
グレートスモーキーズマウンテンは、どの道を走ってももれなく清流とセットになっています。こういう当たり前の清流が、うちの方にはないんです。鉱物の影響でどこも茶色く濁った川ばかり。
今回のキャンプ拠点は、山頂を越えてGSMの南側、ノースキャロライナ州にありました。せっかくなので、そちらをメインにあちこちウロウロ。クッキーを連れて行けるトレールは相変わらず少ししかないのですが、のんびり派の我が家には充分。

チェローキーのリザベーションでは、道路標示も英語とチェローキーの言葉の二本立てになっていました。



おお、ウェルチロードだってよ。うぃるち、聞いた?
うぇるちロードの駐車場に車を置いて、(普通なら)ほんの5分ほどのトレールを上っていきます。

5分と言っても半分くらいはこんな階段で。

このとき、どうやら甲状腺が亢進気味だったらしいフーには大変な道のりでした。私もバセドウ最盛期の頃、日本でちょっとした山道が登れなくてショックを受けたものですが、今回のフーも自分が信じられないようでした。
ともあれ、薄情にもさっさと行ってしまった男性陣(オットに息子にクッキー)に遅れること数分、たどり着いたそこには…!

左下の小さな円の中にヒトがいます。
写真を撮った橋の上から滝まで100メートルくらいあったと思うけれど、それだけ離れてもまだ視界に滝の全景が入りきりませんでした。「うわー、大きい滝!」と思ってから視線を上に上げると、最初に「大きい」と思ったところの3倍くらいの高さにてっぺんがありました。すごいすごい。これじゃシャケも上れないだろうねえ。

いや、上るかも…。

冷たい水に浸かってご機嫌のクッキーさん。
こんなにお手軽にこんな風景が楽しめるなんて、GSMすごすぎる。
そして、その帰り道、普通に国道を走っていたら、突然前の車が急停車。あわや追突!?と急ブレーキをかけたところ…

エルク様のお出ましでした。

しかも斑点のある仔エルク付き。

あとからあとから集団でのご登場。

立派なツノ付きも2頭いました。

親子かな?

野生だけど、ちゃんと識別番号の首輪がつけられています。それにしても大きい。昔の人たちはこんな動物を狩っていたのか…

当然ながら交通はマヒね。この後、渋滞は膨れ上がり、両側の交通がストップしました。前回のクマ騒ぎのときに比べると静かなものでしたけど。
この興奮の中オットがぽつりと、「オレがカナダ(去年のロッキーマウンテン1200kmのバイクイベント)で見たのって、エルクじゃなかったみたい…」どうやらムースをエルクと勘違いしていたらしいです。あらあら。誤解が解けてよかったね。

「って感じでゆるゆると過ぎたキャンプだった。オレ、満足。」

「それにしてもアイドルってほんと、楽じゃない。」

存分に堪能したはずのこの緑、もう恋しいです。
だらだらのキャンプ記につき合っていただき、ありがとうございました。昨日あたりから、こちらは急激に涼しくなり、なんと明日早朝の予想最低気温は49度F…って摂氏で何度?ええっ10℃切るのか!今日まいたパンジーの種、家の中に入れた方がいいかしらん。。。
きっとGSMあたりではもう紅葉が始まっているでしょう。実はこの辺りでも、数日涼しい朝が続いたら、もう一部のメープルが赤く色づき始めていたりします。夏は本当に行っちゃいましたね。

そろそろお菓子も秋バージョンにするか…
季節の変わり目、ヒトも動物も体調を崩しやすい時期ですね。我が学区でも、ついについに新型インフルエンザの感染報告が出ました!みなさんもお気をつけください。
新しい天使ちゃんたち、虹の橋にはおいしいものもきれいなものもたくさんあるそうですよ。たくさん遊んで待っててね。



私は昨日は青緑をみてきました。ドッグビーチへ。
きっとクキさんは大喜びするでしょうね。
さすがにエルクは秘境でもみることはないですが、秘境の夏はハロウィンをすぎても続きますよ・・(ハロウィンの写真、みんな半そでですもん)
私の実父・・・・・フーちゃんと一緒にするとフーちゃんに失礼ですが・・・・・73歳で、甲状腺の病気です。もう何年もの付き合いです。実家はアパートの2階なので、どんな体調の時も登らなければ入室できず・・・・・母も私も誰も父を気遣う事なく。でも父もそんな方が気が楽みたいです。自分のペースで父自身も気遣うことなく足を進めるので。
こちらは朝晩すっかり秋です。寒くて寒くて。昼間は暑いくらいですが。そういえば、今年はドッグプールの情報をチェックしてなかった…もうレイバーデーだから終わっちゃってるかも(涙)
ありがとうございます。今はどちらかというとまた元気になりかけているような…波のある病気なのでついて行く方も大変です(…とさんざん自分で振り回した私が言う)
新米破壊天使は虹の橋でも大暴れしてるかな~。