それぞれの母の日

　　　　　　　　

 

7日に母の病院に行ったら、

 

「週末、娘さんの都合がよければ、外泊をしてもらおうかと思って」

 

という先生からの伝言が・・・・

 

えっ！今週末？心の準備とうちの準備ができてません・・・とも言えず、

 

金曜日から日曜日まで、2泊3日の実家お泊りツアーに行って参りました

 

治療の効果でかなり元気の出てきた母を見て、そろそろ外来で治療をしてほしいと

 

言われていたので、こういう試験的退院も近いなぁとは思っていたのですが・・・

 

実家は両親の2人暮らし

 

先生はそれを心配して、転院がベストでしょうと言っていますが、

 

なかなか実家の近くに受け入れてくれる病院が見つからず、今に至っております

 

うちで介護することはどういうことか、お互いに経験してもらおうというこの企画

 

病院から車椅子とポータブルトイレを借りて、

 

介護タクシーというものに初めて乗って帰ってまいりました

 

母は久しぶりの我が家にとても喜んで、さっそくず～と気になっていた衣替えを

 

し始めました・・・・・じゃなくて、ポータブルトイレに座って指図をし始めました

 

　　　真ん中の部屋の押入れからあれ持ってきて～　　

 

　　　これは、バザーに出して、・・・・あっ、これはとっとくから　　

 

女王様状態です

 

値札がついたままの服もたくさん出てきて、本人も「もう買わない」と後悔してました

 

わたしも気をつけようと心ひそかに思いました

 

あ～でもない、こ～でもないとうちにいる間じゅう整理をしてました

 

ほんとはお天気がよかったら、車椅子でその辺を散歩したかったのにさ・・・・

 

うちだって、まだ衣替えしていないのにさ・・・・

 

（違う意味で）すっかり疲れてしまいました

 

 

病院では食欲のなかった母も、うちでは食べたいものがいっぱい

 

ご希望通りの鮭茶漬け、ぱりぱりの薄い生地のピザきゅうりのぬかづけetc

 

用意して差し上げました

 

夜はひとつの部屋で、3人川の字になって寝ました

 

何十年ぶりだろう・・・・

 

 

 

そんな中で見つけた昔の日記・・・・・

 

 

　　　　　　　

 

 

チラッと見たら、とっても恥ずかしかったので、（詩とか書いてあったりして・・・）

 

もう捨てていいからと父に頼んでおきました

 

　　　　　　　

 

　　　　　　

　　　　　　　　　この頃は郷　ヒロミが好きだったんだなぁ・・・・

 

 

 

2泊3日の久しぶりの親孝行な母の日を過ごし、うちに帰った私を待っていたものは、

 

夫の掃除してくれた部屋と、テーブルの上に置かれた娘からの手紙でした