コドモ達の四連休最終日の今日ぐらい、みんなでのんびりしたかったのだけど、「さぼる」と電話する勇気がないばかりにズルズルとレッスンに行ってきました。
イヤな予感通り、ティーンネイジャーが5人。ああああああああ、彼らのエナジーに合わせたクラスになると四十代にはキツいんです(涙)。仕方ないですわね、なにしろ電話する勇気がなくてレッスンに来ちゃうくらいのヘタレだし。
ついこの間、今年の抱負を「アレグロを復習する!」とかナントカ言ったばかりだけど、撤回です。覚えられないモノは復習できない。頭はわかってるんですよ、頭は。でもアレグロでグリサードやらスーブルソーやらアサンブレ、ソテの組み合わせにリバースが付いたりすると、もう重心だけついて行くのがやっと。アームスやら、まして視線やら足首やらに気なんか配っていられません(威張ってる場合ではない)。
とにかく抱負Ver.2は、とりあえず目線に気を付ける、これかな。
日本では、ポーズに顔を付けるときに、よく「目玉だけ動かさないの!顔全体をそちらに向けなさい!」という指導を受けましたが、こちらに来て以来、全く逆に「顔だけ向けてもだめ、きちんとそこを見なさい!」と言われます。今日は、「肩の向こう側を見て!ちゃんと見て!できればそこに美しいものが落ちている
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今まで、ただ床を見てましたねぇ。私にとっては、床のリノリウムの汚れが目印だったりして。ダメじゃん。見ればいいってもんじゃないんですね。そこに犬の○ン○が落ちてるのを見るような目
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もともと、バレエは西洋の文化、つまり、肉食の狩猟民族の文化ということなんだそうです。だから獲物を捕らえるための目線はとても大事。そうでなくても大きい目をさらにカッと見開いて、
それに引き替え、我が日本民族は、もともと目が小さい上に農耕民族なので、数千年に亘って、下(地面)を見つめてきたDNAが組み込まれているらしい。どうしても視線は下へと向きがちです。人の目をじっと見て話すというのもわりと最近の習慣みたいだし。だから、西洋文化のバレエを踊るためには、あごを上げて、しっかりと目線を意識しながら使わないといけないんです。
とにかく、最近、ディレクターのクロちゃんは私たちに毎回何度も何度も
「Use your eyes!!]
と叫ばねばなりません。とりあえず、「肋骨の上三本上げて!」っていうブームは去ったみたいです。みんな、できるようになってきたってことかしらん??
目線の使い方一つで、素人の踊りでもずいぶん印象が変わります。気を付けなくちゃ。
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「肉食獣の目でちよー」
目の中にゴミが入ってるよ。おばちゃん(ブー)は、「目玉が割れてる」のかと思ってびっくりしたんだって。
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「ひさしぶりにとうじょうしたとおもったら、にくしょくじゅうのみほんだなんて、てんしにしつれいだわー。」
ほぷちゃんの目は肉食獣のまーるい目だよね~。
「どーせオレなんか草食獣の目だよ。」
いや、アリクイも一応肉食獣ということで。
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「見る」っていう行為、直接視線が合う相手だけでない、表現力全般に関わってくる気がする。
UCIのProf.Kのクリニックでね、何人ものボーカルの子が受けるアドバイス。彼女らの数m前に置いた椅子に他の受講生を座らせて「彼の目を見て、彼に語りかけるつもりで歌ってください」
するとそれまでは「歌詞に"you"とあるだけ」だったのが、唄全体、「"you"に向かって言葉を紡いでる」に変貌するんだよ。
私はといえば、殆どのビギナーが遠慮と気恥ずかしさから出来ないアイコンタクトとボディ・ランゲージ(「次、ベースソロお願い」「このあとテーマに戻ります」)だけはしっかりできて、そこだけは誉められましたwww
むちゃくちゃ、やる気のない目のクッキーちゃん笑わせてくれて有難う!!
わたしも全然ダメだわ。切れ長とか通り越して一本の線みたいだし。
整形しておめめパッチリにしたい。
我が家で目ぢからがすごいのはやっぱりシェルティでしたわよ。
乱君の、私が食べ物を一人で全部食べちゃった時の
「あああああ!たべちゃった!!!」っていう目がすごい。
目って、魔力があると信じられてた地域が多いんじゃないかな、とふと思いました。
目の形した魔除けのお守りとか、邪眼に対する恐れとか信仰とか。。。
貴人に対して目を合わさず下を向いて畏まるのは、身分の高い人は祭祀に関ってたから、その力を畏れてたのもあるのかな~と適当に思考してみました^^;
うちの初代も、(人間の)ごはんが残り少なくなってくると、座りなおして目を見開いてました。
目の開き具合とヨダレの垂れ具合が比例していましたね~。。。
それにしてもうぃるちさんの「キランっ」と言う
研ぎ澄まされた緊張感のある目にはつよーい生命力を感じます。
サーシャ・コーエンとかサラ・ヒューズのアピール力は凄いですよね。自信にみなぎっている目ぢからってすごいんだな。
おっつ!真茶君の目も素敵~。 綺麗なアーモンド型(って言うのかな?!)
バレエの目線一つを取っても、民族の違いがあるんですね。へぇ~ナルホド。 是非!う○ちではなく、美しいものが落ちている目を目指して頑張って下さいね(笑
あ!コメントありがとうございました♪ あの記事、私に関連した事が書いてあったので、是非ともコメントをしなくっちゃ・・・!と。書いたのを焦ってアピールしてしまいました(大汗
そうそう!忘れてた!私もアルセーヌ・ルパンでした。
小学校の図書館で十巻位あったのを一心不乱に読んだのでした(笑
夏。旅はグランドサークルをチョビッとドライブするのが候補に挙っています(笑 実現なるか?!
肉食だろうがなんだろうが目の生え際の毛の流れが私にはつぼ!!!
犬のどこが一番好きか?って目から鼻にかけての毛なのかも・・・ウン
Hopeちゃんはまさに天使ですね。あの目で見つめられたかった・・・
newワンコちゃん、大きな目なのですがあまり目線を合わせるのが苦手みたいで、毎日目をみて話しするようにしています。日に日に上手になっています。
Hopeちゃんのように100万ボルトとはいかないでしょうが私たちも1000分の1くらいの眼光ほしいです。(笑)
>>「彼の目を見て、彼に語りかけるつもりで歌ってください」
おお、劇団員の練習みたい。やっぱり「目」って大切なんですね。
日本人が「目」をうまく使うことが自然にできるようになるには、あと数千年かかったりするのかも。