダ政府による日系人排斥と戦後の和解の歴史のシンボルとして、ジョイ・コガワ・ハウスを残し、維持していく活動をしているみなさん。
自分の民族とは関係なくても、そのために骨折りをいとわないひとたち。その心にある思いについてー。
と大きく言うのはためらわれるんですけど、少なくてもSさんの場合については、こう感じたんです。
カナダという国が、正真正銘、誇れる自国でありた . . . 本文を読む
日系カナダ人のジョイ・コガワさんはカナダでとても有名な小説家さんです。
第2次世界大戦中の日系人の強制移送を体験されていて、そうした体験をもとに1981年に出版した「Obasan」という自伝的小説でカナダや米国の文学賞を受賞されています。
何度か取材でちらっとお目にかかりましたが、物静かで情熱的、という印象を受けました。
現在、トロントにお住まいなのですが、バンクーバーにジョイさんの生家があ . . . 本文を読む
五日市さんが9月8日にリッチモンド(バンクーバーのお隣です)に来てくださり、お話を伺ってから早ひと月が経ちました。
この機会は、「ありがとう」実践の効用と真髄ついて理解を深めさせてくれたと同時に、もっとこのことを広めたい!という意欲を高めてくれました。
そういえば、家族には「人にでなく、自分のなかで意識して『ありがとう』ということ」についてシェアしてこなかったかも・・・と思い、 . . . 本文を読む
さっき、ふとこの言葉を思い出しました。
一昨年、お話を聞かせてもらった方のお嬢さんの言葉です。
23歳だったと思います。ナタリーさん(仮名)。
彼女は生を受けた時からダウン症と診断されました。
音楽が好きで、ピアノが特に上手。
そのピアノを聞かせていただいた時、
ピアノに指が乗った
その一音目の響きが耳に届いた瞬間、
わたしの胸の奥から突き上げるものがあって
演奏はわずかな時間でしたが、涙がに . . . 本文を読む
昨日、ナーさんというカンボジア出身の僧侶の方のホームコンサートに行ってきました。ギターは中国琴(21絃ありました)を弾いてくださる前にご自身の体験を話されました。 内紛?戦争?ともかく、村中の人が命を取られる体験をした中、爆弾の勢いで赤ん坊だったナーさんは吹っ飛ばされ、木にひっかかって奇跡的に助かったのはよかったけれど、そこから孤児としての人生が始まりました。 どんなときも、いつかお母さんが迎 . . . 本文を読む
昨晩行われた神渡さんの講演会とインタビューで
心に残るお話をたくさん伺えました。
38歳のときに脳梗塞で右半身が麻痺。そこから懸命なリハビリで、
歩く、書けるに至った神渡さんは、お礼参りにと
四国八十八箇所巡りの行脚に出ました。
仕事の都合でやむを得ず、夏の暑い盛りの8月に出かけました。
1日35キロと決めての行脚のなか、途中から
ズボンと股がすれて痛くてしょうがなくなり、ガニ股になりながら . . . 本文を読む
カナダのホスピスってどんな様子なんでしょう。 レジスターナースとしてホスピスに勤める野々内美加さんに伺ってきました。 とても大変な勤めであろうに、「こういう環境が好き」と 語る背景に何があるのだろうと思いながらお話を聞き進めました。 BC州では、余命6カ月未満と診断された人は パリアティブケアプログラムと呼ばれる終末医療を受ける資格が認められ 在宅でケアに必要な物(ベッドや車椅子等々)の貸与が . . . 本文を読む
寺山心一翁さんへのインタビュー中、講演会で宮澤賢治の『雨ニノマケズ』に
関連したお話があったということで、今、全文を読んで
今のわたしの心に染み入ったので、そんな方がいればと思い
『雨ニモマケズ』の全文にリンクしておきます。
http://www.bii.ne.jp/~manda39/2ouenF/5ame.html#5ameAn . . . 本文を読む
昨日書いた “Call”は「神から呼ばれている」ということで
自分がお役目を選び取ったという感覚よりも
そのように「お呼びがかかった」という、
自分の感情を超えた感覚として、その人に感じられるもののようだ。
沖縄のS先生の場合は、ダイレクトにメッセージとして、お呼びがかかった例だろう。
そういう感覚を伴って、自分の人生のプログラムに気が付く人
がこの世の中にはいるんだと、昨日の牧師先生の . . . 本文を読む
本日の取材では、50年前に移住したという牧師先生にお話を伺った。
「召命(しょうめい)」という言葉を教えていただいた。
戦後、それまでの価値観が崩れてしまったなかで
16歳の青年は伝道集会へ足を運んだ。
そこで彼は、教理を伝える役目として、神に呼ばれたと直感した。
このように呼ばれることを Call(召命)というのだそうだ。
ちょうど、先日、わたしがレイキの生徒さんから借りた本が『The C . . . 本文を読む
昨日、JAL主催の子ども向け航空教室で聞いたエピソードを 主人に報告しようと思ったのですが、どうしても途中で 胸が詰まってしまいました。 「フライトアテンダントに必要なことの一つは思いやりです」
そう語った講師の方が紹介されたのは、こんなエピソードです。 搭乗していたご夫婦は、幼い子どもを亡くされていました。 そのお子さんが生前「富士山が見たい」と言っていたのに 見せてやることができなかった . . . 本文を読む