合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

ピルエットダブル成功

2012-05-19 | バレエとかピアノとか
えへー、2回転、ツルツルッとできた今日、久しぶりに一歩前進。チカラワザじゃないピルエットってこんな感じなのか。今まで20年やっぱりできてなかったんだな。ピラーティスで腹筋がついたのと、ロシアの鬼教師S君に羽交い締めで特訓されたおかげです。

1.きちんとプリエして
2.勢いを付けすぎずに、
3.とにかく下半身は床を押す。
4.腹筋を緩めない
5.反らない
6.目のスポットを強く
7.パッセの足を素早く
8.そして何よりもを背筋で固定して絶対に捻らない。

これが全部一度にできれば回れるわけです。…なんだけど、こんなに一度に神経配れないんですよ、大人はね。とにかく、S君のクラスでは「腕」バレエ団のクラスでは「反らない」を特に注意されてます。

それでも。1月から、レギュラーのスクールの他、またバレエ団のオープンクラスにも通っい始めて、これで週2回のクラシック・バレエと1回のダンス。これはジャズダンスとエアロビクスやサルサを合わせたような激しいもの。これだけ練習するとやっぱり少しはついていけるようになるみたい。(ちなみに空手は当初の予定通り半年間通って、何も身につけないながら良い経験になって終わり。)

敬愛するH先生が去ってしまって1年間はバレエを休み、今年からまた気合いを入れているけど、どうしたって今から若くはなっていかない。でも、なんとか前進していける間はがんばろう。


「おばーさん、肩上がってるでちよ。」



「オマエ、背中に関節ってものがないの?板みたーい。」


くぅー。モトが異様に硬いのをトレーニングでなんとか人並みにしているので、なかなかそこから先へ進みません。すべて体の硬さが邪魔をする。無理するとすぐ傷める、半年くらい治らない。ああ、みんなこんなジレンマと闘っているんですかねー。

仲間のみなさん、一緒に頑張ろうね。


今が満開、クライミング・アメリカ



踊れる体型を目指そう

2012-01-20 | バレエとかピアノとか
しつこくダイエットの話題ですみません。何しろ今一番熱中していること。楽しくて。

毎日の数字にいちいち一喜一憂するんじゃない、とオット(自称ダイエットの権威。なんたって何度もやってるから)に窘められておりますが、どうしたって振り回されちゃいます。


ところで、私の一番の大好物は白いご飯です。チョコレートやらケーキなんてなくたって全然困らないけど、白いご飯と醤油、梅干しがなかったら死んでしまう。…までは大げさにしても、すぐ体調を崩してしまいます。たぶんストレスが原因だと思うけど。


そんな私は、ここ数日間、なんちゃって脂肪燃焼スープダイエットに挑戦中。実は、このダイエット、以前にも一度やってみたことがあるんです。基本的に決められた野菜スープならいくら食べてもいいのですが、ご飯が食べられないことで空腹感が満たされず、もう飢餓状態。もう限界すれすれという状態でやっと一週間を満了したのに体重が全く減らなかった、という経験があります。

しかし。私は、2003年当時の思い上がった自分に言いたい。165cm、51kgの体型で何が脂肪燃焼ダイエットか。フザケンナ! というわけで、前回は大して脂肪もないくせに無理をしてまで落とそうとした自分が間違っていたわけです。本人としては、アメリカで5キロ近くも増えてしまい焦ってはいたのですが、今にして思えばちゃんちゃらおかしい数字でした。その後バセドウ病に罹り、その治療で一時的に橋本病(と同じ症状の、甲状腺機能低下症)になり、体重は10kgの単位で上下しました。その後、緩やかに増え続けてこの冬に至る。


今の体型でも実は太っているわけではないと思います。BMIが21台。アメリカでは、はっきり言って細い方です。(書いてて恥ずかしい。でも本当に、服のサイズを見付けるのがちょっと面倒なくらい、標準よりも細いんです、これでも)でも、やっぱりバレエを習っているからには、綺麗に踊りたいし、体が重いと自分も辛い。何よりこれ以上太ると着る服がなくなる。レオタード姿が醜いのがイヤ


そんなわけで真剣に始めたダイエット。今までの生活との一番の違いは運動量。Yogaかピラーティスを毎日、プラスバレエを1週間に2クラス、空手を1クラス。食生活はご飯の量を減らす程度でやってきましたが、やはり体脂肪は落ちても体重はあまり思うようにいかない。ということで、なんちゃって脂肪燃焼スープダイエット。


結果、当然ながら今回は体重も体脂肪も落ちてきています。前回に比べると、炭水化物を食べられない辛さもあまり感じません。白いご飯が食べたいのは相変わらずで、時々ズルしてこっそりつまんだりしてますが、わりと調子がいいみたい。決め手は運動かな?前回はきっとろくに筋肉もないのにそんなダイエットをしても無駄だったんでしょう。


少しずつ、良い調子になってきました。バレエと空手で筋肉痛。空手は、今の私の段階ではダンスと同じです。ひたすら型を真似する。だから楽しい。これが打ち合うとかになったら、きっと引いちゃって続かなくなりそうです。蹴りの形もバレエと違うからちょっと混乱します。





素敵な指導者になられてます。こんなふうに踊れる夢はもうあきらめたけれど、それでもバレエはやめられなーい!せめてせめて、まねごとでも出来るように、がんばりたいな。



「オマエがいつか上手になったらオレ白いタイツはいておーじさまやってあげる。」


ちゃんと、リフトしてよ、クキさん。



踊る阿呆は無理をする

2011-10-17 | バレエとかピアノとか

モチロンおりがみ伯の作品。私も作ってみたけど、仕上がりがイマイチになりました。



さて、四十肩発生から一年余、バレエのクラスにようやく2週間前から復帰しております。途中無理矢理参加して、あえなく脚の付け根の筋を傷めてしまったりしていましたが、とりあえずはゆるゆると…


…と思ったのに。


今シーズンの指導者は地元老舗バレエ団の元プリンシパル。うちのスクールではまだバリバリに王子様役をこなすS先生。ほぼ初対面です。「1年ぶりなら無理をしないように」と言ってくれたので安心したのもつかの間、一瞬でも腹筋が緩むと声が飛ぶ手が伸びてくる、

いきなり私の真っ正面に立ち「ワタシはプリンセース!よ、みなさん!……ほら、そんな下向いてるプリンセスいないっ!」すぐ真似してみせる。「無理しないで」という言葉ととことん矛盾しているんですが、どうも彼には、終始腹筋を緊張させていることや、膝を一瞬たりとも緩めないこと、肩を引いて下げること自体がすでに”無理”の領域なのだということはピンと来てないらしい。ハッキリ言ってこのクラスに参加している事自体が”ちょっと無理”で、指示に従っていることが”かなり無理”で、先生の注意をしっかり反映させることは”どう考えても無理”な領域なんですけど。私が無理してるんじゃなくて、先生が無理言ってるんですけど!


私を含め、将来に見込みのある生徒は皆無のクラスなので、先生とにかく楽しんじゃってます。責任ないからねー。だからって、このレベルでいきなりフェッテやらイタリアンフェッテの練習です。あとから校長が「彼がクレイジーなのは知ってたけど!」って。クレイジーで楽しかったけど、初日は午後、とんでもない筋肉痛でアドヴィル2錠飲みました。

参考映像

前半がイタリアンフェッテで後半がグランフェッテ。



↑この子13歳。笑うしかない悲しい私。もちろん我々はトウシューズではなく、バレエシューズでのレッスンですが、それにしても脚が90°上がらない、ピルエットも満足にできない、軸も保てない私に270°の回転なんて無理ですって。

どうもバリバリのプロから先生に転身した人達って、セミプロの子どもたちを教えるのには慣れているけど、普通あまり大人の素人は教えないから、何がそんなにできないのかわからない様子です。「そんなにがちがちに筋肉使わないでリラックスしたらいいんだよ」って、素人がこの状態からリラックスしたらどんな恐ろしいことになるかわかって言ってるんでしょうか。

そんなわけで、楽しいことは楽しいけど、とんでもなく「無理」なことしてるので、そのうち怪我しそうだなあ。。。



「バカじゃないでちかねえ。」
「バカじゃなくてアホウっていうんだぞ、ああいうの。」



レッスン日記 息を止めない

2009-04-20 | バレエとかピアノとか
できるかできないかは”Determination"にかかっている。

バランスは、止まらず、伸び続けることで作る。

バーの手は身体よりも前に置く。その理由

激しい動きの連続でも息は止めない


イースターホリデーが明けて、2週間ぶりにバレエのクラスへ行ってきました!ポアントは保留です。今までも2週間、3週間とレッスンの間が空いてしまったことがあったけれど、今回ほど「なまった」というのをハッキリと感じたことはなかったような。筋肉が確実に衰えていて、ルルベのバランスが決まらない、タンジュを出す足のスピードが出ない、深く伸びるプリエが辛い。ああ、40を過ぎると「来る」っていうけど、来てるねえ。

でも、先生は娘のような歳の元気いっぱいなHちゃん。美人で可愛くて、きびきびと的確な指示をしてくれて、レッスンがとにかく楽しいのです。アレグロの動きに身体が追いつかなくて、微妙に音楽に遅れがちな私たちに「遅れずについていく唯一の秘訣は”DETERMINATION”よ!」と。「できない」んじゃなくて「やる」んですね。合わせるったら合わせるんだっ!と、とことん自分で決めないと絶対についていけない。ホントにその通り。

あと、今日ちょっと目からウロコだったのは、休み明けでなかなかバランスが取れない私に言った、[Balance never stops!]。片足のルルベ(背伸び状態)でパッセやアラベスクのポーズにバランスをとっているとき、Still(停止)してはいけないんだって。常に伸び続ける、常に遠くへ行く意識を、バランスの間ずっとずっとずっとkeepしなくてはいけない。思わず、「限界まで行ってしまったらどうするの?」と聞いてしまったのだけど、限界はないんだそうです。指先は前へ。後ろに上げた爪先は後ろへ、頭は上へ、ずっとずっとずっと伸びて伸びて伸び続ける。その伸ばす意識がとぎれた瞬間にバランスは崩れるんだって。なるほど。確かにそういう意識ですね。

グラン・バトマンのアラセゴンでは、特に、バーを持つ手を身体より前に置くこと。それ自体はよく言われる注意だけど、「そうするとバー側の身体の横の筋肉が使えるでしょう。」って。ホントだぁ。「センターでのレッスンの時、アラセゴンの腕は決して身体よりも後ろに行かない。肘は視界の両端に見えているはず。」ホントだぁ。「この伸ばした腕で身体の引き上げと脇の筋肉をコントロールするのです。」ホントだぁ。「バーの手が後ろにずれているから、アラセゴンの時身体が脚に引っ張られちゃって、脇がゆるむのよ。」って。ホントだぁ。


勉強になります!

センターは基本のタンジュやジュッテでも「伸びる」意識を徹底的に。ワルツやバランセは伸びるのはもちろん、移動距離を大きくとること。いつも「伸びる」ことを意識すると踊りが変わってくる。発見でした。でも、伸びて移動しながらのバランセって疲れるのね。

グランワルツはグランジュッテ4回ピケアラベスクからジュテ・アントルラッセ、ソテして走って反対側。これだけなんだけど、何が大変って、息をしている暇がないんです。先生は「どんなときも息を止めてはダメ」って言うけど、それができないんですよー。息を止めてるから疲れるのね。よーくわかりました。今後の課題です。


運動した後はオレンジジュースがいいって言うけど、今度のトロピカーナ、50%Less Sugarってやつ、人工甘味料の味がしました。もう買わない。


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トウシューズに再々挑戦

2009-03-31 | バレエとかピアノとか

「もっと近くに。」
「なんでちか~symbol1

最近お気に入りのチーズ2種です。

Manchego(?)とDubliner

どっちも堅いタイプで匂いは弱め。


ペパーミルでガリガリと粗挽きこしょうをかけて、リンゴやクラッカーと一緒にいただきます。


美味美味。

…なぁんて言ってるからまた体重が増えちゃった。ダイエットはどこへ行ったんだー。
恐ろしいことに、去年から私たちアダルトのクラスを教えてくれている、若くて綺麗で現役ばりばり、やる気いっぱいのバレエの先生が、前々から頼んでいたトウシューズのレッスンを始めてくださいまして。

今を逃したら、もうトウシューズを履きこなせるようになるチャンスは二度と来まい(っていうか、今でもかなり遅すぎますわね)と思われるので、始めることにしたんです。なんたって、これからの人生の中では今が一番若いんですから。私の座右の銘は、腹八分目…ではなくて、実は「やらないよりはマシ」なんですが、この「これからの人生の中で今が一番わかい」というのもかなり気に入っているのです。

何か始めるなら躊躇してる時間なんてないんだよ、ってことです。

トウシューズについては是非こちらの過去logを参考にどうぞ。バレエを知らない人にはよく誤解されますが、トウシューズで立つっていうのは、すごい技術を要する、訓練のたまものなのです。普通のレッスンは底も爪先も柔らかい、バレエシューズで行われます。

それにしても、私の場合トウシューズは、前回挫折してからすでに3年が経過してますからね…たぶん、シューズが合っていないこともあるんだろうけれど、当時はなにしろ痛くて痛くて…諦めてしまいました。そして、今回は体重○kg増です。それでも、セミプロの先生は「あなたの体重・体型、そして筋力なら全く問題はないはず」と言ってくれるんですが…今回も痛いです。


普通にバレエシューズでのバー・ストレッチ・センターレッスンを終えたあと、ポイントシューズ(と英語では言う)に履き替えました。

まず、バーに両手でつかまって、片足ずつアーチ(甲)をよくほぐした後、両足を前向きにそろえて爪先で立ち、そのまま腰を落として体重を爪先にかけ、さらに重心を前(バーのついた壁方向)に移動して甲を伸ばす(出す)。この時点で悲鳴モノです。

その後、ルルベで立ったりそのままプリエしたり、アップダウンを両足、片足で繰り返した後、スタジオの1面をパドブレ(この先生はブーレと言った)。左右一回ずつ…痛いの痛くないのって思わずくじけそうでした。なんとか最後まで持ったけど、いつまで続くか…とりあえず、もっと爪を短く切らなくちゃ…ブーが言うには、そんなに爪先が当たるのは、もう靴に足が合っていないせい(本来、甲の一番広いあたりをシューズが支えてくれるので、爪先自体は床を感じない)だから絶対に買い換えないといけないってことなんですが…高いんだもん。

ちなみに、今履いているのは、3年前からお蔵入りになっていた、ブラジルのセシリアです。このシューズは甲が出にくいので、足が相当強くないと履きこなせないそうですが、とりあえず、よく立てている、と褒めていただきました(嬉)。

ただ、2番にルルベで立ったとき、いかんせん、どうしようもないのは膝。日本人の膝は外に出てます。私はO脚ではないのだけど、膝はなかなか引っ込みません。膝が内側に入り気味なくらいまっすぐにならないとバレエの脚は美しくないんです。先生の足は見事なX脚。バレエには理想的…なはずですが、先生が言うにはそれなりの悩みがあると言います。膝を付けるとかかとに隙間が空いてしまうとか、ロン・デ・ジャンブの動きに工夫がいる、とか。でも何よりも驚いたのは、有名バレエ学校を出たこの先生の言葉。

「いろいろな国際コンクールで多くの日本人ダンサーを見てきたけど、確かに彼らは脚の形がどちらかというとO脚気味。でも、だからこそあの素晴らしい回転やジャンプができる。あれはX脚には真似のできないことだから、羨ましい。与えられた身体をどう生かすかがダンサーのすべて。」と。年齢は私の半分ちょっとくらいなのに、哲学的でステキな先生です。

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背中のストレッチ

2009-03-25 | バレエとかピアノとか

チキンの南蛮漬け

本当は小アジとかワカサギとかの南蛮漬けが好きなんだけど、アジなんて、もう7年も食べてないし、こちらで手に入る、アタマなしの冷凍ワカサギ(smelt)はイマイチだし。でもチキンの南蛮漬けも結構美味しいです。


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バレエを20年近くも習って、どうして未だにこんななんだ、私?と自問するに、やっぱり身体の堅さ、特に背中の堅さが致命的だと思うのです。他にも、腹筋が弱いから回れないとか、首の角度に問題が、とかいろいろあるんだけど、とにかく背中の堅さは折り紙付き。

私が現在一押しのバレエマンガ、テレプシコーラの中に、「ロシア型のダンサーは皆、胸骨をずらす(胸から反る)ことができる=バレエ学校が生まれつきそういう体質の子しか、取らない」というのが出てくるけれど、ソコなんですよねえ。

日本もやアメリカでは、バレエ学校は広く一般に開放されているけれど、一部のバレエ先進国の、そのまたシリアスなスクールでは、事前のオーディションで身体的素質のある子しか、そもそも入れてもらえないんだそうです。一概に「欧米では」っていうのは間違いだし、そういう国でも、趣味としてのバレエはそれなりにあるそうですが、日本やアメリカのように、誰でもバレエスクールに入れて、そのスクールからプロとして巣立っていく、なんてケースはまずないのだとか。

余談ですが、うちのスクールには、ロシア、イタリア、ベルギー、中国、ペルー…と実にいろいろな国のバレエ団出身の教師たちがいる(いた)ので、メソッドもいろいろ。もう誰もいちいち、「これはワガノワ(ロシア)派」とか「これはロイヤル」とか言いません。グラン・ジュテもグラン・ソデシャも、グラン・パデシャも各派によって呼び名が変わるので、先生は見本を見せながら、「次、コレね」なんてことも。生徒達も慣れたモノで、ヨーロッパ出身の先生のクラスでは、フラッペの足首は伸ばしたままだし、ロシア系アメリカンならいちいちフレックスでク・ドゥ・ピエに付ける…なんてことを実に簡単にやってのけます。大人の生徒はなかなかそこまで使い分けられないけど…


あ、話がそれましたが、私の課題は背中のストレッチ。
メニューを書いておきます。

1.うつぶせに寝て、おでこを床に付ける。少しずつ顔を上げ、頸椎を上から一つずつ上げるようにゆっくり起こしていく。

2,そのまま両腕を後ろに伸ばして組み、顔を、正面、右、左、正面、上…と向ける。

3.そのまま両手の指先をそれぞれ両肩に乗せ、そこから上体を起こしつつ、腕を後ろに開いていく。手のひらを天井に向けてそのまま腕を伸ばしきる。(二の腕から上が痛いっ)

4.そのまま膝を曲げ、両足を両手で掴む(このあたりから、できない人は無理のない範囲で)上体を反らしつつ、両手で掴んだ両足も上(天井方向)へ上げる。

5.一旦リラックスしてから、今度はどこも掴まず、両腕も両足を後ろに伸ばしてそのまま弓状に反る。(身体がロッキングチェアの足部分みたいになる)

6.正座して両腕をまっすぐ前に伸ばし、べったり床に付けて(付かないけど)リラックス


以上、うつぶせ

次はバーを使います。
1.バー(壁)に直角にうつぶせになり、両腕でバーを掴んで、上半身だけぶら下がる。下半身は床の上です。(両腕を上に伸ばす。肩の前側と腰が痛い~~~!)

2.バーを掴んで立ち、cat roll…猫が伸びをするように、まずルルベ(つま先立ち)で立ち、後ろに反る。

3.一旦身体を戻し、両手でバーを壁から引っ張るように、身体を腰から「く」の字に曲げる。上半身、下半身はそれぞれまっすぐ張りつめたまま。

3.両膝を床につける。立て膝になって、腰をまっすぐ立てたまま(お尻を前に出す感じ)反対側の壁が見えるまで反る。

4.うつぶせストレッチの6.と同じように丸くなってリラックス。

仕上げ
バーに片手で掴まって、片足を後ろに上げ、アティテュード(→画像)膝を高く、そして、つま先は足首より高くあげて、上げた足と反対の手で、上げた足を上から掴み、引っ張り上げる。慣れない人が突然やると脚を攣る恐れがあるのでお気を付けください。

ここのところ、ガーデニングで働きすぎた身体の、歪んだ筋肉痛には、バレエのもっと強烈な痛みがよく効きます<まぞ?

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若者のレッスンについていけません

2009-01-22 | バレエとかピアノとか
キング牧師の祝日だということをすっかり忘れて、月曜日、普通にレッスンへ出かけたら…プレ・プロフェッショナルクラスのティーンネイジャーたちがスタジオをほぼ占拠してました。

その場で180度転回して逃げ帰るというのがたぶん正しい選択だったのであろうに、タイミングをなくして、ズルズルとスタジオへ。

いやもう、人間じゃないですね。

というか、あっちが人間じゃないか、こっちが人間以下なのか、どっちかです。同じ人類とは思えない。脚が、まるで腕のように頭の上までスッと上がるし、上半身が前へ倒れずに後ろの脚が100度で保てるってどうなってるんだか。

それより何より、その脚の長さですよ。こっちの子は食べ物のせいか、上半身は日本のダンサーたちよりもがっちりしてる子が多いけど、とにかく脚が長い、長すぎる。私が、通常「腰」とか[ウエスト]とか呼んでいる部分が既に脚なんですよ。まったくね。私は頭は小さい方なのだけど、まさに「小さきゃいいわけってじゃないっ」ということを目の当たりにするわけです。


本来なら、このクラスはアダルトのオープンクラスで、イレギュラーに入ってきたのがその子たち、のはずなのだけど、悲しいかな、やはりそっちが中心になってしまうんですよ、こういうときは。バーの最初から、ほとんどのコンビネーションに回転が入るわ、フラッペもフォンデュもルルベが基本だわ、すっかり苦行と化してしまったレッスンでした。

若い子向きのレッスン、回転やジャンプのてんこ盛りだったおかげで、汗はかいたけど、自分のためになったのかどうか…疑問。2日経ってもまだあちこち痛いし。もう、がむしゃらについていけばいい、ってもんじゃなくなってるのかも。もうちょっとマイルドな「大人のバレエ」を目指すことにします。


「で、腹いせでちかね、これは。大人のすることじゃないでちよ、まったく。」


そして火曜は娘二人とのアンサンブル・リハーサルでバイオリンのクラスへ。こちらは30年ぶりのバッハに苦しんでます。2台のバイオリンとピアノのコンチェルト。バッハって、弾くのどころか、聴くのもあまり得意ではなく…しばらく、4声を聞き分けるのも難しくて苦労しましたが、ようやく音楽になってきたかなぁ。そして、ブーとはもう一曲、タイスの瞑想曲。これは、(うまく弾ければ)それはそれは美しい曲なのでありますが、どうなることやら。州のコンテストまであと10日。

いつもながらの自転車操業でやっております。


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氷点下でもレッスンへ

2008-10-23 | バレエとかピアノとか

寒くて動けないよー、今日はオットの誕生日。シーズン初の氷点下でした。
それでも自転車で20km離れた会社へ出かけましたよ。シーズン中に走行2万キロの目標は達成できそうもないのだけど、それでもがんばるんですね。

なぜ? どうして???? WHY?????

体育会系の頭の中は理解できません。

さて、バレエに行ってくるか(←どっちもどっち)

ウチの先生、今妊娠8カ月の妊婦さんなんです。うちのスクール出身で、東海岸の某有名バレエスクールを卒業後、地元に帰ってきました。大きいお腹でも、脚ってあんなに上がるんだ、大きいお腹でも伸びた腕から胸にかけてのラインってあんなに美しいんだ、あんなに大きいお腹でもヘーキでだぶるピルエット回れるんだ、じゃじゃじゃ、ジャンプもしちゃうんだ!と毎回目から鱗が落ちまくりです。

心を入れ替えてストレッチ中。今年中になんとか、両脚スプリッツ完璧にしたいものです。

この寒さで着替えるのも億劫。ストレッチもたっぷり時間をかけないとあっという間に筋を傷めそう。ああ。憂鬱~~~~~~、でも行っちゃうんだよねえ。







「なんなんだよ、この何の脈絡もないカラフルケーキの写真は。」


いや、久しぶりにまじまじと見たら新鮮に驚いたからさ…
では、行って来まーす!←気力を奮い立たせております


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ダイエットとかバッハとか

2008-09-27 | バレエとかピアノとか
すっかり秋。少しずつ紅葉も始まりつつあるようです。



毎日のように通うバレエスクールへの道




バレエのついでに




森林浴もできそうだったりして??




初公開?我がバレエスクール。




嵐の爪痕くっきりと



スタジオの中。いつも私が掴まるバーのすぐ外に見える木。イクラがなってるみたいで可愛いんです。


最近、ダイエットとリバウンドを繰り返し、かなり「負け」状態に入っているせいか、近頃ルルベ・パッセのバランスが決まらなくなってきました。ルルベというのは、いわゆる「背伸び」の踵がもっと上がって、足の甲が地面と垂直になる(トウシューズのつま先立ちと同じ角度)まで、足の裏のボールのところから上げる状態。(足の指は根元まで床についてます)足のポジションは1~5番まであるけれど、バーでのパッセは主に1番か5番から。そして、パッセは片方の足を骨盤から180度外側に開いた状態で上げて、そのつま先を軸足の膝の上まで引き上げる(当然膝はくっきりと曲がる)ポーズのこと。

ここ数年でやっとバランスというものがわかってきて(遅すぎだよ)、ルルベの片足で長い間立っていることができるようになってきていたのだけど、さすがにバランスが変わって来ちゃったのかも。ここで踏みとどまらないとズルズルと落ちていくばかりなので今また必死のダイエットです。お腹空いた…。


それから、突然ピアノの話ですが、近頃バッハに苦しめられております。もともと苦手のバッハ。ほとんど小学生の頃の小品集とインベンションの途中までくらいしかやったこともないバッハ。本当は学生時代に一度、苦手に挑戦しようと「バッハをやってみようと思う」って言ったことがあったんですよ。でも「あたし、ドビュッシーが大好きなのよぉー」といつもくねくねとドビュッシーを押しつけてきた指導教官、「あなたにバッハは無理よ。あれはね、本当に楽譜通りにかっちりと弾かないとダメなのよ。ダメダメ、向いてないわね。やめときなさい。」とばっさり切られまして。

以来、苦手をいいことに触りもしないどころか、ほとんど聞きもしなかったバッハ。この歳になって挑戦してるけど、こんなに難しいとはちょっと想像してなかったです。本当にロマン派あたりとは違うんですね。なんというかもう、まずメロディが覚えられない。たかが二声なのに、両方のメロディを一度に追うことができない。2ページ目の譜読みに1日かかってます。いや、譜読みじゃないのかなあ。なんだかとにかく思うように左右の手が噛み合わなくて。片手ずつならまったく問題ないのに。苦労してます。まだ9ページ中の2ページ目。

ピアノは何歳になってもできるって甘く考えていたけど、どうやら違うみたいですね。明らかに譜読みのスピードが遅くなっているし、初見能力もがた落ちです。それにすぐ腕が痛くなるのも老化の兆し?


泣きたいぞーhekomi ・・・っていうか、お腹が空いてるせいだったりして・・・


この時期、いろいろな「赤い実」が目を楽しませてくれますねー。ハッ!これも空腹のなせる技ですか?…イヤだな、うぃるちみたい、私。



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やっぱりバレエが好き!

2008-05-29 | バレエとかピアノとか
バレエの公演直前リハーサルの日々から今まで、毎日ひたすらビデオ映像と格闘していました。未だに余韻から抜けられません。でも昨夜というより今朝まで働いて、やっとなんとかDVD4枚(映像2枚データ2枚)完成…と言っても結局ほとんど編集しないで作ってしまいました。mpegデータも渡したから、必要なら先生がなんとかするでしょう。

何度焼いてもPCでは再生できるのにプレイヤーでは画像が引っかかったり音声が跳んだり…悪戦苦闘したんですが、原因はなんと、プレイヤーの方だったようです。時間を返せ~と自分に言いたい。そういえば最近、レンタルのDVD再生も調子が悪く、ディスクが傷んでいるのだろうとばかり思っていたけれど、あれも再生ヘッド側の問題だったのかもしれません。

それにしても、まだ4年くらいしか経っていないホームシアターシステム…修理よりも買った方が安いのかなあ、と思うとガッカリです。まあ、そろそろブルーレイに乗り換える時期なのかもしれないですね。



「買い替えでちか~」


ただ一つ、この一週間、ずーーーーーーーーーーーっとバレエの映像と向かい合っていてトクしちゃったことがあります。今日、公演以来初のレッスンへ出かけたところ、なんと人生初(ナンチャッテも入れれば2回目)のトリプルピルエット(その場で片足につま先で立って3回転)ができました。頭の中にイメージとしてずっと、お気に入りダンサーMちゃんの姿があったおかげです。ピルエットの練習が始まって数回はうまくいかず、先生からちょっと直しが入って、その瞬間、注意されたこと(「両耳を引っ張り上げるように!」「プリエの両脚をもっと外側に!」「ボディはスクェアを保って!」)とMちゃんのピルエットの映像が重なり、フッと立った瞬間にまっすぐ3回転。ダブルもままならない私の大まぐれでした。ああ、3回転、気持ちよかったなあ。またいつかできるといいけれど。それにしても、どうして男性はバレエシューズで11回転とかできちゃうんでしょうね?謎です。



「大まぐれね」


それに、ジュテ・アントルラセの、振り向きざまのジャンプが今までどうしても落ちてしまって頭と背中と足がバラバラな感じだったのが、「背中を保って、両腕を高いところでキープ」と言われたのとMちゃんのイメージとで跳んだら、アラ、今までと全然違う!感覚。こんな手応え、久しぶりで嬉しくなっちゃいました。




ブルーベリーのロールケーキは黒豆のようだった・・・


やっぱりバレエが大好きだなぁ、と実感したこの一週間。バレエってすごい芸術です。そしてものすごい技術。もし、バレエを知らない人で、それを疑っている人がいたら、試しに「バレエの真似」を鏡の前でしてみて欲しい。きっとバレエとは似ても似つかない姿になっているはず。たとえ両腕を上に上げるだけのポーズでも、正しい形に筋肉が付いていて、それを正確にコントロールしないとバレエには見えないんです。よく「バレエって、このバレエ?」なんて言いながら腕を体の横でヒラヒラさせて見せてくれる人がいるけど、残念ながらそれは違います~!もちろん、運動靴で膝を曲げてつま先立ちするのも違いますよ~!

もう若くないんだから、120%の力でレッスンに臨むのは止めようなんて思っていたのに、今日はつい200%くらいの力を出してしまいました。さすがに膝から下の痛みが強いです。ふくらはぎはともかく、向こうずねにも筋肉があって、ちゃんと筋肉痛になるなんて…バレエをしていなかったら気付かなかったかも…

年子のアカンボ抱えてバレエを始めて、この春で16年になりました。ひー!



「オマエって痛いの好きなの、ヘンタイ?」
※本日は内容と写真、全く関係ないぞシリーズでお送りしました※


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symbol7ガーデニングシーズン到来!というわけで、戻ってまいりました。またよろしくおねがいします。→どらどら!

無事成功

2008-05-25 | バレエとかピアノとか
終わった終わった~~~~~!

大きな事故もなく(そりゃ、小さいアクシデントは多発してましたけど。アメリカだから)、本番中の怪我も(たぶん)なく、予想通りマチネよりもずっと良かったソワレの舞台。




あまりに美しくて涙が出ちゃったよ~。



応援ありがとうございましたsymbol4
今日は興奮して眠れそうもありません(現在午前2時)。今はうっとりと余韻に浸っているけれど、これからこのビデオを全部(3時間×4回分!?)編集して先生に渡さねばなりません。一週間でできるかなぁ・・・。

昼の部終わり

2008-05-25 | バレエとかピアノとか
なんとか無事、マチネ(昼の部)終わりました~。今回は2回公演で助かりました。大抵は金曜・土曜の2日間で3回の公演なんです。そうすると疲れ方はハンパじゃないのに、最後の頃は、ダンサーたちにアドレナリンが出るのか、素晴らしい舞台になることが多いものの、周りは体力が付いていきません。

マチネは無難にまとまった感じ。ビデオ係としては、予想された通り会場側で貸してくれるはずのカメラがカギのかかった部屋に入ってしまい、責任者は1時間半離れたところにいて連絡が取れない。仕方ないから自分のカメラを使ってくれ、という状況。当然そうなると見込んで準備万端で臨んだ…つもりだったのですが、我が家のSONYハンディカム、もう10年近く酷使してますから、バッテリーの消耗が激しくて。「バッテリー残量40分」と出た次の瞬間「バッテリーがありません。交換してください」とメッセージが出たりするんです。

今回も準備はしたけれど、あくまでもバックアップのつもりだったので、ケーブルを忘れてしまいました。1幕半ばまでディスプレイモニターを使っていたけれど、急激な残量ゲージの減りに真っ青。3幕のプロダンサーが踊るバリエーションを追うのに、接眼モニターだけでは心許ない。幕間に走り回って、会場が家から近いというお父さんをつかまえて、お家まで予備のカメラを取りに走ってもらうことになりました。

結果的に、その方のバックアップがあるという安心感も手伝って、なんとか無事最後まで撮りきることができました。こんな心臓に悪い綱渡りは嫌だ!ということで、夜の部はきっちりケーブルと延長ケーブルを持っていきます。

ついこの間国際コンクールで3位を取ってきた期待の子はもちろん、みんな手足長く美しく、そして演技が上手!今回は地元の民族ダンスをやっているグループをゲストに迎えたので彼らのゴージャスな衣装が舞台を引き立ててくれています。そして、地元バレエ団から迎えたプリンシパルダンサーのブルーバード、そして王子。やはり男性はジャンプと回転ですね。すばらしい!おまけに今回はハンサムだし。


ブーの踊りもまずまず。踊りっぱなしの1幕後半では、さすがに足が痛むらしく、表情が若干引きつっていましたが、夜の部はきっと大丈夫。興奮して「これで最後」と思えば人間なんとかがんばれるもんです。

あと一息だ~!


今日のおやつ。ロールケーキなら、「作ろう」と思い立ってから食べられるまで30分!



「オレもロールケーキ食べた」


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公演前のひととき

2008-05-24 | バレエとかピアノとか
ちょっと忙しいです・・・。
いよいよ明日に迫ったブーのSleeping Beautyパフォーマンス、成り行きでビデオ係になってしまいました。「使い方覚えてね、ハイッ!」って渡されたビデオカメラと三脚。どちらも馴染みのあるタイプだったので助かったけど、昨日のリハーサルは夜11時まで、今日もたぶんそれぐらい。ひたすら小さな画面を見つめて、ダンサーの動きに合わせてハンドルを動かしていると、息が詰まってガンガン頭痛がしてきます。ああ、もう一息だ・・・


結局、公演2カ月前にアキレス腱を傷めたブーは、ソロもあるパ・ド・シス(オーロラ姫を守る6人の妖精のうちの一人)と、3幕に見せ場がある宝石の踊りの役を諦めざるを得ませんでした。15歳で一旦諦めたバレエの舞台をもう一度目指して厳しい練習も幸せそうにこなしていたのですが…

ダンサーにケガは付き物とはいえ、このタイミングは悪すぎました。落ち込みはひどく、慰めようもないほど。でも、なんとか2幕のブライズ・メイドの役は続けることができて、その他群舞ではいくつか出番があります。寝る間もないほど、バレエとバイオリンと、衣装作り、そのうえ学校の勉強とがんばり続けた数ヶ月、痛いフィジカルセラピーにも耐え、よくここまでもったと思うくらいです。若いときに限界までやっておくことはきっと人生の糧になるよ。


明日のバレエ公演、明後日の地元オーケストラのコンサートが終われば、11年生の終了ももうすぐ。ラストスパートです。







今日の庭。やはり厳しい冬を耐え抜いたガーベラちゃんは色鮮やか!



今のところ唯一のハンギング・バスケット
ロベリアの間からこぼれ種のビオラが顔を出しました。一応主役はアイビーゼラニウムちゃんのはずなんですが…がんばれぇ!


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ウーのチェロ楽団/私のピアノ練習

2008-04-15 | バレエとかピアノとか
さっき、ネットをしながらFMのクラシックチャンネルを流していたら、思わず手が止まるほど美しいヴァイオリンの音が聞こえたので、大慌てで曲名をチェック。すごいなー、ラジオ局のサイトへ行くと、何時何分に流れている曲のタイトル・作曲者・ソリストが一覧になってるんですね。しかもそこから直接CDが買えるようにまでなってる。本当に夢のような世の中になってます(気付くのが遅いってば)。

ちなみに、チェックしたのはこの曲。




ショッピングカートに入れちゃいました。娘達に聴かせようっと。シカゴで素晴らしい演奏を聴いてきて、大分刺激を受けたみたいなので今がチャンスかも。

一方、姉たちがシカゴで天才ヴァイオリニストの演奏に酔っている頃、末っ子ウー君は地元大学の音楽部へチェロを抱えて出向いておりました。

先週、突然「ミセスBにもらった」と1枚のプリントをぺらっともって帰ったウー。このエリアのチェロ演奏者で集まって曲を弾きましょう、という集まりのお知らせでした。日時と場所と、参加の場合の連絡先と、条件「第1~4ポジションとビブラートができること」年齢は問わないそうです。

なんだか訳がわからなかったのですが、ウーが行ってみたいというのでとりあえず参加。終わったら5ドルの参加費でピザパーティもありよ!って書かれてました。

週末だったのでオットと私も付き添って、再びあの大学へ。勝手知ったる…だから大丈夫、と自信満々でオットとウーを案内しながら…まんまと迷ってしまいました、私。まあ、こんなもんよね。

たどり着いたのは地下のリハーサルルーム。


チェロだけで楽団ができてる!総勢18名


ほとんどが中高生に見えましたが大人も2人ばかりいました。いや~、すごい子たちはすごい!当たり前だけど、3歳4歳からチェロを弾いているという子もいて、先生がその場で楽譜を配り、チェロ1,チェロ2,チェロ3,チェロ4のパートにその場で分けたら初見で合わせちゃうんですよ~(@_@;)。面白い世界がいっぱいあるんだな~と実感する機会でした。

ウーには悪いけど、「ああ、自分じゃなくてよかった~」と思ってしまいましたよ。ウーにとっては悪夢のような1時間だったらしいですが、それでも良い刺激になったんじゃないかな。井の中の蛙、大海の端っこを垣間見たぞって感じ?

そして私の方も進歩のない練習を続けています。
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これでも一応ショパンのバラード1番(のはず)、2ページ目に出てくる最初の難所です。何年やってもちっとも指が回らず、ミスタッチも減らず、もうやめようかなぁ(涙)
その1(3月某日)<script language="JavaScript" type="text/JavaScript" src="http://f.flvmaker.com/mcj2.php?id=fFxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosd7NOmVTY3ckCMAXW1jAlFQs&logoFlg=Y"></script>

息も絶え絶え…って感じですねぇ。。。


・・・・・・


そして1ヶ月後

その2(4月某日)<script language="JavaScript" type="text/JavaScript" src="http://f.flvmaker.com/mcj2.php?id=cCxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosa7NOmVTY3dkBKbc5RJWlFQs&logoFlg=Y"></script>


変わってないじゃないかっ!って突っ込んでやってください。

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春休みはあと1日

2008-03-30 | バレエとかピアノとか
春休みも終わりです。3月4月は雨期とは言え、見事に悲惨なお天気の春休みでしたが、今日はなんとか穏やかに晴れた春の日となっています(朝方はマイナス5℃くらいだったけど)。

ほとんど何もしないでのんびり過ごした春休み、なんとウーが毎日キッチンをピカピカにしてくれるので、ボロボロになっていた私の手の皮も復活。ウーだけは毎日せっせとキッチンを片づけ、チェロを練習し、日本語の通信教育を楽しみ、完全独学のピアノでバッハの小品集に取りかかりました。私が置きっぱなしにしておいたショパンのバラード1番の譜読みに挑戦していたのには驚いたけど。好きなことってどこまでも追求できちゃうんですね。


フーは玄関前の庭木をトリミング中、チンピラはひたすら吠えまくっています。



ところで、私、最近かなり忙しくしていますが、ほぷちゃんカレンダーのおかげでなんとかピアノの練習も、iknowで英語の練習も続けています。日本の小学校で使っていた「うたはともだち」なんかを使って、フーにメロディを弾いてもらい、コードで伴走付けの練習なんかも。こういうことが苦手なのでありがたいし、とても貴重で楽しい時間でした。


ところで、今日は大発見!をしました。


お正月の「のだめinヨーロッパ」以来、のだめちゃんがお城のコンサートで弾いた、あの「まん丸い美しい形の光の粒」のようなピアノの音が忘れられなくて、ひたすら「キラキラ星変奏曲」を練習中。ああいう簡単で単純な曲をカンッペキに弾きこなす、というのは私の夢です。 

ともあれ、ひたすら弾いているのに、ちっともちっとも「まん丸い光の粒」に近づかない、どころか、「ベタベタしたドロのカタマリを引きずった」みたいな、いかにもうぃるちの飼い主的な音がします。しつこくしつこくしつこく同じフレーズを練習していたら、フーが横から「爪、切ったら?」と何気なく一言。

なんだか新鮮でしたねー。ン十年もピアノを弾いてきたけど、そういえば、私あまり真面目にピアノを弾くための短い爪を心がけたことがなかったんでした。

その場でいそいそと爪切りを取りに走り、これまたン十年ぶりに、深爪直前ギリギリまで、まさに「ピアノ用の爪」に短くしてみました。するとどうでしょう!すごーく弾きやすくなった!


…って、アンタ、一体どんだけピアノ弾いてきたんですかorz…って感じですが、身近過ぎて逆に気付かなかった。まともな先生にピアノを習ったのは小学校の数年間だけで、その先生以外は爪のことなんか注意してくれなかったし、すっかり忘れていました。

ショパンのバラ1。1カ所どうしてもちょっとミスタッチに近くなると、必ず鍵盤の間に爪が引っかかってすごく弾きにくいところがあったんですが、これも難なくクリア。


なんてこったい。

今までどれだけの時間をこの爪のために無駄にしてしまったのかと軽くショックです。おまけに長年、爪が鍵盤を滑るのをかばうような妙な弾き方をするクセまで付いていたみたいで。爪がないと、指先が鍵盤をガッチリとつかめるというか、無駄がなくなるんですね。

いや、世の中にこんな間抜けは人はそうそういないと思いますが、速いパセージがどーうしてもうまく弾けない!とお悩みの方、試しに爪を短く切ってみるといいかもしれません。私の「ベタベタしたドロのカタマリ」のような音も「クッキーの足音」(イマイチ拍子がバラバラ)程度に聞こえるようになりましたから。

ええ、ホントに初歩的なことでスミマセン。これで練習がまたちょっと楽しくなりそうです。


ついでにバレエのことも少々。ここのところ、美しいティーンネイジャーたちと合同のクラスになってしまうことが多くて、なんとかついて行こうと無理をしすぎ、ハムストリングスを傷めたりしていましたが、春の訪れと共にようやく痛みがほとんどなくなりました。どこまでが「無理なく」なのかがやってみないとわからないのは厄介だけど、ますます気を付けなくちゃいけないお年頃になってきたんだなぁ、と実感。

でも、やっぱりバレエにケガは付き物なのか、ティーンネイジャーたちも足やらモモやら足首やら、傷めている子がたくさん。実は我が家のブーちゃんも、5月のSleeping Beautyに出るため、先月からバレエに完全復帰しているのですが、やっとトウシューズでのレッスンも軌道に乗り、以前の体に戻ってきた、というこの時期、アキレス腱を傷めてしまいました。グランジュッテ(移動しながら片足で踏み切る一番大きなジャンプ。いにしえのバレエマンガ "SWAN"で京極小夜子さんがアキレス腱を切ったアレです、アレ。)の着地でプチッっていったそうです。プチッって。

抗炎症剤を飲んで、なるべく動かないようにして、家の中でも踵の高い靴を履いて、アキレス腱を保護しています。せっかくもらったソリストの役、大切にしないとね。きちんと手当てしているから、来週あたりからはまたレッスンに戻れるでしょう。最初で最後の大きなクラシックの舞台になるかもしれないから毎日を大切にしなくちゃ。

ダンサーのみなさん、季節の変わり目には気を付けましょうね。…と言いつつ、今週のレッスンでは、プレ・プロフェッショナルクラスの子たちと一緒になって、スモールジャンプを最後までがんばってしまい、その日は湿布がなかったら歩けない状態になった私です。年相応の分別っていうのはなかなか付かないものですねぇ。


湿布さん、愛してるわーsymbol1両ふくらはぎと背中と首とお尻(開脚ストレッチで失敗するとお尻の筋肉を傷めるのは私だけ?)これからもよろしく。



「オマエ、湿布さんが超過手当払えって言ってる~」


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