アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ヤケ食いの朝のノスタルジー

2022-02-01 06:00:00 | つれづれ

ある日の朝、ルーティンの一区切りの時のこと。この日はあることで、イライラしてヤケ食いの気分になり、松屋の牛めしのミニを食べることにした

 

 こういう時って、お腹がそれほど空いているわけではなく、ただ単に飯をかきこみたくなるだけで・・・どう考えても身体に悪いんだが・・・

 いつものように、大量の紅ショウガを乗せ、七味もたっぷりかける。牛めしならぬショウガ丼というノリで、一気にかきこむ。

 

 美味い! といえば美味いが、そもそもが空腹ではないのでやってるそばから虚しさも・・・って、わかってるならやるなよ、いい歳こいて(苦笑)

 次の瞬間、学生時代の思い出が蘇ってきた。クラブの先輩の指導という名のシゴキで、おかず・汁ともになしで白飯を丼7杯食べさせられたことを・・・

 

 あの時に比べれば、苦しくなんかないぞ・・・と(←比べるだけおかしいって)。一応、シチュエーションだけ説明しておくと、学生時代、休暇を利用して全国の老人ホームなどを訪問し、落語の口演をやらせてもらっていたときのことだ。

 その日は施設に宿泊させていただくことが多いのだが、当時のルールとして出された食事は完食するというのがあった

 

 老人ホームに行くと、「若いんだからたくさん食べてください」と言われ、ご飯だけドーンとたくさんいただくことが多く、上級生が食べないと、その分下級生が・・・と。

 その時の班には同期がもうひとりいたが、優しい先輩は小生にだけ食べるよう愛の指導を・・・という次第。

 

 そんなことからもうひとつ蘇ってきたのが、キャンパスを歩いていたら、先輩と出くわし、「おお、いいところであった、今から稽古つけてやるので、そこで座ってやれ」と水溜まりに正座して稽古をさせられたこと

 足が痛いとかよりも、屈辱的な思いと恥ずかしさで大変悲しかった楽しかったことを覚えている。

 

 これらが、落語の稽古にどう役立つかは別にして、社会人になってからの理不尽なパワハラや苦情のお客様対応には耐えられたのはこれらの経験があったからかも・・・

 でも、さすがに部屋に監禁されてこん棒で殴られたり、会社の応接室で包丁を振り回されたりした時はキツかったなあ

 

 でも、それよりもある役員からグーで殴られたり、全国大会の最優秀賞になり、その表彰式後のパーティ会場で呼びつけられて、参加者全員の前で延々と罵倒されたあげく、「タバコを買ってこい」とどなられたときの方が辛かった

 その役員が、その後転勤先で再び上司になり、さらに転勤した先で三度上司になったとき、早期退職を決意した・・・

 

 そう考えると、学生時代のあれに耐えられたのはどこかに愛を感じたのかも・・・

 なんてもろもろ考えた朝だった。ときに、このお姉さんは誰だって?  あの・・・水溜まりで検索したら出てきたんですが・・・あっ、「瑞田 茉莉」さんだあ(苦笑)

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