今回、このブログ作成のため今朝コンビニで買ってきました。
「おにぎり」と言えが、やはりコンビニですね。久しぶりです。いろんな種類の「おにぎり」が並んでいました。でも、写真写りが最も「おにぎり」らしく見えるのはこの昔からあるポピュラーな「手巻きおにぎり」でした。
なんと、136円もするんですね。出始めのころのコンビニ「おにぎり」がいくら位していたのか忘れたけど・・・
あっ、これは読書日記だったんです。食事日記じゃないんですよね。
では、本番開始です。
東海林さんの丸かじりシリーズは文春文庫だけでこれが27冊目です。おそらく50冊は越えているのでは・・・
パピーは既にこれで15冊読了です。未読の積読本が2冊あります。
とにかく、眠る前の心を穏やかにするには最適な本だと常々思っています。
今回の『おにぎりの丸かじり』は36話の「食エッセー集」です。でも「おにぎり」に関しては「おにぎり開放運動」と題する一話のみです。
おにぎりの具はこれまで闇に閉ざされていた。しかしここにきて「具に光を!」と主張する人権派が出現。その結果天むすが生まれれるも、エビ天は半露出という中途半端な形にとどまってしまうことに・・・。
と言った調子です。
とにかく面白い。ここに内容の一部をコピ―してご覧にいれます故、暇なかたは一読の上、小さく微笑むなり大声で笑い転げるなりお好きなように感激いただければ幸いです。
第35話 海老物語
海老は引っぱり蛸である。
こう書くと、海老は蛸である、というような誤解をまねくかもしれないので言い直す。
海老は日本では大モテである。
日本における海老の消費量は世界一だという。
なんてったてアイドル、なんてったて海老様、歌舞伎の世界でも海老から名前を拝借している。
ほかの国はいざ知らず、日本では目出度いものとされている。
鯛や昆布や豆などと共に、お目出度いものの一つに数えられている。
でも、よく考えてみると海老のどこが目出度いのか。
鯛はめでたい、昆布はよろこぶ、豆はまめまめしく働く、ということでそれぞれにちゃんとした理由がある。
海老はどこが目出度いのか。
海老に関連した言葉と言えば、「海老固め」があるが、なんだか痛くて苦しそうではないか。
もうひとつ「海老責め」というがあるが、これは拷問の型であるから目出度いどころではない。
苦痛を伴う暗い陰惨な話になってくる。
それなのに、なぜ海老は目出度いことになったのか。
どうも無理やり目出度い方向にもっていった疑いがある。
海老は茹でるとつの字型に曲がる。そこのところに目をつけた。
海老に腰があるのかどうかはわからないのに、“腰が曲がっている”とこじつけた。
腰が曲がってるとなぜ目出度いのか。
むしろ不健康ではないか。・・・と、こんな具合にお話は展開されます。如何です、愉快でしょう!
ところで、本日のブログ写真撮影のため購入したパピーの「昼食」です。
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海老っていうとやっぱ海老蔵思い出してしまいます
パピーさんはお料理はしないの?
パピーさんの握ったオニギリ写真に載せてみては?(笑)
そう書きたい私ですが確かに、コンビニおにぎりは、おいしい。
あまり買いませんが。
子銀ままは、パピーさんを見習い、多少まじめな文章も、掲載しなければと反省したところです。
お邪魔しました。
いつもありがとうございます。
パピーはなんたってアイドル、元山岳部
ですからね。料理担当も経験あり。
でも、まともな料理じゃなかったな~
「山賊焼き」的料理かな(笑)。
軽いエッセイ風の本からでいいから
しっかり本読みましょう。
特に、子供さんの目に着く所で・・・
「ママが本読んでる」って子供さんが感じて
くれたら教育効果絶大です。実証済み!
コメント書き出しの2行、東海林さだお風の文体ですよ(笑)。
パピーはネ、絵ごころ、詩ごころ、全くダメなんです。だから子銀のママさんのブログ毎日楽しみにさせて貰ってます。
ママさんの詩的文章は羨ましいです。だから
真面目(?)な文章では困ります、と主人の
子銀くんが言ってましたよ。
ありがとう。
ちょと、読んでみたい。
エビは腰がまがてるから、長生き?かしら
実に愉快なエッセー集です。
おっしゃるように海老は腰が曲がるまで
長生きするから・・・
でも、茹でると海老は生きてない、
この辺にかなりの無理があるのでは・・・
とういうことだそうです。
ありがとうございます。
視点をちょっと変えるといろんな事が
疑問に思えますね。
伊勢エビなんて、赤い色で、いかにもおめでたく
感じていた自分に??って
ここで、たのしい本に出会えそうです。
ありがとうございます。
この東海林さんの「丸かじりシリーズ」は
愉しいですよ。
なにしろ話題はほぼ全て「食」。しかも、
私たちが常日頃頂いている「食」ばかり。
なんとも思わずに食べている「食事」を
実に愉快な切り口から語ってくれます。
どうぞ