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「このマンガがすごい!2011」&「このライトノベルがすごい!2011」

2010-12-11 02:37:37 | コミック・ラノベ
「このマンガがすごい!2011」&「このライトノベルがすごい!2011」について。

 今年も「このマンガがすごい!2011」が発売され、ランキングが発表になった。
 調べてみたところ、今回のランキングは、この様になったそうだ。

オトコ編
 1 進撃の巨人
 2 テルマエロマエ
 3 さよならもいわずに
 4 ONE PIECE
 5 鋼の錬金術師
 6 乙嫁語り
 7 ドリフターズ
 8 バクマン。
 9 アイアムアヒーロー
 10 惡の華

 ランキングには11位から20位までもあったが、ここでは割愛。

 思ったよりも、知らない作品が多いな。
 世の中には、まだまだ僕の知らない名作が眠っている様で嬉しい。
 1位の『進撃の巨人』は、早速注文した。

 ただ、『アイアムアヒーロー』は3巻まで買ったけど、僕には合わなかったなぁ。
 読んでいると乳酸が溜まっていくんだけど、どの辺が評価されているんだろ?


オンナ編
 1 HER
 2 ドントクライガール
 3 海月姫
 4 ちはやふる
 5 夏雪ランデブー
 6 大奥
 7 ウツボラ
 8 清く柔く
 9 君に届け
 10 町でうわさの天狗の子

 相変わらず、こっちは全然知らないなぁ。
 取り敢えず、以前から気になっていた『君に届け』を注文しておいた。



このライトノベルがすごい!2011

 1 とある魔術の禁書目録
 2 僕は友達が少ない
 3 バカとテストと召喚獣
 4 ソードアート・オンライン
 5 ベン・トー
 6 「文学少女」シリーズ
 7 「生徒会の一存」シリーズ
 8 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
 9 デュラララ!!
 10 神様のメモ帳

 ……去年から代わり映えしねぇ。

 正直、最近のラノベは、ギャルゲみたいなのばっかで好きになれない。
 需要があるのは分かるが、僕的にはその手の作品はもう飽きた。
 まぁ、後述する通り、『はがない』は意外と面白かったケド。



 ついでに、今年も僕が面白いと思った作品ベスト10を紹介してみる。
 去年同様、対象となるのは僕が今年初めて1巻を買った作品。
 これ、わざわざ「初めて」と付けないと『咲-Saki-』とかも対象になっちゃうんだよね。どうでもいいけどさ。

 なお、これも去年同様、順番はテキトー。
 一番上が1番で、一番下が10番という訳ではない。



のだめカンタービレ



 神作。
 今頃読んだんだけど、やっぱ話題になるだけあるね。
 こんなに面白いなら、もっと早く読めば良かったなぁ。
 23巻で一度完結したものの、24巻から番外編が始まり、嬉しい限り。



弱虫ペダル



 以前にも紹介した通り、心から買って良かったと思っている作品。
 僕は、週刊少年チャンピオンを購読していないので、新刊の発売が楽しみでしょうがない。

 ところで、インターハイって、3日目に1位でゴールしたチームが優勝なんだよね?
 そうすると、優勝するだけなら、ファーストスプリンター賞や山岳賞を獲る意味は無いの?
 それに、本当に「勝利のことだけ考える」なら、無理してまで1日目や2日目に1位を獲る必要も無し?



ヴィンランド・サガ



 西暦700年代の終期から約300の間
 龍頭の船をあやつる民族が北ヨーロッパに存在した
 西欧諸国 ロシア 北アフリカ ギリシア 中東に到るまで
 彼らはあらゆる地に現れ 戦い 略奪し 去っていった
 フランク古フランス語で「北の民ノルマンニ」 イギリス語では「デーン人」 ビザンツ帝国では「ルス」「ロス」
 後の世にヴァイキングと呼ばれる者達である

 海賊として有名な、ヴァイキングを題材にした作品。
 某なんちゃって海賊ものと違い、ヴァイキングたちの生き方がリアルに描かれていて面白い。
 いや、某なんちゃって海賊ものも面白いし、泣けるけどね。



テルマエ・ロマエ



 風呂漫画……、と言えば良いのだろうか?
 古代ローマ人の浴場設計技師がタイムスリップし、現代日本の風呂を知るというユニークな作品。
 内容が内容だけに、1巻だけでネタ切れするんじゃないかと心配したが、2巻もなかなか面白かった。



GIANT KILLING



 日本のプロサッカーを題材にした作品だが、監督を主人公にしたところが面白い。

 ところで、現実のサッカーでも、サポーターって、こんなに気持ち悪いもんなの?
 確かに、チームを応援する行為は、選手たちの励みになると思う。
 でも、「チームを強くするのはサポーターだ」なんて、本気で口にする人間には、ちょっと引く。
 そういや、ファンの応援が結果に影響を与えない事を、以前、ドイツの研究者が証明してたよね。



だぶるじぇい



 野中英次原作、亜桜まる作画のギャグマンガ。
 詳しい内容については、第1話第2話の感想を参照のこと。
 つまようじさん可愛い。



めだかボックス



 台詞回しが秀逸な作品で、読切版は好きだったのだが、いざ連載になるとイマイチだった。
 そして、ジャンプの悪癖、バトル漫画への路線変更が行われ、完全に終了。
 ……そう思っていたのだが、初期から伏線のあったキャラ「球磨川禊」が登場してから、格段に面白くなった。

 今では、連載中のジャンプ作品の中で、僕が最も面白いと思うのが、この『めだかボックス』である。
 つか、『HUNTER×HUNTER』が休載中のいま、『めだか』が終わったら、僕はジャンプ買うの止めちゃうかも。



角刈りすずめ



 近代麻雀連載中のギャグ漫画。

 この作者、『殺し屋さん』とか『B.B.Joker』を書いている人だったんだ。
 道理で、近代麻雀の作品なのに、面白い訳だ。

 ハッキリ言って、いま面白い麻雀漫画って、麻雀漫画専門じゃない人が描いたのばっかだなぁ。
 この一條マサヒデの『角刈りすずめ』、大和田秀樹の『ムダヅモ無き改革』、小林立の『咲-Saki-』。
 考えてみれば、『兎 -野性の闘牌-』の伊藤誠だって、麻雀漫画はその作品だけだし。

 正直、惰性でやっている様な老害は追い出して、世代交代して欲しい。



赤ずきんちゃんがずきんを脱いだようです



 漫画?
 絵本?



 どうして ばーちゃんの耳は そんなに大きいの?
 ………。 それはね、赤ずきんの声が 良く聞こえるようにだよ。



 ふーん。
 じゃー ばーちゃんは 私が生まれてくる前は 耳ちっちゃかったの!?


 もっともな質問だ。

 こんな作品。



僕は友達が少ない



 ラノベ。
 この作品、僕は面白いと思うのだが、紹介の仕方が難しい。
 特徴を列挙すると、悪いところばっかりになってしまって、「あれ?」となる。

 まず、タイトルが『僕は友達が少ない』なのに、主人公の一人称は「俺」。何かの伏線?
 次に、カラーページにイラスト付きで紹介されているのに、登場しないキャラがいる。2巻で出て来た。
 文中で、頻繁に「文字の拡大」や「太字」が使われる。顔文字が使われた事も。
 内容は、高校生が、ギャルゲーの実況プレイしたり、劇の創作を始めて途中で放り出したり。
 登場人物も、特段目新しいところはなく、何処かで見た設定のキャラばかり。

 正直、僕は、プロットを書いたメモを間違って出版しちゃったんじゃないかとさえ思った。
 こんな作品なのに、いざ読んでみると面白いんだよなぁ。読み易いし。言ってみれば、日常系ラノベ?
 今後、ラノベは、こういう作品が増えていくのかも……なんて、ちょっと思った。



 以上で10作品だが、他にも、今年買った中で、

 『百舌谷さん逆上する』
 『高校球児 ザワさん』
 『ディーふらぐ!』
 『とんぬらさん』
 『へうげもの』
 『ひぐらしの哭く頃に雀 燕返し編』
 『這いよれ! ニャル子さん』
 『電波女と青春男』
 『ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』

 辺りは、面白かった。

 ……この辺は、万人受けする作品ではなく、読者を選ぶと思うケド。



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9 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-12-11 14:29:53
『弱虫ペダル』
フラットや山岳のリザルトも、1、2日目の優勝も、それはそれで目指す価値があるんでしょう。

それは箱根駅伝と一緒で、みんな復路優勝目指して走るけど、
往路優勝も立派な優勝だし、区間賞も一つのステータスとして価値あるものだし、それと同じことじゃないかな?多分。

あと作中にもあったけど、そういったリザルトを獲ることでゼッケンの色が変わって、
周りから一目置かれるってのも、3日間のレースの中でも割と重要なことなのかも。

…自転車競技したことないから知らんケド(笑)
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Unknown (Unknown)
2010-12-11 19:02:07
少女漫画部門では
”ちはやふる”絶対におすすめです。

百人一首の漫画なのですが、是非読んでみてほしいです。
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Unknown ( )
2010-12-11 19:18:29
詳しいレビューいいね
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Unknown (Unknown)
2010-12-12 00:10:51
自転車競技ではステージ優勝と山岳賞とスプリント賞と個人総合優勝とチーム総合優勝は、
全部別の価値があるもの
個々の選手やチームがそれぞれに価値を見出してそれを目指す競技

弱虫ペダルがどういう描写・ルールなのか、読んだことがないので知らないけど、
現実のインターハイではワンデーレースしかやってないので、2日目とか3日目とかはないな
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Unknown (Unknown)
2010-12-13 10:55:47
ライトノベルから『戦闘城砦マスラヲ』がオススメです。萌え度0%燃え度120%の王道っぽい物語。
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Unknown (キヨイ)
2010-12-13 11:08:22
同じくめだかボックスがいまジャンプで一番面白いと思う
まあ、HUNTER×HUNTERが再開したら話は別だが
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Unknown (katsu666)
2010-12-14 22:01:45
>ちはやふる
そう言えば、ちはやふるは持ってました。
一応、少女漫画でしたね、あれも。
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はじめまして (ハイヌウェレ)
2011-01-14 04:34:15
はじめて書き込みさせていただきます。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
特に「咲」のレビューを拝見させてもらってますが、
解説が丁寧でとても見やすいです。

ランキングに共感できるものを感じたのでこれを
知らなければ勿体無いと思ったものを紹介させてください

「それでも町は廻っている」
偉そうなこと言っておいて最近アニメ化したもので
恐縮ですが、これは実際読んでみると面白い、
独特の良い雰囲気を保ってる漫画です
日常系に分類されますが、一巻ずつにテーマがあって
それを伝えやすいように羅列してあるなど、作者の
後書きから気づくとすごいなと思うことがあります
キャラクターも萌えでなく中身で勝負しています
アニメも十分な出来でしたが私は漫画から入ることをお勧めします
もし既読でしたらすいません
機会があったら是非読んでみてください^^
以上長文駄文失礼しました。ヤンガンの発売楽しみです
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Unknown (katsu666)
2011-01-14 08:01:00
>それ町
僕も原作からのファンで、全巻持ってます。
面白いですよね。
日常系かと思ったら、ほんのりとSF(すこしふしぎ)要素が混じってて。

他にオススメの作品があったら、また教えて下さい。
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