ちょっと疲れてます…。シェルターのボランティアから帰ったところ。ええ、またもやルーカス君にやられました。(3週間ご無沙汰していた間にほとんどの犬がアダプトされていったというのに、やっぱりしっかり残ってましたね、彼は…orz)
当然ながら、アイスクリームパピーたちは全員引き取られた後でした~。ベビーブームが一段落したようで、シェルターは落ち着いています。
我々を見つけていきなり「遊んでくれ」のジャンプ攻撃
あんた、そんなんじゃ里親見つからないってば。
前回のことがあるのでとにかく慎重に、引っ張られないように、ルーカスが引っ張る前に制御するんだ!と堅く決心の上でケネルから出発!
なんかもう、気持ちが先走っちゃって、1メートル進むのに20歩くらい足が床の上を滑っていたようです。まるで赤塚不二男のマンガの足のようでした。そして、5秒後、引っ張り返そうと力を入れた私の手がドアの縁にヒット!( ̄▽ ̄;)イターイ
雨が降っていたのでルーカス連れて一緒に沼に落ちるなんて想像するのも怖ろしい。部屋で遊ぶことにしました。部屋に入って3秒後…「いい子ね、ルーカス…」とかがみ込んだ私の顔面に大喜びのジャンピング・ルーカス激突!!(★▽★;)目から火花が…
続いてのいけにえはブーの右腕に来ました。ソファに座ったフーの右腕を踏み切り台にしたルーカス、厳しい教育的指導を受けます。
「うわーん、降参~ごめんちゃい!」
悪気はないんだ、悪気は。しかし、このハイパーさ…大丈夫でしょうか、本当に。
今日、いつものように犬舎を見て回っていたら、必ずいるはずのコリーミックス、パイパーが見つからなかったのです。パイパーは可愛い顔をしているのに、気難しい、というか、近づいた犬や人間に突然攻撃的になることがあって、なんとこの施設に11年もいたのです。団体からのニュースレターや壁のポスター、チラシにも「パイパーのForever Homeを見つけることは私たちの最後の悲願です。」と書かれていました。
そのパイパーの犬舎に別の犬が入っている…ああ、とうとうパイパーは…そう思ってスタッフに聞いてみました。勇気を出して。すると!彼女はパッと顔を輝かせて、
「パイパー、そうなのよ、あの子、アダプトされたのよ!」
と!なななな、なんですと!?とても良い人が見つかって、パイパーとずっと暮らしてくれることになったんだそうです。他にも足の悪い犬を飼っていて、その子に特別の車いすを作ってあげているし、犬のこともよくわかっていて申し分ない、天使のような人だ、と。そしてパイパーもその人にはもちろん、他の同居犬たちともなんの問題もなく幸せに暮らしているんだそうです。奇跡だなあ。
だから…ルーカス、希望は捨てちゃいけない!少なくとも顔は可愛いんだし。しかし、今日は白いルーカスが黄色くなっていたし、臭いもひどかった…明日お風呂に入れる予定とのことだったけど、どうしてルーカスだけあんなに汚れちゃうのかしらん。困った子だ~。でもなんだか気になります。バカな子ほど可愛いってやつでしょうか。早くアダプトされてちょうだい、ルーカス君。
そして、今日、不思議なことにあのLadyも、また残っていました。
犬が飛びかかってくるうちは連れ出してはいけません。落ち着くまで待つのが基本。
「お外に出たのよ~」
トライカラーのコリーとジャーマンシェパードのmixかな。麻呂まゆ毛が素敵です。
走った走った!
ルーカスにすっかりエネルギーを吸い取られた私、まだ今日は予定が詰まってます。うおぉ~
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ハイパー君、よかったですね!!
今は外出が多いので、動物は一切飼わないと決めて、庭にくる野鳥にパンくずを捲くだけですが、(尾長が20羽ほども集団でやってきます)、次に飼う時には、こういうところから引き取るのも考慮します。
Pyper、凶暴な「女の子」だったんです(笑)。やはりどこかに縁があるんでしょうね。
日本にはあまり[No Killシェルター」ってないんですよね。だからこそ、殺処分されてしまう数日のうちに里親捜しをしてくれれば…と思うのですが、多くのセンターではそういう手間も予算もかけられないようです。
今日もこの瞬間に苦しみながら窒息死させられている動物たちがいるのかと思うとやりきれません。
まさかと思いました。スタッフの人も「もう私たちみんな泣きそうになったわ」と言ってましたよ。これほど多くの人に幸せを願ってもらえる犬も少ないかもしれませんね。