母の自宅介護を始めてもうすぐ2か月が経つ。あまり考えずに母を自宅に戻して、病院で行われていた介護、看護を妻と二人で分担してやってきたが、多少は少なくなってしまったものの、やるべき仕事の多さに驚く。 それを当初は、無我夢中でこなしてきた。そして身体の疲れもようやく一山超えたと思える今、ふと気づくと 母を含めてみな生活するだけで精一杯で、自分の時間が無かったように思う。以前は、ピアノにスペイン語教室、読書と施設に母を送りながら自分の時間を楽しむことができたのが。
最近口を開けて眠っていることが増えてきている母の顔を見ながら痰の吸引をしている。そんな時、母が私を育ててくれていた昔の光景を思い出す。子育ては、母、女性にとって生き甲斐だったのであろうな。また、私が母を泣かせた親不孝な息子であったこともジワリと申し訳なく思う。
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