ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

蝶のお話を伺って

2017年12月19日 | 雑感

昨日のサークルの集まりに期待していたことがありました。

それは仲間のご主人で蝶を研究されている方が来られると聞いていたからです。

フィリピンに60回も通って、山に入り、蝶の生態を調べているそうです。

そして聞かせていただいたお話で印象的だったことを物語風に語ってみますーー。

  *  *  *

フィリピンの高原にはたくさんの蝶がいます。

その中に、自分を食べる鳥から身を守るために毒を持っている蝶がいました。

その蝶をたくさん食べてしまった鳥はお腹を壊してしまいます。

そうして何年もの月日が経ち、鳥はその蝶を食べなくなりました。

すると、他の蝶たちがせかせかと飛ぶなか、その蝶だけは天敵がいないために、のんびりと優雅に飛ぶようになったのです。

「なぜあの子たちだけ鳥に襲われないんだろう」

そう思った他の蝶たちは、秘密を探しました。

「ああ、そうだ、優雅に飛べばいいんだ」

そして自分たちも優雅に飛ぶようになりました。

真似なので、最初は上手に優雅には飛べないのですが、それでも優雅に飛べると鳥に襲われないため、うまく飛べた蝶だけが生き残って、どんどん優雅な蝶が増えていきました。

(おわり)

小さな動物たちも学んでいくんだーーーと感じ入りました。

それにしても、このお話を聞かせてくださった方の、うれしそうでたまらない表情がまたいいんです。

道を極めている方から伺う話は面白くてーーと言うと、

「自分みたいな人は団塊の世代にはたくさんいるんですよ」

と謙遜されていましたが、ご自分が発見し、命名した蝶もあるそうです。

今度は標本を見せてもらいにいきたいと思います。

 

今年も仕事上、いろんな方にお話を聞かせてもらったのですが、来年はぜひ、自分から「この人の話を聞いてみたい!」という方たちのもとに飛びこんでみたいなーと思います。

ひーりんぐお茶会を4月に終了以降、研鑽会を1度開催、デスカフェを1度お手伝いした以外、企画ものを実施していないですが、やっぱり集まりがないと寂しいです〜〜。

来年旧正月あたりに、何か集まりを企画できたらと思います。

レイキのほう、週末と大晦日、お正月以外は、セッション希望など受け付けていますー。

https://kaorihirano.wixsite.com/healingtime

 

 

 

 

 

 

 

 


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