初級の生徒さんに、「写真を撮る」という表現を導入したときのこと。彼はもちろん「とる」が英語の「take」にあたる言葉だとは知りません。(私は英語の訳語を教える前にイラストやパントマイム(!?)で導入を試みます)
生徒さんは、英語ってヘンだと言いました。英語では写真を撮ることを「take」って言う。一体何を「取る」んだ、と。日本語では「とります」が写真を撮る動詞なんですね、と。
しかし!日本語でも、「ものを取る」とか「塩を取る」とかの「取る」と同じ音で写真を「撮る」って言うんですよね。同じ考え方なんですね。
…なんて会話を(もちろん英語で)サラッとしたんですが、家に帰って考えるともなく考えていてふと気付いた。どうして英語の「take」が、日本語の写真を「撮る」と同じ使い方なのか。もしかして、写真という技術が日本に輸入されたとき、当然ながら「take」という用語も輸入されて、もともとの英語の「take」は既に日本語で「取る」と訳されていたから、同じ音に「した」のかもしれないな、と。
こういう、生徒さんとの何気ないスモールトークから「今まで気付かなかった!」という発見がよくあって、これもこの仕事の面白さだと思います。
こういう、日本語教師の小ネタ、いつも「ブログに書こう!」と思いつつ忘れちゃうんですが、思い出したら書いてみようと改めて思いました。
ついでに、どうでもいい小ネタも一つ
生徒さん:「うどんは どんなごはんですか。」←日本語で
私:「うどんはごはんじゃありません。noodleです。そばをしっていますか。そばみたいです。スープに入っています。」
生徒さん:「『~どん』はごはんじゃないですか」
私:「え?」
生徒さん:「カツどーん、ぎゅうどーん、ね?」
私:!!!!!!!!(気付かなかった!う丼か!)
毎日が楽しいです。
「カウンターの上からちょっと美味しいもの盗んだら死ぬほど怒られたでち。」
生徒さんにいただいたチョコレートケーキでした。。。。。お腹壊したりはしなかったものの、なんか1日シュガーハイになっていたような…ついでに隣にあったタマネギ入りハンバーグも食してしまった模様。
小型犬じゃなくて、よかった、ホントに(涙)。
生徒さんは、英語ってヘンだと言いました。英語では写真を撮ることを「take」って言う。一体何を「取る」んだ、と。日本語では「とります」が写真を撮る動詞なんですね、と。
しかし!日本語でも、「ものを取る」とか「塩を取る」とかの「取る」と同じ音で写真を「撮る」って言うんですよね。同じ考え方なんですね。
…なんて会話を(もちろん英語で)サラッとしたんですが、家に帰って考えるともなく考えていてふと気付いた。どうして英語の「take」が、日本語の写真を「撮る」と同じ使い方なのか。もしかして、写真という技術が日本に輸入されたとき、当然ながら「take」という用語も輸入されて、もともとの英語の「take」は既に日本語で「取る」と訳されていたから、同じ音に「した」のかもしれないな、と。
こういう、生徒さんとの何気ないスモールトークから「今まで気付かなかった!」という発見がよくあって、これもこの仕事の面白さだと思います。
こういう、日本語教師の小ネタ、いつも「ブログに書こう!」と思いつつ忘れちゃうんですが、思い出したら書いてみようと改めて思いました。
ついでに、どうでもいい小ネタも一つ
生徒さん:「うどんは どんなごはんですか。」←日本語で
私:「うどんはごはんじゃありません。noodleです。そばをしっていますか。そばみたいです。スープに入っています。」
生徒さん:「『~どん』はごはんじゃないですか」
私:「え?」
生徒さん:「カツどーん、ぎゅうどーん、ね?」
私:!!!!!!!!(気付かなかった!う丼か!)
毎日が楽しいです。
「カウンターの上からちょっと美味しいもの盗んだら死ぬほど怒られたでち。」
生徒さんにいただいたチョコレートケーキでした。。。。。お腹壊したりはしなかったものの、なんか1日シュガーハイになっていたような…ついでに隣にあったタマネギ入りハンバーグも食してしまった模様。
小型犬じゃなくて、よかった、ホントに(涙)。
ゆらぼん見てみい~
ネギマ串ごとだよん!
う丼はうまい!うなったわ。
死なないまでもますますデブに。。。
ゆらぼん、すごいよね。小さいのに。
考える事なんてないから(≧∇≦)
willくんったら、チョコはダメですよ。玉ねぎも。ま症状が出ない子も居るみたいですけど。
マンゴーの種、殻を取らないで植える人もいるみたいです。私は、一番殻の幅のある所を、すこぉ~~し、園芸用のはさみで切って、そこから切り開いていきます。種、小さいから(^o^)
TAMAさんのように一生懸命な先生に教えてもらっている生徒さんは幸せだなぁ。一年で日本語で不自由なく会話ができるようになるなんてすごい。その成果は生徒さんの熱心さだけでは実現できないですよ。生徒さんたちは日本語を習得したらどのように使っているんですか?
写真を「撮る」と物を「取る」は微妙に違うんですよね、私の住む地方は。「る」が「撮る」は「と」とほぼ平行、「取る」は下がるんです。尻下がりが「取る」なんです。
う~ん、どう表現すれば分かりやすいか、難しい(ーー;
此方で日本語教師をしている友人がいるので、今度訊いてみましょう。
それにしても、ウィル君の目つきのすごいこと!
マンゴーの種って、実は殻が大きいだけで中は可愛いんでしたよね。植物を育てるのって楽しいですねー。
うぃる吉はほぼ無事だったみたいです。定期的にカウンターから盗み食いの発作が起きるみたいで、こっちもしばらくないと油断しちゃうのがいけないなあ。
採る、もです~。実は最近生徒さんたちがそれよりも嫌がっているのが「かける」です。一番最初に出てくるのが「電話をかける」それから「服をかける」「かぎをかける」「いすにかける」「めがねをかける」…初級の語彙には入ってないけど、走るのも「かける」だし、「賭ける」のもあるし、他にもいっぱいあるんですよね、カケル。もっと悲惨なのが、可能形の「書ける」とか「描ける」、それに「出かける」。日本語ネイティブの私たちには、そんなのが混乱するほど似てるってこと自体が、「言われなければ気付かない」世界なので、毎回こっちがびっくりです。
私の生徒さんたちは、ほとんどが日本語集中コースの終了と共に日本へ発つ(…というより、日本出発直前に集中コースを押し込んでいる)駐在予備軍さんたちなので、生活がかかってます。(←あ、カカル、も紛らわしいみたい)だから教え甲斐もあるんですけどね。
高低アクセントの強い地方にお住まいなのでしょうか。西の方は微妙なアクセントの近いを使い分けるところが多いようですね。関西の「雨」「飴」とか「橋」「箸」「端」の違いは私には難しいです。
私が日本語教師の養成講座を受けて、実際に教え始めたのは茨城県でした。高低アクセントがまったくないか、標準語と反対だったりするところで、生徒さんにどう教えたらいいものか悩みました
ネイティブにとっては「そんな言葉同士が似てる?」と思うようなものでも混乱するようで、こちらが前もって気付いておけばいいのですが、「聞きます」と「書きます」の音が同じに聞こえると初めて言われたときには戸惑いました。いまだに毎日が発見の連続です。