【信仰短歌】
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（大阪 ぽこぺん）
十字架の御苦しみにさししめすこれぞ汝（な）が母これぞ汝（な）が子と
(2021/05/08)
祝言をことほぐ宴招きませ新たなる佳酒干せるとぞ聞く
(2021/05/08)
#カナの婚宴
辛抱は信望となむ違（たが）ふべき 哀もいづれは愛となれかし
（2021/06/14）
（6点）
天に富、土に宝と主はいふも いづこにあるや三百億
（2021/06/14）
（罰当たり）
先人も茲（ここ）に涙をこぼせるか念珠跡見よ聖母のみ堂
（2021/06/14）
📿
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（埼玉 チャロクロ）
緑なるスカプラリオに願いこめ聖母の風うけ きょうも祈らむ
(2021/05/10）
赦すこと聖母の助けありてこそ涙にじんで我蘇り
(2021/05/12)
ロザリオは神の恵みのシンフォニー 聖母マリアの祈りこだます
(2021/05/18)
ロザリオやスカプラリオの祈り聴き聖母とりつぎ絶ゆるひまなし
（2021/05/20）
ツイッター一首の歌が魂を貫き通す射祷にも似て
（2021/05/23）
辛き日に祈れぬわが身支えるは 聖母ひき継ぐロザリオの珠
（2021/05/27）
若き日に神父くださるロザリオは 年が明けたら形見となれり
ツイッター「いいね」という名の百合の花 聖母の風で香りつたわる
（2021/08/07）
人生のなみだの谷にそのみ名のひびき絶えざる聖母マリアよ
（2021/08/12）
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（大阪 浅草大将）
(置かれた場所で)
願はずも種とまかれて咲く花の散らばよしとて神よめでませ
(息子の就職にあたりて)
ともし灯の証しを生きよぬばたまの世にたつ君も神のひかりと
申すをば示すが神のひと文字にはじめにありし言葉かしこむ
（2021/05/18）
越えてゆくあすの旅路はしらね山しらであめより示す道はも
（2021/05/19）
（2021/05/19）
天よりか御たまのあらし吹くとても岩のいしづゑ受けてゆるがじ
（2021/05/23）
（聖霊降臨）
(聖ヨセフ)
したへども見えぬヨセフの後ろかげ父なる神をとふがごとくに
（2021/06/14）
(被爆聖母)
まなざしに今は光の見えねどもこころ深きに世を見そなはす
(2021/08/09)
(聖母被昇天)
身もたまもあまつ御国にあげられてなほ地にうめく人にそひます
挙げられてゆくを遥かに仰ぐればあまつ后の御ころもの空
（2021/08/15）
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（和歌山 しの）
（おばはん、心の短歌）
ちょっとだけ覗く聖堂どこ行くねん声が聴こえて聖櫃の前
(2021/05/18)
（小聖堂に置かれた御聖櫃（せいひつ）。ステンドグラスの色を
映しながら、美しい光を放っています。）
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（イタリア ミカエル森）
宴なかば佳酒尽きたるにみ母立ち山移さばや神を動かす
(2021/05/19)
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（札幌 FrancisMax ）
色褪せて聖母の旗を取り替える心の御影は褪せることなし
（2021/05/19）
（聖母の旗＝スカプラリオ）
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（大阪 星澤ひろ）
サマリア人いつ出会っても構わないそうだあとで合羽買いにこ
（2021/05/20）
小磯良平 聖書装画「善きサマリア人」
【解説】
コロナ禍のこのご時世、合羽（カッパ）を持ってたら道で追い剥ぎに遭った
サマリア人に会った時、応急手当て出来る（相手にも感染させない）やん。
大阪救急車呼べないし。整形外科外来なら開いてるよね？
消えかけて止まりかけてた信仰にアイディア降りた降臨の朝
（2021/05/23 聖霊降臨の主日）
煉獄のお客様あり柔らかく 天を指さす聖人のミサ
（2021/05/31）
【解説】
ピエトレルチーナの聖パードレピオ様のごミサに煉獄から
たくさんの聖なる霊魂が与って天国に導かれたというお話が好きです。
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（エシディシ）
不満たれ神を罵るその人の知らぬところで神は働く
（2021/06/14）
アブラムが見上げパウロが見たほどの 多くの星はいまは見えねど
（2021/06/15）
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（ピタロー）
つまぐれば何処の地にも恵みあり聖き御母の珠の数々
（2021/06/15）
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（白妙 清）
旧新正新たな時代手を取って分かち愛の日エキュメニカル
（2021/06/15）
（キリスト教一致祈祷週間）
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【射祷と信仰短歌】（ブログ管理：チャロクロ）
射祷（しゃとう）とは数語から成る短い形式の祈り、ひと呼吸のうちに
唱えることができる祈り、または矢をつがえて射るように神に向けて
発する祈りです。その目的は、神の現存を思い出すのを助けるためで、
詩的にもすばらしい表現が多いのです。
ひるがえって、わが国にも古来より短歌という形式と伝統をもった
豊かな表現が可能な詩が存在してきました。そしてこれをたしなむ
信仰者がみずからの信ずるところをこの短歌にして詠めば、そこには
おのずと射祷の目的に似た表現が生まれます。
そこで、このような歌をつくられた作者の作品をブログにおさめ
「信仰短歌」として掲載いたしました。この信仰短歌も射祷と
おなじように、神の現存を感じさせるのに助けとなるのでは
ないでしょうか。
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第1部 信経
第２部 秘跡
―以上ー
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