花凛舎のブログ

花凛舎の日々のお仕事あれこれです。
花にインテリア、手仕事にと徒然なるままに書きつけています。

日本画も好き!~21世紀展に行ってきました~

2013年05月29日 | お出かけ
昨日は、第13回21世紀展の最終日でした。
どうしても見たかったので、何とか最終日に滑り込み~

御成門の近くにある東京美術倶楽部での開催です。

毎年4月と5月は東京美術倶楽部で、他は、京都や金沢など5都市くらいを巡回しています。

今年は日本画59点、洋画40点、工芸40点の展示でした。

静かな空間でゆっくりと絵画に向かうひとときは、本当に得難い時間です。

もちろん、私が日頃、日本画のサークルで指導していただいている先生の作品も素敵でした。

別のフロアで東京美術倶楽部所蔵品を中心とした名作展も開催していたので、そちらも拝見。

館内も絵画も撮影できないので、写真はありませんが…かわりにライラックの写真です。何故かというと…


ベル形のクレマチスもキュートです。

大好きな作家の絵に思わず、出会える幸運に、本当に良い日だったな、と余韻に浸りつつも、せっかく出てきたのに、そのまま帰るのはちょっと勿体ない気がして(このあたりがいじましい…)、その足で、四ツ谷に向かい、いつものごとく、資材の調達。

そこでも思いもかけず、催し物に参加。なぜか、ライラックのミニブーケをいただいてきました。
今日は、我が家のキッチンでなごませてくれています。





と、そこへ、タエコ マーヴェリー 校長のブログの更新メールが届いたので、開いてみると、なんとテーマが「ライラック」!!こんな偶然もアリですね。

ライラックが「バッドラック」とあるのをみて、さらに気になり、調べてみたり…

そこには信じていたイギリス貴族に裏切られた少女が傷心のあまり亡くなった後に、友人が墓前に供えた花が紫のライラック。その花が翌朝には真っ白になっていたとか。
その純白のライラックはいまでもハートフォードシャーのワイ河の畔の小さな村の協会の墓地にあるそうです。(別ブログから情報をいただきました)
他にも、ライラックを身につけると婚約指輪をはめることができない、とか婚期が遠ざかるとか、イギリスでは婚約者にライラックの香水を贈ることが婉曲な婚約破棄だったとか…このあたり、そのうち、イギリスのマーヴェリー校長に伺ってみようかと思っています。

中国では紫のライラックは幸運な女性の象徴という話も見かけたので、お国によって、花の運命?もこんなに違うのかと、日本画がから始まった1日が今日まで続いています。

ただ、花は無心で、綺麗ですよ~~


藤の花~青葉園の藤~

2013年05月04日 | お出かけ
5月になって急に冷え込む日もありましたが、毎年楽しみにしているさいたま市の青葉園の藤の花は、今年は10日程早く見頃を迎えました。
例年は5月の初旬、3日前後がピークなのですが、今年は4月の20日過ぎには咲き始めていました。



写真は4月27日の撮影です。きれいな花の房が長いものでは1mにもなろうかという姿で、暖かな風にそよいでいます。
風が吹くと、とても良い香りがして、本当に爽やかな姿でした。





傍らにはハナミズキが咲き始め、春の緑につつまれて、心地よいひとときを過ごすことができました。



青葉園の藤は、霊園の入口に天然記念物として大切に手入れされていて、毎年、その花を見に訪れる方で、花の時期には賑わっています。

霊園に賑わいという言葉はふさわしくはないとは思いますが、薄紫のカーテンのような藤の花の前で記念撮影をする方や、花の写真を遠く近くに撮影する方のたくさんの笑顔を見ていると、墓参の方もそうでない方も明るい春の陽射しに包まれて、とても素敵な光景なのです。

ゴールデンウィークも残すところ、あと少し…
明日にでも、また藤を見に行ってこようと思います。