スパゲティストラップのキャミソールにスーパーショートパンツの女の人二人がタンデムでバイクをかっ飛ばしてました。
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ちょっと写真遠いなあ。かっこいいけど、ヘルメットもかぶっていないし、「臓器提供候補者」とか呼ばれちゃうから気をつけてほしいですね。
こんなアメリカですが、200年前は全然様子が違ったようです。
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所属するダンスグループが独立記念日イベントに呼ばれたので行ってきました。左の白っぽい建物は当時のまま。
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1800年代後期、リージェンシー(アメリカでは本当はフェデラルと呼ばれるらしいけれど、イギリスのリージェンシーが有名すぎてみんなリージェンシーと言ってしまいがちなのだとか)時代です。
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この納屋は当時のものを模して最近建てられたのですが、なんと窓付けエアコン付き。ここで涼むことができなかったら死人がでてたかも~。34℃炎天下でのダンスでした。
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キッチンの流し。流し!?そう。ドライシンクと言って、この中に桶を置いて桶の中で洗い物をする。上下水道とかないですもんね。
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リアルすぎた子どもたち。
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フィドル売りのテントもありました。
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バイオリンに似てるけど、フィドルはもっとずっと自由なもので、炎天下で日に当たろうが寒い戸外に放置しようが問題ない楽器なんだそうです。ただ、大きい音が出ないのでオーケストラには入れないが(お高くとまった)クラシック音楽を弾くためにあるものではないのだ、と職人さんは誇らしげでした。
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今やフィドル職人はアメリカ国内でもほとんど絶滅している。この人はある日1500ドルのフィドルを売ったとき、ふと「違う、自分は裕福層のために楽器を作ってるんじゃない、誰でもどんな人でも習ったりしないで楽しめる楽器を作りたくてこの仕事をしてるんだ」と気づいて売るのを止めたと言っていました。
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自由な楽器。いいなあ。
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熱中症寸前のダンストゥループのワタシタチ。一人だけデイドレス(日中用に着る服)の手持ちがなくイブニングドレスなので浮いております。この時代の特徴はハイウェストの長いスカート。
ダンスと言ってもこの時代はカントリーダンス。一人指示する人がいて、男女が2列に向かい合って踊るフォークダンスみたいなもの。観客、というか他の参加者も巻き込んでライブの楽器で踊りました。その後独立戦争時のスピーチの大真面目な再現なんかもありまして、リベラル派の多いうちのグループのみなさんは引いてました~。ま、私にとってはコスプレですし。
大砲、好きなのね。。。
確かに音が小さくて、踊るのはわりと大変でした。
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「犬は一回休みでち。」
かわいい!ほしい~~
ほしいよねえ~!私もほしい!一緒にいた友人は「作る!」と言ってましたが…さてさて。