日本出張のオットを送って早朝から空港へ。ハイウェイで轢かれる直前の怯えたアライグマと目があってしまいました。どうしてあげることもできず…。でも運転しないわけにはいかない私。ちょっと精神的に疲れ気味です。
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昨日遅くまで、家族に当たり散らしながらやっと仕上げた宿題を抱えて英語のクラスへ。
先々週の、「雪の州立公園」の苦し紛れなストーリーは何故か素晴らしい評価がついて返ってきました。(訂正だらけだったけど)
そして、新聞か雑誌の記事を読んでまとめてくる宿題。私の選んだ記事は[Shutting Themselves In] The New York Times Magazine Jan.15, 06
日本の社会問題「引きこもり」について。ある専門家の推定によれば100万人、少なく見積もっても2~3万人の若者が引きこもっていて、日本の深刻な社会問題になっているという記事でした。
たまたま、近所の友人が「非常に興味深い記事を見つけたのだけど読んでみる?」と渡してくれたのですが、日本の現状をよく知っている外国人記者が捉えた引きこもりの姿や、原因と思われる状況、改善の試みなどが書かれていました。4ページに渡ってぎっちりと小さい活字で書かれていたので、半泣きで読みましたが、確かに興味深かったです。
それにしてもスペルミスはもちろん、自分の書く英文の文法ミスが多いこと!日本の学校でまともに英語の勉強をした学生ならあり得ないであろう前置詞の間違いだらけです。やっぱり勉強は若いうちにしておくに越したことはないですな>聞いてる?うちの子どもたちよ。
ともあれ、手書きででした。表裏2枚ギッチリの英文。がんばった宿題をちゃんと読み、訂正まで入れてくださる先生には本当に感謝感謝です。
long-song,
cut-but,
room-cool-excuse
などなどそれぞれ同じ母音の発音を持つ単語を4つ以上見つけてくる宿題はボロボロでした。もちろん辞書の使用は不可。解説されてもまだわからない。来週聞き直さないと。
そして授業。
日本人(今日は3人)集中攻撃で来るのがLとRの聞き分け。
「TAMA、”アライブ”、スペルと例文を」
これは簡単
「a-l-i-v-e, alive , "The plant looks dead but alive."」
「よくできました、ではK、”アライブ”」
Kさんが答えます。
「a-r-r-i-v-e, arrive, "The airplane arrived at the airport on time."」
「素晴らしい!ハイ次…」
ひとつの単語だけを聞き分けてスペリングと意味を答える練習は
receive, believe, fried, free, flee, fleaと続きました。
次がみんな苦手の「同じ発音」シリーズ
”yes-ter-day”それぞれのシラバル(音節)と同じ単語を見つける。
YES-mess-feather-test-guess-let-set-met-vet-heaven....
TER-Easter-her-earth-bird-heart-turn-serve-were-hurt....
DAY-say-may-bay-stay-straight-lay...
自分の所で詰まると焦るんだよねえ。。。一旦思考が止まると何も考えられなくなるし。
続いて同じく同じ母音の単語をつなげていく練習
MY-like-mine-high-five-fine-line-wine...
CAR-father-bother-are-party-bar...
RAW-paw-song-long-taught-cough-off...
MONEY-run-duck-mug-trouble-bug-tug-honey-but...
CAT-travel-fast-last-cash-bath-path-pass-class-hat-bat...
わからないっす(涙)。moneyとduckの母音って同じですか?…と思って辞書を引いてみると確かに同じなんですよねえ。うーーーん(汗)難しいよー。耳が良くないのかもしれません。
次はsynonym(類義語)を一人ずつ当てられます。まず与えられた単語をスペルアウトして、それから類義語を言い、またスペルアウト。
[perhaps]と言われたら「p-e-r-h-a-p-s] と言った後、maybeとか「probablyのうんと確率の低いやつ」とか答えて、またスペルも言うわけです。
chance- opportunity
finally- at last, in the end, eventually...
beginning- start
real- pure, genuine
remember-recall
salary-earning, wage(s), pay
weep-cry, sob
次は単語を与えられて例文作り。ちょっと大変だったのでノートが追いつきませんでした。
intendとかplease(どうぞ、じゃない方の意味で)などなど
次はhomonym(同音異義語)先生が「ノウ」と言ったら「n-o,k-n-o-w」というふうに2種類ずつスペルアウトしてから意味を言います。
not-knot
it's-its この二つはアメリカ人でもものすごく多くの人が混同しているそうです。
horse(馬)-hoarse(しわがれ声、荒い)
heard(hearの過去形)-herd(牧畜の群れ)
here-hear
heel-heal-he'll
hall(ホール)-haul(運ぶ)
hair(毛)-hare(野ウサギ)
flew(flyの過去形)-flue(煙突)-flu(インフルエンザ)
もう「運ぶ」のhaulとか「野ウサギ」のhareとか、全く浮かばなくて苦しみもだえてしまいました。脳みそが疲れた~。
そして今日のストーリーは…
「あなたはショッピングに来ています。急に後ろから名前を呼ばれ、振り向くと見知らぬ男性が満面の笑みをたたえて手を振っていました。あなたは彼に全く見覚えがありません。彼はあなたにビッグハグをしました。ハイ、続き」
・・・先生、次から次へとよくそんなの思いつきますね。
で、10分与えられてせっせとそれぞれのストーリーを書いたわけですが、時間が短すぎて今日は誰も終わっていません。先生、「それでいいのよー。今日は途中までのストーリーをそれぞれに読んでもらってみんなで続きを作りましょう。」
そんなESLクラスの王道のようなレッスン、むしろ初めてかもしれません。
私が書いたのはこんな感じ
「彼は私に言葉を挟む隙も与えず、『今までどうしてた?』『家族のみんなはどうしてる?』『また会えて本当に嬉しいよ!』とまくし立てるので、つい『私はあなたが誰だかわからない』というタイミングを逃してしまった。道行く人々は、微笑ましそうに私たちの再会を見守っていたので、もうとても人違いかもとは言えず、私はとにかく彼に話を合わせることにした…」
私の隣の人からこの話しに続きをつけていかなくてはならないんです。私としては実はこの人は幼なじみだったのだけど、あまりに変わっていてわからなかった、という設定にするつもりだったのですが、話はあれよあれよと言ううちに思わぬ方向に。結局、私のストーリーは「彼は全くの人違いをしていて、話を合わせた私が窮地に立たされる」という話になってしまいました。
次の人はこうでした。
「『あなた、知らないわ』と答えると、彼は『人違いをしてしまった。でも日本にすごく興味があるので是非日本の文化について教えて欲しい。』それで私は彼と一緒にランチへ行くことにした。」
先生から「その男の人はあなたをナンパ(pick you up)しようとしてるんじゃないの?」と鋭い突っ込み。クラスメートの暖かい協力によって、ナンパ師に釣られそうになった彼女は途中で出会った友人の助言で目が覚め、無事にナンパ師から逃げおおせることができました。
更に、「相手が誰だかわからなくてすごく気まずい思いをしていたけれど、一緒にいた友人に彼が自己紹介をしたので彼が夫の同僚だとわかった。でも何故一度パーティで出会っただけの夫の同僚に大喜びでハグされたのかはわからない。」とか、「あまりにも太ってハゲて変わってしまったので気付かなかったけれど、昔湖でおぼれたときに助けてくれた王子様だった」とか、ノッてくると楽しかったです。
先生の狙いは、「みんな書くレベルは高いのに話すレベルが追いついていないから、とっさにいろいろなボキャブラリーを探し出して話せるような練習を取り入れること。」いろいろ考えてくださってありがたいです。
その流れで、今日の宿題はストーリーの課題の他、新聞や雑誌を読んで、内容を2,3分間のスピーチにまとめてくること。但し、書いちゃダメ。ひ~。
残った時間でイディオムやら場所を表す前置詞(along, behind, back of, beneath...)などなど。
勉強になりました。やっぱり意識的に勉強をするのとしないのとでは全然違う…と改めて実感。でもね、これがとにかく覚えられないのですよ。先週教わったことを今週はまた、新鮮な気持ちで習ってる。これじゃいかーん。
ばーちゃん、脳みそがお疲れだな。
なんのはなしかわかんないわー
とりあえずオレの足でも洗って元気出してくれよ。
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私など、昔確か辞書一冊丸々覚えたはずなのに、今や二行ほどの文章に3つも単語が分からなかったものがあり、前置詞以前です。
チューリッヒの空港のインターネットコーナーのPCは、入力は日本語対応ではないので、英文でと思ったけど、あえなく断念しました(^o^;
英語クラスの授業、読んでいるだけの私も脳みそが疲れてしまいました。本当に意識して習うと習わないでは雲泥の差ですね。
昨日アメリカ人に「もう一人子供を産まないの?」と聞かれて『もし、産まれた赤ちゃんが男の子だったら、男の子三人になっちゃうじゃないのよ~』っと、この言葉だけスラリと英語で言えました。
私、↑この程度です。
でも土があってうらやまし~~い。。。
我が家の子供達は散歩に行っても足の裏は・・なぜか真っ白け!!
コンクリートばかりで土がないんです・・・とほほ
辞書一冊丸覚え!!!!!シナモンさんすごーーーーーーーい!
私は[覚える」ということが昔からできなくて苦労したので、そんなのとてもとても無理です。2行に3つくらいわからない単語なんかあったって全然大丈夫ですよ。私なんか1行に5個くらいあるかも。
ところがこれがうちの庭なんです。普通アメリカの庭は芝生で厚く覆われていて、泥なんかつかないはずなのですが、今年我が家はモグラにめちゃくちゃに荒らされて大変なことになっているので、泥沼状態なんです。困ったなあ。
たいゆうさん、それくらいスラスラ言えたらすごいですよ。私、きっと詰まってしまいます。
コンクリートばかりで泥がつかないのはちょっと寂しいですね。こちらは本来、芝生なので泥が付かないはずなんです。現に手入れの良いお宅の芝は分厚くて、泥なんて本当に付きようがないのですが…我が家はもともと手入れがよくない上にモグラにやられて悲惨なのです。
もっと早くから通っておくのだった、と後悔しています。でもあれだけの授業をするためには先生の準備や気配りが並ではないと思うので頭が下がります。ボランティアなんですよ。
そうそう、バレンタイン監督のブログ、私も見ました!爪の垢をいただきたくなるような立派なコリーたちですよね。
今だにためらってしまうのが、時制の一致。日本人の感覚でどうしても違和感があるんです。ネイティブの人でもいつも時制を一致させているわけではないような気がするのですが…
時制の一致。今私たちのライティングの課題でもあります。今週は、自分の書いたエッセイの時制をチェックしてくること、という宿題も出てます。うちの先生によればこれまたものすごく多くのアメリカ人がきちんとできていない、とのこと。
私なんて使う、以前にどうしたら正しいのかが実はよくわかっていないのですぐごちゃごちゃになります。