近代麻雀 2009年12月15日号
ムダヅモ無き改革
白熱する“神々の麻雀”。
闘牌開始からこれまで、ヒトラーは全局、ローマ教皇から直撃を奪っている。
だが、これまでに和了ったのは全て安手。
1本場もヒトラーはローマ教皇を直撃したが、平和のみの1500点は1800点に過ぎなかった。
ダブリーもかけず、安手で和了り続けるヒトラーの狙いは、
八連荘!!! 役満…!!!
八連荘は予想していたが、エイトセンシズとルビるとは斜め上だった。
阿頼耶識に目覚めて、冥界にでも行くつもりなんだろうか?
ローマ教皇の口から語られるヒトラーとの因縁。
1945年5月5日、後のローマ教皇ラッツィンガーは、ある男性を病院に移送する途中だった。
シックル・グルーバーというその男性は、ナチスにガソリンをかけられ、火あぶりにされたのだという。
全身に火傷を負い、包帯で包まれたシックル・グルーバーを、ラッツィンガーは献身的に介護する。
だが、シックル・グルーバーと名乗るその人物こそ、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーだったのである。
調べてみたら、小さい頃のアドルフの姓は「ヒトラー」ではなく、「シックルグルーバー」だったのか。
火傷で全身に包帯を巻いたヒトラーを見て、某志々雄真実を思い出した。
それと、このベルガー司祭って、ピウス12世がモデルなんだろうか?
1人だけ何も知らないラッツィンガーを余所に、車はヴェネツィアの桟橋に到着する。
ヒトラーは、口封じのためにベルガー司祭を射殺すると、そこに出現した潜水艦に乗って、姿を消した。
ヒトラーがラッツィンガーに自らの名を名乗り、彼の口を封じる事無くその場から立ち去ったのは、ラッツィンガーがしてくれた介護への礼のつもりだったのだろうか?
この日から、ラッツィンガーのヒトラーを追い求める日々が始まったのだという。
これがキッカケで、美青年だったラッツィンガーが、暗黒卿みたいな顔になってしまったのだろうか?
「60年も 余を追い求め 亡き者にしようとするその執念!! 素直に賞賛する!!」
こういって笑うヒトラーだったが、ローマ教皇の返答は、ヒトラーにとって予想外のものだった。
私はお前を救済するために来たのです
お~、素晴らしい。
まさかこの作品で、こんなセリフが出て来るとは。
「健康な人に医者はいらない。いるのは病人である」
「わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」
だったっけ?
タイゾーによると、ローマ教皇のこの言葉で、風向きが変わったのだという。
ずっとヒトラーが和了り続けるだけの一方的な展開だったが、これで反撃なるか?
それはそうと、
キャッ
最後のページでイゾルデがまさかのパンチラ。
この1コマのインパクトで、ローマ教皇の話が記憶から吹っ飛んでしまった。
突風 パンチラ わーいわーい
ワシズ
海賊の兄を相手取り、ワシズが挑む麻雀は「モンスターハンギング」!!!
プレイヤーの座るイスには両足と首に枷がついており、その3つの鍵は他家が1つずつ持っている。
他家から自分の鍵を取り上げるには、ツモでも直撃でも、一度に8000点以上を奪う事が条件。
8000点に満たない和了りはただ局が進むだけ。なのでツモなら倍満以上でないと意味がない。
なお、勝負は「海を泳ぐ巨大な亀の上」で行われる。
亀は空腹になると海の中に潜っていくので、プレイヤーはそれまでに鍵を手に入れなければ死ぬ。
相変わらず、凄い事を考えるものだ。
亀の気紛れによっては、誰も鍵を手に入れられないまま、4人仲良くゲームオーバーか。
文学が気付いた、卓の下に見えているものって何だろう?
海賊の兄がワシズの北単騎を止められた理由は?
円 ~まどか~
話も面白いし、絵も上手いけど、これが麻雀漫画なのかどうかは疑問だな。
むこうぶち
あれ、この話、たった2話で終わり?
対極的な打ち方の親子に対し、傀がお手本を見せるのかと思いきや、問答無用で御無礼連発か。
何だか、8巻にあった「逢魔ヶ辻」の話を劣化させたような回だったな。
次号予告
次号より、「ひぐらしの哭く頃に 雀 ~燕返し編~」、新連載開始なのですよ。にぱー☆
……マジかよ。
ムダヅモ無き改革
白熱する“神々の麻雀”。
闘牌開始からこれまで、ヒトラーは全局、ローマ教皇から直撃を奪っている。
だが、これまでに和了ったのは全て安手。
1本場もヒトラーはローマ教皇を直撃したが、平和のみの1500点は1800点に過ぎなかった。
ダブリーもかけず、安手で和了り続けるヒトラーの狙いは、
八連荘!!! 役満…!!!
八連荘は予想していたが、エイトセンシズとルビるとは斜め上だった。
阿頼耶識に目覚めて、冥界にでも行くつもりなんだろうか?
ローマ教皇の口から語られるヒトラーとの因縁。
1945年5月5日、後のローマ教皇ラッツィンガーは、ある男性を病院に移送する途中だった。
シックル・グルーバーというその男性は、ナチスにガソリンをかけられ、火あぶりにされたのだという。
全身に火傷を負い、包帯で包まれたシックル・グルーバーを、ラッツィンガーは献身的に介護する。
だが、シックル・グルーバーと名乗るその人物こそ、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーだったのである。
調べてみたら、小さい頃のアドルフの姓は「ヒトラー」ではなく、「シックルグルーバー」だったのか。
火傷で全身に包帯を巻いたヒトラーを見て、某志々雄真実を思い出した。
それと、このベルガー司祭って、ピウス12世がモデルなんだろうか?
1人だけ何も知らないラッツィンガーを余所に、車はヴェネツィアの桟橋に到着する。
ヒトラーは、口封じのためにベルガー司祭を射殺すると、そこに出現した潜水艦に乗って、姿を消した。
ヒトラーがラッツィンガーに自らの名を名乗り、彼の口を封じる事無くその場から立ち去ったのは、ラッツィンガーがしてくれた介護への礼のつもりだったのだろうか?
この日から、ラッツィンガーのヒトラーを追い求める日々が始まったのだという。
これがキッカケで、美青年だったラッツィンガーが、暗黒卿みたいな顔になってしまったのだろうか?
「60年も 余を追い求め 亡き者にしようとするその執念!! 素直に賞賛する!!」
こういって笑うヒトラーだったが、ローマ教皇の返答は、ヒトラーにとって予想外のものだった。
私はお前を救済するために来たのです
お~、素晴らしい。
まさかこの作品で、こんなセリフが出て来るとは。
「健康な人に医者はいらない。いるのは病人である」
「わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」
だったっけ?
タイゾーによると、ローマ教皇のこの言葉で、風向きが変わったのだという。
ずっとヒトラーが和了り続けるだけの一方的な展開だったが、これで反撃なるか?
それはそうと、
キャッ
最後のページでイゾルデがまさかのパンチラ。
この1コマのインパクトで、ローマ教皇の話が記憶から吹っ飛んでしまった。
突風 パンチラ わーいわーい
ワシズ
海賊の兄を相手取り、ワシズが挑む麻雀は「モンスターハンギング」!!!
プレイヤーの座るイスには両足と首に枷がついており、その3つの鍵は他家が1つずつ持っている。
他家から自分の鍵を取り上げるには、ツモでも直撃でも、一度に8000点以上を奪う事が条件。
8000点に満たない和了りはただ局が進むだけ。なのでツモなら倍満以上でないと意味がない。
なお、勝負は「海を泳ぐ巨大な亀の上」で行われる。
亀は空腹になると海の中に潜っていくので、プレイヤーはそれまでに鍵を手に入れなければ死ぬ。
相変わらず、凄い事を考えるものだ。
亀の気紛れによっては、誰も鍵を手に入れられないまま、4人仲良くゲームオーバーか。
文学が気付いた、卓の下に見えているものって何だろう?
海賊の兄がワシズの北単騎を止められた理由は?
円 ~まどか~
話も面白いし、絵も上手いけど、これが麻雀漫画なのかどうかは疑問だな。
むこうぶち
あれ、この話、たった2話で終わり?
対極的な打ち方の親子に対し、傀がお手本を見せるのかと思いきや、問答無用で御無礼連発か。
何だか、8巻にあった「逢魔ヶ辻」の話を劣化させたような回だったな。
次号予告
次号より、「ひぐらしの哭く頃に 雀 ~燕返し編~」、新連載開始なのですよ。にぱー☆
……マジかよ。
流石にコレはないわ~ですね。
しかも作画が山田J太って…
12月8日発売予定らしいです。
「e-animedia」には11月中旬って書いてあったのに伸びましたね…