「今日は新製品のご紹介だって。」
いや、別に企業の回し者じゃないんですけどね。
こんなホースを買いました!
両手の平にすっぽり収まっちゃうサイズで15メートル!?軽い布地でできてます。
写真撮り忘れちゃったけど、水道に付けて水を出すとパーンと膨らんで伸びるんです。で、植木鉢の中にすっぽり仕舞えちゃう。
これはすごい!
元来我が家のホース事情は……
「恥ずかしながらこんなだったんだよな。」2012年9月撮影
画面奥の方にホースリールが見えてますが、これが結構大変で。うちのホースは前庭が20メートルくらい、裏庭が30メートルくらい×2本。前庭のホースリールは数年前から少し改善されて、水圧で自動巻き取りしてくれるスグレモノではあったのですが、それでも草花を巻き込んでしまったり、リールごと倒れたり、ホースが片寄って絡んだり……何かと手がかかるので、側についてコントロールするだけで服や手がドロドロになってしまう、という苦痛についつい、
使いっぱなしで放置…状態が続いていました。普通、アメリカ人は家の内外の美観に非常にこだわるので、こんなだらしない家は実は我が家だけでした。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
裏庭にいたっては、従来通りの手動巻き取り式なので、もう本当に重労働。毎日2回、グルグルとハンドルを回してホースを元に戻すのがイヤで水やりさえもさぼってしまう、そのうち出しっぱなしになり、うっかり芝刈り機で切ってしまう…などの事故も続きました。でもね、アメリカ人でも実は、裏庭のホースは出しっぱなしなんだよねー(てへぺろ)みたいな話はよく聞きます。
そして昨日、たまたま出かけたホームセンターで見つけたこのホース。これで、耐久性さえあれば言うことなしです。軽いから扱いもラクだし、場所を取らないし、巻き取りの手間が要らない!
気になってネットで検索してみたら…日本にもありました。その名も「のびのび君」!……さすが日本だ。絶対名前付いてると思ったけどw。…とよくよく見てみたら、「魔法のホース」「x-hose」「かる~いホース」などいろいろ出ているみたいです。ネーミングはやっぱり「のびのび君」に一票でしょう。
ともかく、日本にも上陸しているらしい。しかし!レビューは最悪です。どうやらアメリカの水道の規格に合わせて口金が作られているので日本の蛇口に合わないらしいですね。残念です。生活用品、こまごましたものは日本のものが便利で緻密ですごい!と思うけど、こちらの家庭用品は何しろ規格が揃っていて混乱が少ないのがすごい。何にでも共通規格があって、メーカーが違っても使える。紙のサイズもほとんど一種類(多少の例外あり)、ホースの口金しかり、ペンキ塗りのローラーのハンドルだって、サイズだって、ほとんどが完璧に規格に沿っているので、どこで何を買っても大抵問題なし。おおざっぱなんだけど、決めるところは決める!というか。日本もこんなふうにシンプルだったら、もっとすごい製品ができそうなのに。
さて、どれくらい長持ちしてくれるかなー。ご近所の評判も上々ですが、ホームセンターの店員さんたちによると、これは今大人気で、仕入れても、ほとんど一両日で売り切れてしまってなかなか手に入らないのだそうです。返品も少ないとか。期待していいのかな?少なくとも使い勝手はすばらしいです。もう重くて大変なホースには戻りたくないなあ。
「これからは背景にニョロニョロが写り込まないの?」
だといいけどね。ご期待だね。