アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

サラリーマンのJUDOのきめ技

2012-08-09 06:00:05 | VOW
ロンドン五輪での柔道は、日本は過去最低の成績という結果になったが、見ていて多くの方が感じたのではないかと思うのが、あれは柔道ではなく「JUDO」という別のスポーツだということだ。

 組み手争いで、シビアなやり取りがあっても消極的として指導を受ける・・・一方で、足をかけるつもりがなくても、かけていく動きさえしていれば攻撃しているとみなされる。
 女子の杉本が決勝で敗れた旗判定も、なぜ3-0になるのかよくわからん・・・という感じではなかったろうか。

 福見が敗れた試合も、相手に場外に引き込まれるような動きが、自ら意識的に場外に出て行ったとして指導ポイントを取られたことが、敗因のひとつだった。
 まあ、それは逆にいえば、JUDOは日本のお家芸のスポーツではないわけだから、今回の結果は当然というべきかと。

 なんて前置きをしつつ、SNSで拾った写真・・・サラリーマンJUDOの技という。
 まずは「背負い過ぎ」。うーん、責任感のある会社員に限ってよくやる技なんだが、その結果はほとんどの場合、体調を崩すのが関のヤマで、技ありどころか有効もとれない(苦笑)

 逆に、極めて効果があるのが「丸投げ」だ。主に、役員とか出世頭とかいう方が得意とする技。ほとんど身体に負担がかからないので、連戦にもバッチリだ(爆)
 もちろん、投げが決まれば一本になるし、万一決まらなくても、相手が自ら場外に出たという体裁を取れるので必殺技となるが、背負い過ぎが得意な選手には思い切れない技。

 地味ながら、なかなか厳しい技なのが「月末締め」だ。最初はどうってことないので、放置しておくと、最後は締まってとんでもなく効いてくる。
 早めの対応ができれば、簡単に逃げられる技なんだが・・・(汗)

 対戦相手によって、攻め技にも受け技にもなるのが、「価格抑え込み」だ。ここ10年くらいは、この技が主流になり、かつての主流だった「接待落とし」はほとんど見られなくなった(苦笑)
 なんて感じかなあ・・・こうしてみると、サラリーマンのJUDOもずいぶんと技に変化が出てきているのかも。

 そういえば、ロンドン五輪は開会式で、こうした流れを予測させるような歌が流れていた。ヘイ、ジュードー・・・って(寒)
 

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松本薫「金」のご褒美は・・・ | トップ | 小原の思いに感動したぞ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

VOW」カテゴリの最新記事