Art Charity Wishing Hearts

アートイベントによる原発被災地の児童支援チャリティー

チャリティー支援先の「沖縄・球美の里」がオープンしました。

2012年07月18日 | 沖縄・球美の里
チャリティーイベントで支援先の
福島のこどもたちのための保養施設「沖縄・球美の里」がオープンしました。

福島の子どもたちのための保養センター「沖縄・球美の里」ついにオープン!!

さまざまなメディアにも取り上げられています。

「沖縄・球美の里」掲載メディア一覧

みなさまのご厚意がこうした活動に活かされています。
お忙しい中、当チャリティーにご参加いただき、ほんとうに有難うございます。

管理人はNHKニュースで施設の様子をみさせていただきました。
福島から保養に来た子供達が地面に落ちている松ぼっくりを
ふくろに集めて楽しんでいる様子をみて、胸がいっぱいになりました。
とはいえ、やはり施設運営は大変なのだそうです。
施設では募金を募っておられます、どうぞよろしくお願いします。

「沖縄・球美の里」ホームページ

これからも微力ながら、被災者支援のための運営を続けていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

Wishing Hearts フォトワークショップ 作品集

2012年07月13日 | 2012 WishingHearts
チャリティーイベントWishing Heartsで開催された
イメージフォトワークショップの作品集です☆

「壊れた過去とはじまる未来」というテーマで
壊れた過去を卵の殻で、
はじまる未来をお菓子などの素材で
象徴的に写真化していただきました。

当日は会場の天井のライトのままの光で撮影しましたので
悪条件でしたが、みなさん工夫をこらし、
とても楽しい写真を仕上げてくださいました。

送って頂いた画像をフォトショップで明るさと色を調整し
見やすい形にいたしました。
撮影した時はあんまり光が綺麗じゃない、、とか
色がちょっと、、と思われた方も多いと思いますが、
フォトショップを効果的に使えば写真はイメージに近い形に表現できます。

Kさんの作品 
卵の殻からダイナミックにあふれでる世界。
迫力があるテーマに対して、押さえたトーンの背景でセンスいいです!



Mさんの作品 
カラフルな未来を表現しておられます。
ローアングルで臨場感を感じさせます。かわいい未来がやってきますよ~



Iさんの作品
卵からハートが産まれて可憐です。
卵の殻の素材感にあわせた白いお菓子、造花の色と背景の色のセンスはさすが。



Hさんの作品 
卵の殻からかわいい飴が産まれて、キラキラになっていく様子が彼女のテーマ。
難しいストーリーを布使いでつなげて、きれいにみせてます☆



Eさんの作品 
やわらかい未来を表現したいとのこと。
イメージ通りの素材セレクトがいいですよね!ほっと安らぎます。



Kくん(小学生)の作品 迷わずに素材を置いた感じが自由で面白い!
キラリと光るアヴァンギャルドな感性です~



Sさんの作品 
ピントの距離とものの配置、布使い、光のとらえかたなど、自然で絶妙。
自然にみえますが、熟慮してきめておられますね~素敵な未来がはじまった、と伝わってきます☆



講師はこの記事をかいている山本がつとめました。
私はスタイリングしたイメージ写真のお仕事を多く手がけております。
実はこのワークショップを企画したものの、、テーマが重い上に、
内容的にも難しいので、それほど人は集まらないだろうと思っていました。
ところが満員御礼で、みなさま大変熱心に良質な写真を撮影なさっていました。
作る写真は楽しいものなのだなあと、改めて感動しました。

今回のように、ありふれた素材で象徴的にメッセージを伝える写真を
制作するのには高度な感性が必要です。
これがどんどんできるようになれば、物のスタイリングやイメージフォトは
簡単に出来るようになると思います。


さて、このワークショップのテーマは「壊れた過去とはじまる未来」でした。

このテーマを作品として追求するうちに、

「壊れてしまった過去は、単なる破壊ではなく、
きらきら輝く未来が産まれるためのもの、、、なのかも?」

と思い始めるかもしれません。そして、

自分は破壊からも、きらめきは産まれると思う。
だからそういう写真を作る。
これが世界なんだと写真で見せる。メッセージを発する。

というような確信(のひとつ)に行き着いてしまえばしめたものです。
確信を持つということは、つまり自分の写真世界の創造主になったということです。
そうなれば、背景も素材もあしらいもすべて、的確なものを選ぶことができるようになるんですね。

参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
これからも写真をたのしんでくださいね!