キャリアのSIMロック縛りに対して、本人からのリクエストがあれば条件付きでSIMロック解除ができるようになってから格安SIMのハードルも低くなった。
まずDocomoがDocomo系の格安SIMに対して普通に使えるようにしてくれたが、auやSoftbankは依然としてSIMロック解除が必要だ。
またauの場合、au系の格安SIMであっても、一部の会社のSIMを除き、やはりSIMロック解除が必要だったりする。詳細は各自でご確認されたい。
さて、小生の手元に使わなくなったauのiPhone6があった。この機種はauでのSIMロック解除対象外の端末であり、このままでは格安SIMが使えない。
そこで、なんとかしたいと思い、まず思い切って・・・といろいろ調べたのがこちらの記事、まずはご存じファクトリーアンロック。端末の販売業者へのデータベースからロックのかかった端末のSIMロック解除を行なうもので一番確実だが、インチキ業者もあるとか。
こんなサイトが見つかり、au(KDDI)の場合、13,755円という。むむ・・・どうしようかと思っていたが、たまたま現在受付中断中だった。
また、いつまで使用するかどうかわからない端末にこのコストを支払うのは・・・で思い出したのが、記事にもあるSIMロック解除アダプタ。
ひとくちで言うと、SIMに下駄を履かせるもので、その下駄で端末をだましてSIMフリー化(正しくは実質フリー化)するもの。
楽天やAmazonでも取り扱っていて、こちらの商品を試してみた。正直なところ、相性の問題や通信の安定性の問題もあるのでダメなケースもあるらしいが、auのiPhoneに特化した商品だし、ダメならしかたないくらいの気持ちで・・・まあ1268円なら・・・と。
さて、届いたものはこんな感じで、中は本当にカード一枚(笑)
まずはアダプタとSIMを重ねて端末にセットする。商品の説明書はないが、Amazonの商品サイトに説明がついていたので、その通りに進めると、画面はこんな感じになり、早速Docomoの電波を掴まえている。
だが、格安SIMになじみのある方ならご存じの通り、このままではモバイルネットワークに入れていないので、iPhoneの場合はカードに合わせたプロファイルのインストールが必要。
ここでそれを入れると・・・おお、しっかりLTEで電波を掴まえている。見事に大成功だ。ここまでの所要時間はわずか20分程度。楽勝だ。
かくして、死に体となっていたiPhone6がこれで見事に復活してくれた。実はこの端末4.7インチなので、十分使いやすいサイズ。
しかも4.6インチのXperia Compactより薄くて軽い。今回入れたのは0円SIMだから、ランニングも実質無料で使い倒せそうだ。
こんな端末お持ちの方(特にauやSoftbank)の方で、一度格安SIMをお試ししたい方がいたら、ぜひお勧めしたい。アダプタにはauの端末向けとか、Softbankの端末にも対応とかあるので、注意してほしい。概ね1000円~2000円くらいだ。
つまり、ショップで手続きするより安いことになるし、今回のようなロック解除対象外のスマホだとこれか、ファクトリーアンロックしかない。ただし、不具合や相性の問題が出る場合があるので、その辺は各自自己責任でお願いする。念のため・・・
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