第7話 閑無④
閑無視点で語られる、松江こども麻雀大会決勝戦。
はやりんの12000点出和了りで始まった決勝戦だが、閑無ちゃんも負けじと食らい付く。
そして迎えた親番、閑無ちゃんはタンヤオ三暗刻の2600オールツモで逆転し、単独トップへと躍り出た。
まだ試合途中とはいえ、去年は手も足も出なかった相手を追い抜いて、閑無ちゃんは心の中で得意満面。
「今 私がトップ!」
局は進み、南3局。
ここまで閑無ちゃんとはやりんの一騎打ちだった勝負に、突如として割り込んだのが慕だった。
慕は平和純全三色ドラ1をツモ和了り、8000オールでラスから一気にトップを逆転。
しかし、状況的には苦しくなったハズの閑無ちゃんの顔には、どうしてか笑みが浮かぶ。
なお、はやりんが慕のツモを予感していた様なところは「慕③」でもあったけど、
今回の「閑無④」では、それがより強調して描かれていた。
この辺に、はやりんが閑無ちゃんより一枚上手な理由があるのかな?
次局、閑無ちゃんは、700・1300の1本場は800・1400ツモで、再びトップへと返り咲く。
これで点数状況は、閑無:37900点、慕:35000点、はやりん:33500点、向村:13600点。
「よーしよしよし 大! 逆! 転!!」
しかし、オーラスで、閑無ちゃんははやりんへと手痛い放銃。
デバサイの2600点で、閑無ちゃんは4400点下だったはやりんに逆転優勝を許してしまった。
にしても、はやりん、4400点差なのにタンヤオドラ1をダマなんだ。
正確な手牌や場況はよく分からないけど、仮にが和了牌でも、リーチでツモれば逆転なのに。
それと、はやりんの手牌にがあるけど、この大会は赤どころか裏ドラもなしの競技ルールだったよね?
まぁ、赤牌が入れてあっても、特にドラ扱いはしていないという場合もあるけどさ。
麻雀なんか大嫌いで、はやりんに勝つためだけにやっているのだと言っていた閑無ちゃん。
だから、再びはやりんに敗北した事で、閑無ちゃんはまだ麻雀をやめる訳にはいかなくなってしまった。
「おさらばできなかった
また1年やることになるか」
「麻雀―――…」
でも、そんな閑無ちゃんが上げた顔には、どこか嬉しそうな表情が浮かんでいた。
ところで、
「慕③」ではこんな事を言っていた杏果さんだが、
その実、しっかりと観戦していた事が判明。
杏果さんは、本当に良い友達なんだなぁ。
というか、むしろ娘を陰から見守っている母親みたいだ。
閑無ちゃんに慕を誘わせたのも、こうやって試合の様子を見ていたからだったんだね。
大会後、「閑無がおかしい?」「前からじゃない」と、とーかみたいな事を言われている閑無ちゃん。
でも、大会を境に、閑無ちゃんは女に―――もとい、大人になった様だ。
季節が夏になった頃、そんな閑無ちゃんの周りにはかつてのメンバーが戻って来ていた。
ただ、以前の事もあってか、今まで閑無ちゃんの家では遊んでいなかったらしい。
それなのに、冷房目的で来訪したいという友人をすんなり受け入れる閑無ちゃんは大人だね。
そして、ここで閑無ちゃんが、1年前に言えなかった「ゴメン」を口にするところは泣ける。
それに対し、玲奈の方も悪い意味でなく遠慮がなくなっているのが、対等な友達という感じで良かった。
閑無ちゃんがひとつ大人になり、閑無編はこれでひとまず終了かな?
そして、次回からは一体どういう話になるんだろう?
作者サイトを見る限りでは、もうしばらくは小学生編?
余談だが、最近は、咲ポの『爆発始動レボリューション』が閑無ちゃんのテーマソングにしか聴こえなくて困る。
視点変えれば1000倍 君はほら無敵だから
変えられる君と 僕も爆発レボリューション
抱きしめろ今を 君と爆発レボリューション
閑無視点で語られる、松江こども麻雀大会決勝戦。
はやりんの12000点出和了りで始まった決勝戦だが、閑無ちゃんも負けじと食らい付く。
そして迎えた親番、閑無ちゃんはタンヤオ三暗刻の2600オールツモで逆転し、単独トップへと躍り出た。
まだ試合途中とはいえ、去年は手も足も出なかった相手を追い抜いて、閑無ちゃんは心の中で得意満面。
「今 私がトップ!」
局は進み、南3局。
ここまで閑無ちゃんとはやりんの一騎打ちだった勝負に、突如として割り込んだのが慕だった。
慕は平和純全三色ドラ1をツモ和了り、8000オールでラスから一気にトップを逆転。
しかし、状況的には苦しくなったハズの閑無ちゃんの顔には、どうしてか笑みが浮かぶ。
なお、はやりんが慕のツモを予感していた様なところは「慕③」でもあったけど、
今回の「閑無④」では、それがより強調して描かれていた。
この辺に、はやりんが閑無ちゃんより一枚上手な理由があるのかな?
次局、閑無ちゃんは、700・1300の1本場は800・1400ツモで、再びトップへと返り咲く。
これで点数状況は、閑無:37900点、慕:35000点、はやりん:33500点、向村:13600点。
「よーしよしよし 大! 逆! 転!!」
しかし、オーラスで、閑無ちゃんははやりんへと手痛い放銃。
デバサイの2600点で、閑無ちゃんは4400点下だったはやりんに逆転優勝を許してしまった。
にしても、はやりん、4400点差なのにタンヤオドラ1をダマなんだ。
正確な手牌や場況はよく分からないけど、仮にが和了牌でも、リーチでツモれば逆転なのに。
それと、はやりんの手牌にがあるけど、この大会は赤どころか裏ドラもなしの競技ルールだったよね?
まぁ、赤牌が入れてあっても、特にドラ扱いはしていないという場合もあるけどさ。
麻雀なんか大嫌いで、はやりんに勝つためだけにやっているのだと言っていた閑無ちゃん。
だから、再びはやりんに敗北した事で、閑無ちゃんはまだ麻雀をやめる訳にはいかなくなってしまった。
「おさらばできなかった
また1年やることになるか」
「麻雀―――…」
でも、そんな閑無ちゃんが上げた顔には、どこか嬉しそうな表情が浮かんでいた。
ところで、
「慕③」ではこんな事を言っていた杏果さんだが、
その実、しっかりと観戦していた事が判明。
杏果さんは、本当に良い友達なんだなぁ。
というか、むしろ娘を陰から見守っている母親みたいだ。
閑無ちゃんに慕を誘わせたのも、こうやって試合の様子を見ていたからだったんだね。
大会後、「閑無がおかしい?」「前からじゃない」と、とーかみたいな事を言われている閑無ちゃん。
でも、大会を境に、閑無ちゃんは女に―――もとい、大人になった様だ。
季節が夏になった頃、そんな閑無ちゃんの周りにはかつてのメンバーが戻って来ていた。
ただ、以前の事もあってか、今まで閑無ちゃんの家では遊んでいなかったらしい。
それなのに、冷房目的で来訪したいという友人をすんなり受け入れる閑無ちゃんは大人だね。
そして、ここで閑無ちゃんが、1年前に言えなかった「ゴメン」を口にするところは泣ける。
それに対し、玲奈の方も悪い意味でなく遠慮がなくなっているのが、対等な友達という感じで良かった。
閑無ちゃんがひとつ大人になり、閑無編はこれでひとまず終了かな?
そして、次回からは一体どういう話になるんだろう?
作者サイトを見る限りでは、もうしばらくは小学生編?
余談だが、最近は、咲ポの『爆発始動レボリューション』が閑無ちゃんのテーマソングにしか聴こえなくて困る。
視点変えれば1000倍 君はほら無敵だから
変えられる君と 僕も爆発レボリューション
抱きしめろ今を 君と爆発レボリューション
はやりんは能力者っぽいなぁ。
一番上の絵、一人忘れられてるw
次ははやりん編みたいですね
めっちゃ大人な杏果カーチャンかわいい!
はやり編はぜひ読みたい。
シノハユ見てると小林立が描きたいのはこういうのなんだろうなぁと思う
各校十巻位描きたいって言ってたし
でも本編勝ち上がりトナメでそれは無理があるよね
リーグ戦形式ならまだやりやすいが
感知能力と特殊能力は一緒にするべきではないと思うなあ。
洋榎ちゃんは感知能力あるっぽいけど、能力者と呼ぶのはなんか憚られるし。