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アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

阿国華芝居ふたたび

2018-02-19 06:00:04 | つれづれ

以前も紹介したことのある柊プロジェクトのステージ。二人の語りにミュージカルをのせるという独特のスタイルでのパフォーマンスで毎年出掛けている。

 

 最初に見に行ったときがこのとき2014年のことだった。出雲阿国を題材にオリジナルのストーリーをのせたものだったが・・・

 歴史マニアで芸の世界にも縁のある小生としては、メチャクチャ興味深いもの。こちらの平家物語を軸にしたものも面白かった

 

 今年は、そのプロジェクト10周年ということで、出雲阿国を題材にしたものを再演してくれた。一部手直しをしたところがあるという。

 ストーリーは前回のものを覚えていたので、今回は細部のセリフとか、踊っているダンサー一人ひとりに目がいった。

 

 毎回思うことだが、このパフォーマンスのシナリオがけっこう深い。たとえば、長篠の戦いで殺された武田信玄の家臣の末裔が、「徳川が敵だ」というシーン。

 確かにこの戦いの相手は織田・徳川連合軍だが、直接的には織田が敵のはず・・・普通の人ならそう思うはず。

 

 だが、この戦いは一般人なら鉄砲三千丁のところに焦点が当たりがちだが、その実で野戦のシーンで本当に武田軍に壊滅的な打撃を与えたのは、徳川勢なのだ

 またダンサーにスポットを当てると、主役級のダンサーはもちろんだが、若手のダンサーにも目が行った。

 

 技術的なところはわからないが、なんとも楽しそうに踊っていてその笑顔が印象的なダンサーがいたりすると、ついついそっちに目が行ってしまったりして・・・

 フィナーレでは写真撮影が許可され、SNS拡散もOKとのことになり、失礼させていただいた。皆さん素敵である。

 

 さて、セリフだが、出雲阿国が晩年言うセリフに・・・「私は、生まれ変わっても踊っていたい。一番じゃなくてもいいんだ、踊っていたい」というのがあった。

 これが前回同様、なんともしみいってきた。現在は、プロではないが、ボランティアで、いろんなところで落語をやらせていただいている小生、シンクロしてしまったぞ。

 

 また舞台の中での台詞に、「芸人はその芸で、お客さんにひとときの夢を魅せる」ってのもあった。

 今の小生、ひとときでも夢を魅せているかなあ・・・って。

 

でも・・・あのダンサーの笑顔、可愛かったなあ(←けっこう萌えていたふしが・・・)

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