年末から新年にかけての1週間、人生初の5回レッスンに挑戦しました。しかもそのうち4回は、プレ・プロフェッショナルのティーンネイジャーたちのクラスに潜入。アラフィフですよ、ワタシ。。。いやー、目の保養ができた。みんな美しくて❤。それに、めまぐるしいスピードの複雑なコンビネーションを一瞬で理解してプロセスして再現する、そのいかにも脳が活性化してるっぽい集中力限界の緊張感が心地よかったです。ついていけてなかったけどね。
そんな中で先生がちょっとかっこいいこと言っていたので記録。それはセンターでのタンジュが終わり、デガジェに入ったところでした。
「キミたちのデガジェはタンジェとちっとも区別がつかない。それが見えるのはオーケストラシートの観客たちだけだよ。」
オーケストラシートとは言わずと知れた1階の一番良い席です。120ドル?150ドル?
「キミたちが本当にアピールしなければならないのは誰かわかってる?それは4階席の人たちだ。オーケストラシートを買えるような人たちは放っておいたってまた来る。金が有り余っているんだからね。その人達に必死に媚びる必要はない。でも4階席はね、みんななけなしの25ドルを使って君たちの踊りをを見に来ているんだよ、わかる?その、上から見下ろす席に君たちの低いデガジェが見えると思う?デガジェの角度は45度。それ以下はデガジェじゃない。そんなの見せられたら4階席の客はもう戻ってきてくれないよ。4階席にアピールできないようじゃダメなんだ。」
この先生はベルギー人。本人曰く、自分はテクニックはさほどではないけれど、観客に見せる力で這い上がったダンサーだと。熊川氏と同じ年にローザンヌに出ていたそうですよ。なるほどね。こういう育て方をしてくれるからこの子たちはこうやって伸びるわけだと感心しました。
去年、新しいアダルト専門のダンススタジオがオープンしたおかげで、アダルトバレエのクラスも毎日、選び放題になっています。本当に恵まれている。だけど、やはりアダルトのクラスはアダルトのクラス。まったりと笑いあり、いたわり合いありで楽しくて大好きでも、たまにプレ・プロフェッショナルたちの張り詰めた緊張感のあるクラスに出るのが少しでも上達していく秘訣かも。今年は、機会があればまた潜入レッスン受けることにします。
「ボクはでちね、ボクはでちね、9歳なんでち。アラフィフどころかアラカンじゃねーかと思うんでちよ。なんでこんなことさせられてんでちかね?」
がんばれよ、うぃるち。やればできる。がんばれ~!
「やでちよ。これ、キライでちよー。でもカステラくれるんならもう1回やってもいいでちよ。」
↑それにしても季節にこの芝生の色…ありえない中西部の異常暖冬。今朝はようやく氷点下になって何故か少しホッとしています。
そんな中で先生がちょっとかっこいいこと言っていたので記録。それはセンターでのタンジュが終わり、デガジェに入ったところでした。
「キミたちのデガジェはタンジェとちっとも区別がつかない。それが見えるのはオーケストラシートの観客たちだけだよ。」
オーケストラシートとは言わずと知れた1階の一番良い席です。120ドル?150ドル?
「キミたちが本当にアピールしなければならないのは誰かわかってる?それは4階席の人たちだ。オーケストラシートを買えるような人たちは放っておいたってまた来る。金が有り余っているんだからね。その人達に必死に媚びる必要はない。でも4階席はね、みんななけなしの25ドルを使って君たちの踊りをを見に来ているんだよ、わかる?その、上から見下ろす席に君たちの低いデガジェが見えると思う?デガジェの角度は45度。それ以下はデガジェじゃない。そんなの見せられたら4階席の客はもう戻ってきてくれないよ。4階席にアピールできないようじゃダメなんだ。」
この先生はベルギー人。本人曰く、自分はテクニックはさほどではないけれど、観客に見せる力で這い上がったダンサーだと。熊川氏と同じ年にローザンヌに出ていたそうですよ。なるほどね。こういう育て方をしてくれるからこの子たちはこうやって伸びるわけだと感心しました。
去年、新しいアダルト専門のダンススタジオがオープンしたおかげで、アダルトバレエのクラスも毎日、選び放題になっています。本当に恵まれている。だけど、やはりアダルトのクラスはアダルトのクラス。まったりと笑いあり、いたわり合いありで楽しくて大好きでも、たまにプレ・プロフェッショナルたちの張り詰めた緊張感のあるクラスに出るのが少しでも上達していく秘訣かも。今年は、機会があればまた潜入レッスン受けることにします。
「ボクはでちね、ボクはでちね、9歳なんでち。アラフィフどころかアラカンじゃねーかと思うんでちよ。なんでこんなことさせられてんでちかね?」
がんばれよ、うぃるち。やればできる。がんばれ~!
「やでちよ。これ、キライでちよー。でもカステラくれるんならもう1回やってもいいでちよ。」
↑それにしても季節にこの芝生の色…ありえない中西部の異常暖冬。今朝はようやく氷点下になって何故か少しホッとしています。
トウシューズを持ってるからじゃなく、
チュチュを着れるからじゃなく、
あの歩く姿!!
空から見えない紐で吊ってあるような美しい姿勢。
ああいうふうにスッスッと歩けたらなーと、
猫背ぎみの私はため息が出ます。
見られることを意識するって舞台以外でもですね。
ところで、うぃるち君、
この棒をすり抜けて歩けるの?
いつの間にか凄い進歩!
以前は隣の垣根横を脱兎のごとくただ猛然と駆けていたのになー。
えらいぞ~~~!がんばれー。
バレエをやってさえいれば誰でもあの美しい姿勢になれるわけではないよー。私なんて未だに、「肩を下げて~、背骨をまっすぐにして~お腹と肋骨を締めて~膝からお尻までの長さをあと2センチ伸ばして~~…etcetcetc」って意識しないとバレエモードに入れないもん(T . T)
たまに、ほんっとーに美しいバレリーナがクラスに来たりするともう自分のレッスンそっちのけで見とれてニヤニヤしちゃう怪しい人です。
うぃるちは一度私と練習してこじれて、「チーズくれたってやるもんかでち」モードに入ってしまったのを、休み中にムスメが矯正してくれました。でも華麗に駆け抜けるどころか、「はいこっち~」「そしたらこっち~」「はい、偉いよ偉いよ、じゃも一度こっち~」ってペースで地道に頑張って……いたのですが、ようやく来た寒波に軟弱に敗れて、多分春までお預けです。
TAMAさんの背中の写真見たことあるもーん。
きれいな背中美人だったもーん。
それはきっと、写真撮るのがわかってて「さあ、肩下げて~」ってやった写真なのよw。