おどんとちるす 白
カリブの台湾出張は、季節が偏って(秋冬)いましたが、
まだ暑さの残る季節にやってまいりました。
早速、休みの日は、いきつけの森へハイキングです。
いきつけと言っても、相変わらず理解不能な、中国語での
バス停留所で途中下車ができないため、
終点が目的地の路線バスに連れて行かれるだけです・・・
台中市からバスで2.5時間の「渓頭」に出かけました。
渓頭森林遊楽区がもうけられていて、
適度な散策が楽しめます。
国立公園ページはこちら↓
http://www.exfo.ntu.edu.tw/sitou/cht/
歩道脇の林縁部で、小さなランが咲いていました。
白色ランは、台湾野生ラン3冊写真図鑑
(:また購入してしまった・・・(-_-;;)
では、パラパラめくりにより、
齒唇蘭屬(Odontochilus)の仲間とは思いましたが、
短柱齒唇蘭と單嚢齒唇蘭の区別がつかなかったため、
ネット検索してみました。
FLORA OF TAIWAN の本を
スキャンしたページがありましたので、見てみると。
http://tai2.ntu.edu.tw/ebook/ebookpage.php?book=Fl. Taiwan 2nd edit.&volume=5&page=984
http://tai2.ntu.edu.tw/ebook/ebookpage.php?book=Fl. Taiwan 2nd edit.&volume=5&page=986
Odontochilus 齒唇蘭屬
1. Odontochilus brevistylus Hook. f. 短柱齒唇蘭
2. Odontochilus elwesii Clarke ex Hook. f. 紫葉齒唇蘭
3. Odontochilus inabai ( Hayat ) Hayata 單嚢齒唇蘭
4. Odontochilus lanceolatus ( Lindl. ) Blume 雙嚢齒唇蘭
側萼片の脈が1条or羽状脈で、
短柱(O.brevistylus)と單嚢(O.イナバ)が
検索表で分かれています。
さらに、短柱(O.brevistylus)は、
次ページ以降のイラストでは、
唇弁の縁が鋸歯状になっているので、絵合わせでも、
唇弁の縁が全縁の單嚢(O.イナバ)とは違うのではと思いました。
というわけで、とりあえず
短柱齒唇蘭 Odontochilus brevistylus
としときます。
黄色のラン、
雙嚢齒唇蘭 Odontochilus lanceolatus
は、歩道の斜面下50cmぐらいのところに生えていて、
寝そべって、カメラを近づければ、
届きましたが、他の台湾人ハイカーに、
「人が倒れている」と、思われるのが危険だったため、
片手を伸ばした、リコーコンデジでのお任せ撮影にとどまりました。
どちらも、ゲジゲジ虫チックなデザインのリップで、
かわいらしさは感じられませんが、
南の島ならではのランでした。
撮影画像はこちらです。
http://cariboulog.blogspot.com/2008/09/blog-post.html
岩肌では、イワタバコの残り花が見られました。
見慣れない白い筒状の花もあり、
とりあえず撮してきました。
何の仲間か、さっぱりでしたが、
偶然にも検索したイワタバコのネットページの近くに、
写真があって、同じ仲間の
ツノギリソウ(角桐草)
でありました。 つづく。。。。。
苦苣苔(イワタバコ)
台灣半?苣苔(ツノギリソウ)
http://www.sunlinksea.com.tw/index.htm
http://www.goto307.com.tw/
http://cariboulog.blogspot.com/