■「ひとり老後」の楽しみ方 保坂 隆(PHP文庫)
「老後25年で住居費別で総額6000万円」が必要?だって。
(住居費は、自宅と賃貸で大きく変わるので)。。。
誰に気兼ねなく、文句を言われることもなく、
好きな生き方ができる日々は、最高に心地がいい。
この本、人生終盤に手に入れたひとり暮らし
シニアを支える様々な情報から、
毎日を楽しむための知恵もたくさん紹介されてます。
唯し、最大の課題は「病気」と「介護」。
でも、そのためのヒントもいくつか具体的に
紹介してくれてます。
老後に必要な「お金」「健康」「人づき合い」「終活」
元気なうちに楽しく準備をしましょう、とのことです。
誰もが必ず迎えそして通過しなければならない《老後》。
その準備は早いに越したことはないですね。
ボクも出来ることから準備を急ごう!
残された時間は・・・でも、またまた
日本人の平均寿命が延びましたね。
男性がついに80才を超えた・・・恐ろしい!
『安楽死問題』国会ではなかなか議題に上がらないですね。
希望者に希望の時期に『安らかな旅立ちを!』
これって老後の大きな不安のひとつを
見事に解決してくれる手段だと思うんだけどな・・・
国家財政危機の医療費問題や介護を含めた福祉予算問題
にもこれは相当に貢献できるのでは・・・
と思うのはボクだけだろうかな・・・
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■アンパンの丸かじり 東海林さだお(文春文庫)
表題の「アンパンの丸かじり」。
これならやってみること出来そうだな、と思った
ボクはアンパン買ってきた。でも・・・
なんとこのアンパンを握り潰して齧りつく・・・。
別次元の美味しさがあるんだって。
別次元の美味しさってどんな美味しさなんだろう。
東海林先生に質問状を送ろうと思ったけど
止めました。どうせ真面目なお話じゃないんだから。
結局ボクには握り潰すことは出来なかった(笑)。
東海林先生には悪いが、あんぱんはやっぱりそのまま
ゆっくり頂くのが美味しいです。
それにしてもやっぱり東海林さんの豊かな
情報収集力って素晴らしいなあ~。
思いもつかない「食」のいろいろが楽しめるシリーズ34作目でした。
重松清さんの解説が楽しい。
本文じゃなく挿絵に注目なんだ!
なんたって東海林さんは本職漫画家だものね。
すでに30作くらいは読んだがそこまで気が付かなかったボク!
ひとつの丸かじり話にには必ず三つの挿絵があります。
最初の挿絵は・・・
二番目の挿絵は・・・
そして最後の挿絵は・・・
挿絵の考察・・楽しませていただきました。。。
さすがは作家の重松さん、本文を云々すことは
見事に避けて通られた!
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■富士日記〈下〉 武田百合子(中公文庫)
『武田が死ななければ、活字にして頂くようなこともなく、
日記帳は押入れの隅の段ボール箱にしまわれていたものと思います。
彼方の岸から武田は言っているのではないかしら、
「百合子、何やってるんだ、俺がいなくなったら。--恥ずかしい」と。
この日記の著者百合子さんが記した「あとがき」の一節です。
武田泰淳氏と百合子さんの在りし日のお姿が偲ばれる一節だった。
富士の裾野に建てた夫婦二人の別荘暮らし
『富士日記(上)(中)(下)』の全3巻と
途中のロシア旅行記『犬が星見た』
の計4冊、1779ページの日記文学。
実にすがすがしく、心あつく、簡にして深い日々の記録だった。
その長さを感じさせない内容は百合子さんの筆力
によるものだろうな。
泰淳氏の作品もそして百合子さんの別の作品も
読んでみたいな~なんて読みたい本ばかりが
増えて読書力がついていけないパピーでした。
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7月も3冊しか読むことが出来なかった。
一日が過ぎるのが早~い!!!
暑中見舞いのはがき書きもまだまだ残ってる。
□ 昨日の散歩歩数:4645歩
(昨日は午前中に掃除、洗濯の家事。そしてお昼に大学病院歯学部の予防歯科で葉のお掃除と
お手入れ一式。午後は近くの整形外科で電気を当てるリハビリ、帰って近所の散歩。夕食と
入浴、阪神タイガースの勝ちゲーム観賞、こんなことでは読書の時間がな~い!)
うちなんてどうやって暮らしていけばいいのだろう
私の年金なんて月4万・・・
なるようになりますかね~
東海林さんの本お好きですね~
私はあんぱん食べれなかったのですが
昔、潰したあんぱんが売り出されたことあって
それから食べれるようになりました人って面白いですね~
私は雑誌すら見きれないので月一冊かな~最近はお気軽にエッセイばかりです
ご主人がしっかり蓄えておられるから大丈夫。
でも、追い出されないようにしなきゃ(笑)
子供を当てにしちゃまずいしね。
これからしっかり蓄えてくださいね、まだまだ
お若いから大丈夫ですよ。。。
東海林さんフアンなんです。とっても気楽に読める
のが一番ですね。それから「食」をテーマにした
丸かじりシリーズは美味しい変な食べ物がいっぱい!
たまごさんは写真の撮影とお食事処めぐりが多忙
だから本をよむ時間がないでしょう(笑)
ブログもUPしなきゃいけないし・・・このブログって
意外に時間喰いますね、写真の編集やUpも手間
かかるし・・・
読書は気楽なエッセーが最高ですね。
先日、母方の法事に行ったら…まぁ!
80歳超えの人の多いこと。
皆さんお元気歩けて…一番若い私が
一番お婆ちゃんみたいでした。
(-ω-;)ウーン、なんだか考えちゃいましたよ。
国会での安楽死問題、進めて欲しいなぁと
私も思っています。
誰かの迷惑になるなら
自分が望む生き方=逝き方を
選べても良いと思うんですけどね。
元気で自分のことは自分でできることが「人間」
としての条件じゃないかな・・・と思います。
他人のお世話によって生き続けることはお世話する
人はもちろん自分自身も大変な苦痛じゃないかな。
喜んでお世話していただける方がおいでになるなら
話は別ですが・・・そんなケースは稀じゃないでしょうか。
人の平均寿命がまた延びましたね。男がここで
はじめて80才を超えましたね。恐ろしいことです。
自分の逝き方を自分で決められる、いいと思います。
ただ、ある程度の条件設定は必要でしょうね。自死
じゃないんだから。自分はもちろん周りに人たちにも
納得していただける逝き方。
老人医療費や介護費用など膨らむ福祉予算の問題
にも少しは貢献できるのでは、とも思います。
先だって麻生副総理がらしきこと言われてたけど、
随分とたたかれてましたね。世界には安楽死が
認められている国がいくらかあるようですね。
日本では何故かまだまだ難しそうですね。
周囲には90歳を超える高齢者を多く見かけます。
私自身 これから生きることを恐怖に思います。
誰かの手を借りないと生きられない日々が待つ可能性が高いと
安楽死法案を進めてほしいと思います。
介護の問題は家族に大きな負担を与えてしまいます。
介護で家族が家族を殺めることが報道でちらほら見受けられます。
いつしか日常茶飯事の出来事となることが恐いです。
ただ、この法案は重度の治癒不能な方にのみ与えられる制度、
簡単には合法にはならないのではないでしょうか?
難しい問題ですね。
世界の現状がどのように動いている検索してみました。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52177142.html
日本の政治を動かすにはパピーさんのように声を上げることが大切と思います。
私もパピーさんのご意見に賛同いたします。
ブログ変わられたのですね。以前のURLでは
開かないですね。時々覗いていたのですが・・・
コメントありがとうございます。
ご賛同いただきありがとう♪
日本国憲法25条で生存権は保障されているんだけど
その生存を締め括る時を決める権利は何処にも
見当たらいようですね。
生きる権利はあっても死ぬ権利はないようですね。
どうも片手落ちのようにも思いますが・・・
安楽死問題にはいろいろ難しい課題があると思います
が先ずは厳しい条件の元でもそれを認めることが
欲しいですね。
日本では尊厳死すら認めていないのでしょう。
先ずはこれからだろうけど、そんなこと言ってたら
ぼく達は間に合わないですよね(笑)
とにかく他の人に迷惑をかけてまで生きながらえる
こと、これって人間らしいことでしょうかね。
この問題をなんとか解消してほしいものです。
「安楽死を考える会」でも立ち上げましょうか(笑)
そこまで元気ないですが・・・まあ元気な人はこんな
問題考えないでしょうね。これも大きな課題ですね。
元気な人にこの問題を考えてもらえるようにするには
やっぱり「介護」から入っていくのがいいのかな・・・
介護する人は元気だから・・・
とにかくこの問題は「言いだしっぺ」が見当たらない!