気付いたら6月も半ば。実は我が家は7月初旬、オットのバイクレースにつきあって、カナダのバンクーバー島へ行くことになっているのであります。
日本へも行けないのにカナダ…と少しは悩んだものの、何しろ今年の航空運賃の高騰を考えると5人で日本行きはどぉーしても厳しい(1人あたり1500ドル超…)。でも家族で旅行なんかできる期間ももうあと何年でもないだろう、と思うとこの夏も一度くらいはどこかへ出かけたい気持ちにもなります。
ただ、気がかりはやはり犬たちのこと。車に乗せて往復6日間のドライブ…も不可能ではないけれど、今回は直前までブーのバイオリンキャンプが入っていて日程的に無理でした。
犬たちを置いて行かなくてはいけない。ホテルに預けるか、ペットシッターに来てもらうか。
一昨年のロッキーマウンテンのときは、たまたまアパートの契約が切れて、引っ越し直前だった友人のKちゃん夫妻が泊まり込みのペット&ハウスシッターをしてくれたおかげで安心して出かけられたのですが、あんなラッキーはそうそう望めません。
1日に2回、シッターに来てもらってあとはずっと2頭の世界…クッキーがどれだけ鬱になるか、目に浮かぶようです。ではホテルに預けるか?一日中ケージの中?それともずっと他の犬たちと一緒で休む場所もない?クッキーはともかく、Hopeが耐えられるかしらん。今までさんざんケージの中で暮らしてきたHopeに、またケージの中で生活なんかさせたくない。
ワタクシ、もともとが出不精ですからねえ…。こうなるともう気持ちが乗らなくて、危うくオット一人で行かせようかしら…というところだったんですが、今日、「ここなら」という預け先を見つけることができました!
以前、通りがかりに見かけて気になっていたところなのですが、ネットで検索したら簡単に見つかりました。
ここ(仮名:キャンプわんわん)は、真新しい施設で、遊び場は大型犬、小型犬、シニアと大きく分けて3つのグループに仕切られています。とは言っても、各犬の性質を見て大型犬でも小型犬のエリアにいれたりすることもあるそうです。昼間はずっとDay care状態で犬15頭につき人間が一人常に付き添って遊び、夜は並び合った大型のクレートで眠ります。食事と睡眠以外はずっとケージフリーだそうです。ケージの中にはベッドもあって、愛用のブランケットや枕を持ってきても可。それに、犬それぞれに必要な薬や専用のフードにもきめ細かく対応してくれて(各自のケージの前に個別のインフォメーションが貼ってあります)すべて料金込み。Hopeには投薬もダイエットフードも必要なのでこれはありがたい。
でも一番の決め手となったのは、事前に犬を2~3時間無料で預かってエバリューションをしてくれること。そこでスタッフが犬の様子を観察し、アグレッシブでないかどうか、どういうタイプの犬と相性が良いか、1頭ずつ他の犬と会わせてみて、グループを決めるんだそうです。ここまでしてくれるのなら安心だと思いました。Hopeの事情と様子を話すと、「シニアの部屋が良いかもね」と。
犬たちはエアコンの効いた中と外の遊び場(遊具付き)を自由に出入りできます。その上Webカメラが7台付いていて、いつでもネットからうちの犬たちの様子が観察できるのもすごいです。そして何より、預けられている犬たちの表情が明るく、楽しそうだったこと、これが大事。
ただ一つ気になるのはちょっと犬密度が高いことですが、あれだけのクオリティなら人気が高いのも頷けます。外のプレイグラウンドでは、さすが水好き!のラブラドールが大型たらいのようなプールにぎっちりと入っていました。とりあえず、来週の水曜にエバリューションの申し込みを入れてみました。
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大型犬の部屋。犬密度、すごいでしょう?
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楽しそうです。
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ここで眠って食事もします。各ケージの前に専用フードや薬の情報が。
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こちら小型犬用の遊び場。
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大型犬プレイグラウンド
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出入り口には冷気を逃さないため、ビニールのドアがぶら下がってます。
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ぎっしり詰まって水浴びを楽しむラブラドールたち。
ついでに、たまたまチラシ広告が入ったもう一カ所の施設Bも見学してきました。こちらは料金が非常に細かく、1日の料金25ドルの他に、10分間撫でてもらうのに6ドル、10分間外に出してもらうのに6ドル、お散歩8ドル、おやつ10ドル…というようなオプションが付いているのです。お金払わないと撫でてもくれないんですか?
そして、実際の施設を見てみると…私たちがボランティアをしているシェルターよりも不潔で薄暗く、犬たちの様子を見てもあまり楽しそうにしていなかったのです。コンクリート剥き出しの湿ったケージの中で毛布も与えられていませんでした。ちょっとびっくりです。これで10分間外に連れ出してお金を取るなんて…。しかも、投薬や持ち込みのフードを与えるのに1頭1回につき1ドルずつ、だそうです。全国チェーンの立派そうな施設なんですけどね。それにここのスタッフ、一通り説明してくれた後ですが、「今日予約していく?前金は1頭につき70ドルでこれはNon-Refundable(返金ナシ)なんだけど」とのたまいました。ひー!
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施設Bにて。飼い主さん、見学しなかったのかな。
他にもいくつか紹介してもらったり、見当を付けたところがあるので近々見学してこようと思っていますが、たった2軒見ただけで、天と地ほどの格差があるのに驚いてしまいました。驚いたことに料金は、2頭目割引とか長期割引(6日間以上)の組み合わせにするとキャンプわんわんの方が安いんです。しかし、トリッキーなことに、ウェブサイトやパンフレット類はBの方がずっと立派。
大切な家族を預けるのなら、やはり実際に見学して、納得がいくまで話を聞くべきですねえ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/77ce5d0cde8b7595cf864ba1fa05e69e.png)
日本だともっと信じられないことまでしてくれるサービスがありそうな気がする(笑)。アロママッサージとかさ(爆)
そうそう、中にいる犬たちの表情、何よりのバロメーターですよね。
あと・・・撫でるのにお金を取るのも、ある意味すごいw(゚o゚)wワオ!!
驚きました。
犬は正直ですから、中にいる犬たちの様子はいいバロメーターですよね。
飼い主やっぱり見学必要ですよねぇ!
やっぱり日本でもピンキリなんですね。こちらよりも競争が激しそうだけど。
>>ホフク前進で建物に
笑わせていただきました。笑いは身体に良いのです!
クッキーも初めての入院の時はきれいなお姉さんにちやほやされて、「帰りたくない」って言ったんですよー。
クッキーは若いし順応力もあるのでそれほど心配いらないのですが、Hopeが、預けられてどんな気持ちになるかと思うと心配で心配で…でも良さそうなところが見つかって安心しました。
晴れて良かった!カナダはどちらへ行かれたのかな?バンクーバー島はちょっと憧れの島なんで、「付き添い」で行くのはちょっと不本意なんですが(笑)楽しんできます。
mayさんちに犬預かってもらったら家庭内ドッグラン状態になってしまいます~
うわー、お忙しいのにコメントありがとう。
ベビーシッターしたいですよぉーーーーーーーっ!
先日フーもベビーシッターデビューしたところで、人間の赤ちゃんに目覚めたようですよ。
ともぢさん、今しばらくホルモン様に支配されて気分が上がったり下がったりするかもしれないけれど、お気楽にねーっ。
そうそう、子どもの習い事や幼稚園でも痛感したけど、やっぱりパンフレットじゃダメ!しっかり見学しないとね。
なので、両親がイロイロ見て廻って、(ホント、スタッフの対応・施設ピンキリだったそうです)ここなら!と思う所にお願いしました。
そこは人気があって、お正月とかお盆とかは直ぐに一杯になるそうです。
やっぱり、皆同じ気持ちで探しているんでしょうね(笑
当日は、不穏な空気を察したレナちゃん、車を降りると建物に入るのを拒む。
若いカワイイスタッフのお姉さん達に「レナちゃ~ん」「レナちゃ~ん」と黄色い声で呼ばれホフク前進で何とか建物に入ったそうです。
両親は心配だからと1泊で帰宅。
急いで迎えに行ってみると、全く気付かずスタッフのお姉さんと遊んでもらっていたとの事。
大歓迎を期待してた両親はチョット悲しかったみたいです。
モチロン気付いてからは大歓迎でしたが・・・(笑
TAMAさんの犬hotel見学の気持ちいたいほど理解できます。
いいデスよね・・・カナダ。
家族旅行 楽しんできてくださいね。。。
mayも今からプチ旅行 行ってきま~す。
やっぱり晴れた(笑)
近くだったらクッキー&ホプ様 預かったのに
残~~念デス・・・ハイ。。。
先日はコメントありがとうございました~
ひいひい言いながら日々やってます。
今年は日本にはいらっしゃらないんですね・・・残念!
ぜひベビーシッターをお願いしようと思ってたのに(ウソ)
ワンちゃんの預け先というとペットホテルぐらいのイメージしかない私には結構驚きの記事でした。
しかも2つの施設の差もすごいですね・・・。
撫でるのにも料金がかかるなんて・・・。
パンフレットが豪華だから施設も・・・というのは確かに世界共通であてはまらないかもしれないですね。
宣伝に金をかける余裕があるくらい需要があるから立派というケースもあるし、逆に宣伝にお金かけなくてもどんどん申込にくるからパンフ類はさほど立派でなくてもいいという考えもあるし。
でも本当に「百聞は一見に如かず」を地でいくお話ですね。
クッキーちゃん&HOPEちゃんにいいところが見つかってよかったです!