賭博堕天録カイジ 和也編 感想

賭博堕天録カイジ 和也編　第39話　因果


　ゲーム開始前、３人が互いに檄を飛ばし合っていた（現代語）事が判明。



　‥‥だから何だよと思ったが、黒服からそれを聞いた和也は激昂した。

　何でも、それでは、この「救出」に真に参加している事にならないらしい。
　この「檄」のせいで、３人の思考がロックされ、おかしな事になっている、と和也は言う。


　ハッキリ言って、意味が分からない。
　分からないが、和也的には道理が通っているらしく、事態改善のため、何らかの細工を開始した。


　本当はこんな細工はしたくなかったんだが‥‥

　目覚めてないっていうんじゃ 仕方ない！



　和也がしたのは、まず一番上の光山を救出者に選ぶ事。
　そして、これから、何らかの「ハプニング」を起こすつもりみたいだが、そちらについては不明。

　恐らくは、間一髪の状況を作り出し、３人の危機感を煽りたいのだろう。
　一番上を救出者にしたのは、本来なら、最も時間的余裕がある状況だからかな？


　今回は、ようやく「救出」ゲームが始まったという気がした。
　傍観者のカイジが、どういう役割を担うのかは、ちょっと楽しみだ。
　まさか、和也の細工に最後まで気付かず、ただ見ているだけで終わりって事はないよな？


　珍しく、次回が気になる終わり方だったが、次号は定期休載。
　連載再開は、6月28日発売号から。