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ときどき出かけている中華食堂の「クサカ亭」、気付いたらずいぶんご無沙汰していたので、先日行ってみようということになった。
到着すると、入り口のドアが修理されていて、なんとなくこぎれいになったような・・・っていうか、空気が違うような。
入店すると、メニューなどは変わっておらず、いつものようにいつものホンコン麺をお願いした。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。おお、まさしく、これだよこれ・・・とある種ノスタルジーを感じながらスープをすする。
ズズッ・・・あれれ? スープの味が違うような。あらかじめ誤解のないように言っておくと、まずいのではない。ただ、スープの味が上品になったような(苦笑)
そこでキッチンに目をやると、あのなんともムードのあるオヤジさんがいらっしゃらないことに気がついた。
ついでに、その奥様らしき店員さんもいらっしゃらなくなっている。そうか、奥様の体調が優れない様子だったが、引退したのか・・・もと。
年齢的に見てご子息と思われる方が代替わりでお店を引き受けたようだ。いずこでもよくある話であるが、クサカ亭もご他聞に漏れず・・・か。
お店が続いていることは嬉しいことだが、あの江戸っ子っぽいオヤジさんがいらっしゃらなくなったのがさびしい。
思えば、一秀もそうだったし、クサカ亭もか・・・って。
何より、メニューはそのままながら味が上品になったことがちょっとなあ・・・新しいご主人には悪いが、今後行く機会は減りそうだ。
といいつつ、帰りに気がついたのが入り口脇にあったモバイルバッテリーのレンタルサービス。
いまどきといえばそうだが、およそこのサービスがもっとも似合わないお店だったと認識しているだけに、これもまた時代を感じてしまった。
オヤジさんと奥様には元気でいてほしいものだ。
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